エバニューのウォーターバッグを、ソロキャンプでずっと愛用しています。
ソフトタイプの水入れは各メーカーからたくさん発売されていますけど、個人的にはコレ一択と言えるほどお気に入り。
その理由は、【上部が大きく開く使い勝手の良さ】【ずっと使える耐久性の高さ】【リーズナブルで良コスパ】な点。
よい部分は他にもいろいろあるんですけど、この3点がとにかく魅力。
軽量コンパクトなソロキャンプギアを検討するなら、エバニューのウォーターバッグは超おすすめなギアとなっています。
5年間、ほぼ毎回キャンプに持ち出して使い倒してきたので、レビュー行きます!
ウォーターバッグレビュー
エバニューウォーターバッグはソフトタイプの水入れです。
運搬時はクルクル丸めて小さく畳めるから、軽量キャンプと好相性。
製造元のエバニューは、高品質なクッカーで抜群の人気を誇るメーカーさん。
このウォーターバッグもクッカー同様、品質が高く使いやすくて、とても良いギアとなっています。
ぼくは2018年ころに購入しまして、キャンプでの出動率は99.9%!
ほぼ必ず持ち出す不動のレギュラーで、替えの利かないオンリーワンな存在です。
他に変えようとも思いません。
エバニューウォーターバッグはそれくらい、とにかく良いギアなのです!
スペック
エバニューウォーターバッグの種類は2Lと3L。
どちらも、サイズ以外はまったく同じものです。
サイズ | 2L:幅220×高さ320mm / 重さ60g 3L:幅250×高さ350mm / 重さ70g |
素材 | 本体:ナイロン、低臭ポリエチレン、三層構造 口栓:ポリエチレン / 留め具:ポリプロピレン キャップ:ポリプロピレン製抗菌加工 |
耐熱温度 | -20~90℃ |
耐圧強度 | 80kgf (784N) |
生産国 | 日本 |
軽量コンパクトなので、基本的にはソロ用。
上部が大きく開く構造上、水を入れた状態での長距離移動には向いておらず、テントサイトでの使用がメインです。
そう、キャンプにはぴったり!
ソフトタイプだけど頑丈
本体の材質はナイロン製。
とても頑丈なビニールのフィルムみたいな感じです。
ちょっとやそっとで破けることはありません。
厚みがあってシッカリしており、水が入ってなくても自立するほど。
使わないときはクルクルと丸めてコンパクトに持ち運べます。
ちなみにぼくは、丸めずにマットやシートの間に挟んでバックパックに入れています。
キャップが本体と繋がっているもの、なくす心配がなくて地味に有難い。
大きな開口部がとにかく便利
エバニューウォーターバッグの最大の特徴は、上部がガバッと大きく開くこと。
プラティパスなど、他のソフトタイプ水入れにはない機能です。
これがとにかく便利で、水を入れる・捨てるのも一瞬。
手間がかかりません。
水筒用のスポンジなどで中を直接洗えるから、清潔さを保ちやすいのも特筆すべきポイント。
乾燥も早いので、雑菌やカビの繁殖を防げます。
ぼくはペットボトルを切って円筒状にしたものを口に入れ、そこから携帯扇風機などで風を送り込んで乾燥させています。
冬場でも1時間かからずに完全乾燥しますよ!
開口部を留めるのは、エニーロックという機構。
ここはエバニューではなく、クラレというメーカーの製品です。
もともとアウトドア用ではなく、『一度開けた袋でもしっかりと密封し繰り返し使える』というキッチンの便利アイテム。
余談ですが、ウチでは予備に買ったエニーロックを妻さんが気に入り、食べかけのポテチを保存するのに大活躍していますw
そんなエニーロック、かなりきっちりと閉まり、水が漏れたことは1度もありません。
レビューでは、装着するさい『硬くて力がいる』との意見が見られますが、大丈夫。使っているうち柔らかくなってきます。
エニーロックは普通に単体で販売していますので、もし無くしたり壊れたりしたときは、別で購入することが可能なのもうれしいポイント。
ウォーターバッグに使われているサイズは【3号】になります。
オレンジ以外にも様々なカラーがあるので、好みの色に変えてみるのも面白いですね。
耐久性はかなり高い
ソフトボトルだと、繰り返し使ったときの耐久性が気になりますよね。
穴あきとか破れとか、水漏れとかね。
ぼくは2018年からかなりの頻度で使っていますが、今のところ全然大丈夫です。
もっとも負荷がかかっているであろうエニーロックに巻き込む部分も、白い折れ筋はあるけれど、切れる気配はまったく無し。
内部もカビなど生えていないし、ニオイもしません。
エバニューウォーターバッグはとても丈夫で、耐久性は高いと言えます。
5年間頻繁に使ってまだまだ大丈夫なんですから、コスパは抜群です。
携帯浄水器とも好相性
エバニューウォーターバッグは、携帯浄水器との相性もばつぐん。
開口部が大きいので、湖や沢から水が汲みやすいからです。
小さな沢ならともかく、湖や川などは水面が陸から1段低くなっているため、手を伸ばして汲むのは意外と大変。
口の狭い通常のボトルだと全部沈めなきゃいけないから、けっこう難しいのです。
いっぽうエバニューウォーターバッグだと、上部が大きく開いているので、バケツみたいに水をすくう要領で簡単に汲めちゃう。
これがすごくラク!
さらに使用後、自然の水を入れた場合は雑菌繁殖の恐れがあるため、きちんと洗浄するのが肝心なのですが、前述した通り洗いやすいからとっても有難いのです!
迷ったら3Lがオススメ
2Lと3L、どっちにしようか?
と迷ったら、とりあえず3Lをおススメします。
理由は大は小を兼ねるから。
折り畳めないハードボトルは大きすぎると邪魔ですが、ソフトボトルは入れる水の量でサイズが変わります。
必要なぶん入れればいいだけなので、2Lと3Lのサイズ差はあってないようなもの。
畳んだときの大きさも大差ありません。
だったら、とりあえず3Lにしとけば問題ないって話です。
それに1泊のソロキャンプで使う水の量は、人やスタイルにもよりますが、だいたい2~3L。
3Lなら1回水を汲むだけで済みますからね。
ちなみにオススメしといて何ですが、ぼくは2Lを使っています。
というのも自分の場合、飲み物は別に持っていくから。
夏場なら保冷剤代わりに凍らせた水や麦茶、冬場は保温ボトルにお湯を入れていきます。
なのでキャンプ場で汲んだ水はほぼ調理用、2Lでじゅうぶん足りるという理由です。
まとめ
軽量キャンプで使うなら、エバニューウォーターバッグはとてもオススメの水入れです。
上部が大きく開くのは、やはり途方もなく大きなメリット。
そのためだけに、ぼくはコレを選んでいます。
ただ、水を入れた状態でバックパック等に入れて長い距離を移動するなら、上部が開かないタイプのほうが良いです。
あまり圧力がかかると、エニーロックが外れてしまう可能性もありますから。
それでも、普通に使っている分には大丈夫。
いままで漏れたことは、一度もありません。
畳んだ状態で持ち運び、テントサイトで水を汲む。
そういう使い方で軽量なギアを検討しているのなら、エバニューウォーターバッグはベストです!
この記事を書いていて気が付いたのは、キャンプ中、エバニューウォーターバッグを撮った写真が全然ないってコト!
クッカーや料理はソコソコあるんですけどね。
意識しないと、水入れなんて撮影しないもんなぁ・・・。
もっと色んな写真撮らないと、って思った次第です。
余談でした。
今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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