こんにちは、shizuwaです。
突然ですが、「ぼくがキャンプで嫌なものベスト3」の一角を担うニクイあいつ。
ブヨ。
この前のキャンプでそいつが襲来。赤い渦巻のチカラでなんとか撃退には成功したものの、こちらも少しキズを負う結果となってしまいました。

不覚です。
ですが今回は、エマージェンシーキットの中に新装備「ポイズンリムーバー」が入っています。
心強い!
ブヨに負わされた傷に、ポイズンリムーバーは果たしてどのくらい効果があるのでしょうか?
ブヨってなに?
過去の偉人はこんな格言を遺しています。
『彼を知り己を知れば百戦殆からず』
さて、ブヨとは何者なのでしょうか?
ブヨはこんな虫
他にもブユとかブトとか、地域によって呼び方が違うそうですね。
ぼくのところではブヨです。
イエバエの4分の1ほどの小ささ(約3~5mm)で透明な羽を持ち、体は黒っぽく丸まったような形をしているものが多い。特に春から夏(3月~9月)にかけて活発に活動する。蚊やアブと違い吸血の際は皮膚を噛み切り吸血するので、中心に赤い出血点や流血、水ぶくれが現れる。その際に唾液腺から毒素を注入するため、吸血直後はそれ程かゆみは感じなくても、翌日以降に(アレルギー等、体質に大きく関係するが)患部が通常の2~3倍ほどに赤く膨れ上がり激しい痒みや疼痛、発熱の症状が1~2週間程現れる。
【ウィキペディアより】
見た目はちっちゃいハエですが、要注意の強敵です。
ブヨの害
蚊やアブと同じく吸血するが、それらと違って皮膚を噛み切り吸血するので、患部に出血や水ぶくれが現れる。その際に注入される毒素の影響で、患部が通常の2~3倍ほどに腫れ、痒みや発熱の症状が1~2週間ほど現れる。
とウィキペディアにはあります。
実際こいつに噛まれると、ぼくの場合は蚊よりずっと強いかゆみが1週間くらい続きます。薬を塗っても気休め程度にしか効きません。
キャンプ場によく現れる、非常にやっかいな虫なのです。
この前のキャンプで、ブヨに4か所ほど足を咬まれてしまいました。
初日は全然居なかったから安心していたら、翌朝、焚火を準備している時にやられました。

「なんか痒いな~」って見たら、血が出ているではありませんか。
「ヤツだ!やられた」憤りつつも、「ポイズンリムーバーを試すのにちょうど良いではないか」と考える自分もいたりして。
ポイズンリムーバーを試す
正直、蚊程度が相手ではイマイチ効果が分からないのですよ。ムヒ塗っとけば治るからね。
でもブヨは違う。
前に噛まれたとき、一週間は腫れと痒みが続きました。
そのくらいなので、ポイズンリムーバーの効果を試すには絶好の相手です。
吸引する
咬まれた所を吸引します。時計を見て60秒。それを2回ずつ、傷口に施していきます。
リムーバーを外したときに、結構な血が出ていてびっくり。
蚊とは違って皮膚を傷つけているわけだから、そこを吸引したら血が出る理屈です。
でも慌てない。
吸引の後にアルコールティッシュで血をよく拭き取り、ムヒを塗り込んでひとまず処置は完了です。
処置後
3分後
だんだん腫れてきました。痒い!腫れも蚊のそれとは違ってデカい。でもやることはやったので、後は様子を見ます。
30分後
ブヨに咬まれたの忘れてた!痒くないぞ!見ると腫れもほぼ引いています。
約38時間後
今現在、腫れも痒みもずいぶん引きました。「3日目の蚊に刺された跡」程度?予想以上の効果です。スゲエ!
結論
ポイズンリムーバーは間違いなく効果があります。
もちろん正しく使うのが前提だし、個人差はあると思うのですが、はっきり効果があると分かりました。
いやホント、こんなに効くとは思わなかった。
外で活動する機会の多い人は、ぜひ持っておいた方が良いですよ。
使い方は注射器と同じ。非常にシンプルですが基本的なポイズンリムーバー。『とりあえず使ってみたい』という人はコレを!
【メイド・イン・フランス】の逸品。傷口に合わせた3種類のアタッチメントと本体を、専用ケースで持ち運べる。注射器とは逆で押し込んだ時に吸引するので、吸い出し時の保持が楽。あとオシャレ!
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