Boundless Voyage(バウンレス・ボヤージュ)というメーカのシングルチタンボトルを購入して、今期の冬キャンプで使っています。
主に水筒としての利用ですが、シングルウォールだから、火にかけてケトルのように使うことも可能です。
他にも利点はいろいろあって、
- ステンレスにくらべ軽い
- サビにくい
- においがしないorうつらない
など。
荷物を少なくしたい軽量キャンプではわりと役に立つギアで、使い方次第でいろんな役目をこなします。
このBoundless Voyageのボトルはなかなか質感が良く、ロゴも控えめで見た目も良く、もちろん使い勝手も良好。
良い道具です。
火にかけたりしないなら、べつにペットボトルでもいいんですよ。機能的には変わりません。
ただ、『チタンで出来ている』の一点が重要なのです。
普段は水筒に徹していても、いざとなればケトルにも湯たんぽにもなる。アイデア次第でいろいろこなせる。
そんな余裕がたまりません。
ペットボトルでは得られない道具感にそそられるギアですよ。
【Boundless Voyage】シングルチタンボトル
【Boundless Voyage】はチタン特化の中国メーカー
Boundless Voyageとは、チタン製のギアを得意とする中国のメーカー。
ボトル以外にも、クッカーやケトル、ペグなど、いろいろなチタンギアを扱っています。

価格は(中華ギアとしては)それほど安くないものの、品質がしっかりしており『安心して購入できる真面目な会社』と言うのが個人的な印象。
アマゾンに溢れる有象無象のよく分からない中華メーカーとは明確に違う、真面目なほうの中国メーカー、それがBoundless Voyage。
ぼくは今回のチタンボトル以外にペグも持っていますが、とても良い品で、冬のレギュラーギアになっています。

冬キャンプで便利!シングルチタンボトル
シングルウォールのチタンボトルは保温保冷機能がないかわり、軽くて取り回しがよく、さらに火にかけることも可能。
それはつまり『水筒とケトル』の2役をこなせるわけで、さらに冬には湯たんぽにもなるという、アイデア次第でさまざまな使い方の出来る可能性に満ちたギアです。

Boundless Voyageのシングルチタンボトルは【400ml・550ml・750ml】の全3サイズ。
購入したのは550mlです。
ペットボトルの代わりとして使いたかったので、容量的にこれかなと。
身軽さを重視するなら400ml、湯たんぽとして使いたいなら750mlが良いかと思います。

レビュー
見た目や質感も大変よく、安っぽさはありません。
品の良い箱と、しっかりしたカバー付きです。

本体にはロゴが入っていますが、変に主張せず、これまた品の良い佇まいで好印象。
そして使ってみた感じも、造りやチタンの質などとても良く、日本メーカーのチタンギアと比べても遜色ない印象です。

蓋はパッキン付きでしっかり締まり、横にしても逆さにしても、漏れはありません。

開け閉めも、90度、つまり4分の1回すだけでOK。ぐるぐる回さなくて済むのは、地味にすごく良い。
蓋の上部についているループもちゃんと自立します。

飲み口の内径が約48mmと広いのも良い。
飲みやすいし、入れやすいし、注ぎやすい。
あと、これは雪中キャンプ限定の使い方になりますが、100均で売っているフィルターを乗せて、クッカーで雪を溶かして作った水をろ過する、なんてこともやりやすい。

このボトルはシングルウォールなので保温保冷は出来ませんけど、代わりに直火にかけることも可能。
持ち手がないので手袋などが必要ですが、まとまった量を沸かせるので、場面によってはとても便利な使い方です。

冬なら湯たんぽにするのも有り。
ただ、そのままでは熱すぎるからカバーは必須。セリアに売っているボトルカバーがサイズ的にぴったりです。

湯たんぽの暖かさって、なんて言うか、自然な感じで心地良いんですよね。
550mlだと朝までは保ちませんが、眠りに入るさい寝袋を暖めるくらいなら十分です。
本格的に湯たんぽ運用するなら750mlのほうが良いと思います。
湯たんぽとして使った場合、冷めたとき、内外の圧力差で蓋が開かなくなる場合があります。
ちなみに、以前使っていた900mlのステンレスボトルは、湯たんぽにすると朝まで暖かいままでした。
まとめ
さて、ぼくがこれを雪中キャンプでどう使っているかというと、基本的には水入れです。
水筒ですね。
大元の水入れはエバニューのウォーターバッグ2Lなんですが、そちらは大抵、定位置から動かしません。

かわりにこのチタンボトルに水を入れて、
- 散歩で持ち歩く
- 焚き火脇に置いて調理に使う&飲む
- 睡眠時に枕元に置く
など、アクティブな水入れとして運用しています。
本当にペットボトルの代わりとして使っていて、火にかけたり湯たんぽにしたりは、実はほとんどやりません。
やりませんが、『そういう使い方もできる』という部分に意味があるわけで、マルチツールを持つ感覚に近いのかなって思っています。
とまぁ、ぼくの場合はそんな感じですが、人によって考え方も使い方も違ってあたりまえ。
シングルチタンボトルは、自分なりの使い方ができる自由度の高いギア。
どう自分のスタイルに活かすか、それを考えるのもまた楽しいのです。
いろいろなメーカーから出ていますが、『Boundless Voyage』は、質、使い勝手ともに良いのでおすすめです。
さらに大容量のモデルもありますよ。
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