キャンプ道具の中でも、ポールって結構かさばりますよね。
テントだけで過ごすのも手軽で良いけれど、タープを張ると「キャンプ感」がグッと増して気分が出るものです。
雨や日除けとしても欠かせません。
天気の良い日、日向とのコントラストを楽しみながらタープ下でアイスコーヒーを飲むの、大好きです。

でもタープを張るにはポールが必要。落ちてる枝を探しても良いのですが、長くて状態の良い物だとなかなか見つからない事も。
そこでぼくが持ち歩いてる、コンパクトでそこそこ安価なソロ向きのポールが、FIELDOORのアルミテントポールです
FIELDOOR アルミテントポール 直径16mm
FIELDOORは、テントやタープから小物までさまざまなキャンプギアを扱う日本のメーカー。比較的新しいブランドで、全体的に低価格なのが特徴です。
そういう意味ではDODと似ているかもしれませんが、あちらほどブッ飛んだ(褒め言葉!)製品はなく、シンプルで正統派なアイテムが多い印象です。
そのFIELDOORから出ているアルミテントポールの16mmが、今回レビューするアイテムです。
長さ【有効長】 | 180cm(30cm単位で調整可能) |
径 | 16mm |
収納サイズ | 約35cm×7cm |
重さ | 約600g(12本分) |
材質 | A7075超々ジュラルミン |
カラー | ゴールド/シルバー/ブラウン/ブラック/レッド |
5本連結の150cmタイプもありますが、1本単位で買い足しが出来ないことを考えると、こちらの180cmタイプをオススメします。
いつも思うんですが、ポールってどこのメーカーも商品名なのか商品説明なのか分からない名前ですよね。
一目で「あのポールだ!」と分かる固有名称を考えてあげたい!
本体レビュー

ちゃんとした収納袋が付いています。全部で12本もあるので専用の袋はありがたい。
とくべつ丈夫、という感じでもないですが、ま、普通の袋です。普通(褒めてます)。
1年以上使ってみて、今のところホツレなどはありません。
格安中華アイテムをいくつか買ってみて思ったのが、この普通を普通にやってくれる日本メーカーのありがたさ。
携帯性が良い
コンパクトで、とにかく携帯性にすぐれた製品です。
手に持って見るとこのサイズ。

バックパックでの持ち運びも問題なし。
サイドでも内部でも、楽に収納できます。

まさにソロ向け。
バイクのキャンプにもピッタリじゃないでしょうか。
分割すると全12本
1本あたり35cm(有効30cm)なので、2ポール分で全12本!
「この中に12本も入ってるの?!」 ってくらいコンパクトな見た目ですが、ちゃんと入ってます。

出してみると、そのボリュームに驚く。
けどアルミ製なので意外なほど軽く感じます。
実際、長さ・直径共ほぼ同じサイズの、このスチール製ポールは約1.3k。

対してFIELDOORアルミテントポール16mmは約600g。ほぼ半分程度の重さです。
スチール製は重いぶんお値段が安いですが、それにしてもこの差は大きい。

連結は差込タイプ。コードなどで繋がってはいないので、使う本数により長さをで調整できます。
1本あたり30cmになります。
短くはもちろん、より長くすることできますが、強度を考えると180cm以上で使うのは難しいでしょう。
付属品などは無く、ポールと収納袋のみの製品です。付属のロープやペグは使い物にならない場合がほどんどなので、これはかえって良い事ですね。

ロゴが控えめなのも個人的には高ポイント。というか、数回使うまで気づきませんでした。
所有しているのはゴールドのカラーで、ヘンにピカピカせず、割と落ち着いたマットな金です。
サイトで目立ったり、浮いて見えることもありません。

先端のピンは長さ5cm。シボ加工もしてあり、不意にロープが抜けてしまうような事もありません。
使用した感想
径が16mmと細いので、小型のタープと合わせるのが通常です。

ぼくはUSTのヘキサタープで使うことが多いのですが、3×3m程度のタープくらいまでなら、風が強くない限りは大丈夫です。

アルミ製の中でも特に強い超々ジュラルミンを使用しているので、見た目のわりに強度があります。
短くして使えば、3×4mのタープでもけっこうイケる。

ただ、TC素材などの重量があるタープに使うのはやめた方が良いと思います。
まとめ

軽くてコンパクト。小さなタープならメインポールとして使っても問題ない強度。
ソロキャンするならオススメの製品です。
高さ調整ができるので、サブポールとしても有能。ひとつ持っておくといろいろ使えて便利なアイテムです。
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