1990年代にもキャンプブームがありました。
ただ、今と違ってソロキャンプなんて分野はなく、ファミリーやグループがメインだったと思う。
もちろんお一人様はいたけれど、キャンプ目的というよりは『ツーリングでの宿泊手段のひとつ』みたいな感じじゃなかったかなぁ?
当時のブームを楽しんでいたのは、ぼくよりちょっと上の世代のオヤジたち。
現在は50代、60代が多いかな。
自分の周りにも何人かいて、
「今は一人でやる『ソロキャンプ』っていうのが流行っているんですよ」
なんて話していると、
「そうみたいだねぇ。でも一人なんでしょ?」
と、意外と興味はあるけれど、お一人様な部分にハードルを感じるらしい。

まぁ、当時は仲間とワイワイやるもんだったからね。
でも、そのハードルは心理的なモノ。
ひとり焼き肉や、ひとりカラオケに感じるそれと同じです。
ソロキャンプなんて、『登山みたいに入念な準備しないと危険』って訳でもないし、とりあえずやってみりゃあ楽勝ですよ。
ソロキャンプは簡単
だって、すべてが自分のペースで出来るから。
場所だって自由に決められるし、なに食べても良いし、あっちこっち動き回って目の離せない子供もいない。
好きなだけお酒飲んで、ソロテントですごす夜の解放感たらもう!
ぼくなんて未だに、テント張って焚き火で鍋を煮てビール飲んで、あとは寝る。それだけで楽しいし満足です。

最低限それさえこなせればキャンプはとりあえず形になる。
一人なんだから、上手にカッコよくこなす必要もないしね。
良い意味で適当でOK。
ちゃんとしたキャンプ場なら、常識さえあればたいして危険もない。
だからソロは難しくない。
初心者の場合は道具選びとかちょっと迷うかもしれませんが、ぼく的には、買い替え前提で安いのを揃えればいいと思っています。
今はリーズナブルで使える道具がたくさんありますからね。
などど言って、当のオヤジたちを沼に引きずり込んでやろうか、なんて企んでいるこの頃です。
意外と身近なトコロに、ソロキャン予備軍っているもんだ。
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