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鮭と海を味わい尽くす【村上・瀬波温泉】絶景のソロキャンプ(後編)

鮭料理と海の景色を堪能したい!

との思いに突き動かされてやってきた、村上・瀬波温泉ソロキャンプ旅。

午前中、とっても充実した村上市観光をすごし、時間は正午。

いよいよ、瀬波海岸にあるキャンプ場『Sunset Side Base』さんにチェックイン!です。

目次

『Sunset Side Base』で絶景の海キャンプ

キャンプ場『Sunset Side Base』があるのは、瀬波温泉のすぐ北側。

温泉街も近く、車ならあっという間、徒歩でも15分くらいかな。

海に面した絶好のローケーションで、海岸からは一段高くなっているため、とんでもなく眺めが良い。

「ここにテント張れるのかっ!」

と思うと、テンション上がりすぎて阿呆になりそうです。

むかし妻さんが飼っていたミニチュアダックスのサスケは、嬉しいことがあるたび「マジで?マジで!?」って顔をしながら失禁する愛すべき阿呆でしたが、今になり、ようやくあの時の彼の気持ちが分かりました。

漏らしそうになるくらい、絶景!

サイトは区画になっていて、全12サイト。

海側サイトはさらに草地・砂地と別れており、今回、草地を選択。

インスタの画面をお借りして説明すると、赤色枠が草地、水色枠は砂地です。

草地のほうが設営しやすいかな?と思って選んだんですが、どちらにせよ足元は砂。

草地も砂地も、大差はないような印象でした。

今回持ってきたテント『ローベンス・ストーニーブルック3』は、風に強い頼れるやつです。

だって、海沿いで高台でしょ?

すっごい強風になる可能性もあるなぁと思いまして、念のためコイツにしました。

でも幸い、風はあるものの心地よい程度。

なので『ケルティ・ノアズタープ』も張って、サイトの出来上がりです。

程よい海風のおかげで汗もかかず、サラリと快適。

一息ついたら、おもむろに荷物から双眼鏡を取り出して、目の前に広がる大海原に向けてみる。

「海キャンプするならコイツは絶対欠かせないだろう」

と持ってきたのだけれど、大正解でした。

見える見える!

軽快に波を切るヨット。

2艘で対になって、たくみに魚を追う漁船。

粟島に行くであろうフェリー。

沖の方で、クレーンを掲げ静止している青い船。

翼を広げ上空にとどまる白い鳥。

波打ち際で竿を振る真っ黒い釣り人。

などなど・・・

めっちゃ見える!

裸眼で見たときは穏やかな海だったんですが、双眼鏡を通したとたん、いろんな物の解像度が上がって

「情報多いなっ!?」

って、鼻水吹きました。

どうりで、世の船長たちが一所懸命に双眼鏡を覗いているわけだ、と妙に納得。

またひとつ、世界の真実を知ることができましたよ。

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『千年鮭きっかわ 井筒屋』で伝統の鮭フルコース

13:30。

いよいよ、『鮭料理と海の景色を堪能したい!』ソロキャンプ旅の、鮭のほうの時間となりました。

再び村上市内へ移動して『千年鮭きっかわ 井筒屋』さんへ。

暖簾をくぐると、囲炉裏のある和モダンな空間と、ふわりと香る鮭の気配。

文化財指定の建物は歴史を匂わせ、かといって気負った感じもなく、落ち着いた良い雰囲気です。

店内には大小のテーブル席と座敷がありまして、おひとり様のぼくはコンパクトな2人席へ。

ほどなくして、料理が運ばれてきました。

店員さんが一品一品、丁寧に解説してくれます。

先に歴史文化館で予習してましたから、その時に得た知見が、実際に味わうことによってさらに深まります。

知識と体験が結びつく瞬間は、幾つになっても心が躍る。

なるほど~、と頷きながら頂きました。

文化財の建物で、郷土料理のコースを食べる。

最高に観光客ムーブして満足です。

多少お値段は張りましたが、せっかくの旅行だからと、思い切って行ってよかった!

それに今やぼくも、ビックリマンチョコを躊躇なく箱買いできる程度には大人。

このくらい、どうということはありませんよハハハ・・・。

井筒屋さんを出たあとは、ぶらっと裏路地に入り散策してみたり。

細い道の、先の見通せなさ具合が、とってもわくわくする。

散歩をしながら夕食用にお惣菜を買って、「晩酌が楽しみだな~」とウキウキ気分で駐車場に向かっていたら、パン屋さんに出会ってしまって、ついつい買っちゃいました。

知らない土地のパン屋って良いよね。

よるの海とか

キャンプ場に戻ってコーヒーを一杯。

ふぅと一息ついていると、だんだん、日が傾いてきました。

その速さに、もう10月なのだと、季節の移ろいを感じます。

残念ながら、海に沈む太陽は、西の空に流れ出た雲に隠れてしまいました。

けれどその陽光が雲のない部分の水平線に、オレンジ色の鮮やかな帯を伸ばしていきます。

山育ちのぼくは、こんな海の景色に、免疫を持ち合わせておりません。

もう、ため息しか出ない。

夕食は、街で買ったお惣菜にお寿司。

手軽だし、その土地の味を愉しめるから、旅のときはこれに限る!

ビールも、『新潟限定』とか書いてあるやつを買ってきました。

寿司を頬張りながら、ふと視線を上げてみる。

真っ暗になった海は「ざざーん」との潮騒を残し、そこにあるのは確かなのに、もうはっきりとは見えません。

月明かりに照らされて、光沢のある黒い布が揺らめいているみたいでした。

翌朝も、引き続きの真っ青な空。

夜には止んでいた心地よい風も戻ってきました。

前日の街歩きで買ったパンで朝食を。

フライパンで温めて、表面がカリッとしたところで、カフェオレと一緒に頂きます。

ちょっとだけヒンヤリとした潮風と、熱々のパン。

ひとりで居ても、おもわず笑みがこぼれました。

さあ撤収だ。

まとめ

『Sunset Side Base』は眺め最高のキャンプ場でした。

トイレはウォシュレットだし、シャワーにはソープにドライヤーまで完備してる。

もちろん、きれいに掃除されていました。

良いところです。

注意点としては、砂地なのでペグは保持力の高いものが必要です。

ぼくは、テントにはこの2種類を、

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タープにはUペグを使用しました。

絶景の海キャンプ、次に来れるのはいつだろうと、もう考え始めています。

そのくらい最高でした。

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