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サーカスTCコンフォートソロで行く、晩秋のソロキャンプ

10月下旬。あたらしいテントを買ってしまいまして。

それを持ってさっそく、うきうきとソロキャンプへ行ってきました。

いつもの『裏磐梯みちのくキャンプ場』です。

秋晴れのソロキャンも最高なら、テントも「良い買い物をした!」と胸を張って言えるほど気に入りましたよ。

目次

サーカスTCコンフォートソロ、導入!

買ったのは、テンマクデザインのテント【サーカスTCコンフォートソロ】。

ポリコットン素材のワンポールです。

キャンプ好きなら誰もが知っているであろう傑作テント『サーカス』のバリエーションのひとつで、その名の通りソロ向けモデル。

通常のサーカスと比べ、一回り小さなサイズとなっています。

小さいとは言っても、一人で使うにはじゅうぶんな、ゆったりとした内部空間。

高さは最高点で230cmもあるから、中で立つことが可能です。

そう、この『立てる』ということこそが、ぼくがコンフォートソロを購入した最たる理由。

悲しいかな・・・腰が痛ぇのですよw

今までのドームテントだと、『翌日に腰が痛くなる』ってケースが増えてきたので、その対策として導入してみました。

絶妙なサイズ感がイイ

ちなみに、通常のサーカスにしなかったのは、大きすぎるから。

車移動だからサイズや重さは問題ないとしても、畳んだり、乾燥させたりって手間を考えると、あの大きさはちょっと大変そうだなって。

めんどくさがりの僕としては、この点は大問題。

でもコンフォートソロなら、そのあたりのサイズ感がちょうど良かったのです。

ベランダで無理なく干せるの、大事w

コンフォートソロと晩秋キャンプ

試し張りに選んだ場所は、行きつけの『みちのくキャンプ場』。

平日でほとんど人もおらず、広~い場内はハラハラと落ち葉が舞う。

秋らしい落ち着いた雰囲気です。

いっぽう、見上げればまさに、秋高し、といった風情の青。

気温はそんなに上がらないけど、日射しのおかげで寒くはない。

とっても心地良い。

こういうの、小春日和って言うんでしたっけ。

夏より空気が澄んでいるのか、磐梯山の姿も、いつもよりきれいに見える気がします。

秋晴れの爽やかな気持ち良さと、あたらしいテントに我がテンションも上々。

コンフォートソロの張り方を調べていたときに『パッカン張り』なるものがあったので、やってみました。

こーれー良ーいねーーー!!w

解放感と囲われ感のバランスが最高ですよ。

テント内も広すぎず狭すぎず。

ハイコットとチェアが無理なく置けて、良い具合です。

こういうスタイルは初めてなので、なにを置けばいいのか、どうレイアウトすればいいのか、ちょっと戸惑ったけど、あれこれ考えるのもまた楽しい。

いろいろと動かしてみて、最終的に、

  • コットの下に着替え等の入ったバックパックと食料
  • フィールドラックの上と下に小物
  • その隣にクーラーボックス
  • 空いたスペースにチェアとテーブル

で落ち着きました。

試行錯誤してたので、設営にいつも以上の時間を使ってしまいました。

でも、それも想定済み。「時間かかるだろうな」とは思ってた。

だから、昼食は簡単に出来るカップ麺を持ってきています。

年を取ったせいか、近頃カップ麺をあまり美味しく感じなくなってきて、普段はほとんど食べません。

けれどキャンプなら別!なぜか途方もなく美味くなる。

やめられないねw

みちのくの場内はすっかり秋色に染まっています。

とびきり見事に色づいた木の下に潜り込んで、見上げてみる。

黄や橙や緑といった、たくさんの色の渦の中を光が乱反射しているみたいに、輝いてる。

風が吹くとそれが揺らいで、燃えているよう。

紅葉を「燃えるよう」と最初に表現した人は誰なんだろう?

ほんと見事な例えだよなぁ。

17時に差し掛かるころには、だいぶ日も傾いてきました。

そういう季節の移ろいを、キャンプはより強く感じます。

それは、動き回ったり集中したりするアクティビティと違い、キャンプだと屋外でただひたすら時間の流れに身を任せ、ノンビリするだけの過ごし方をしているからでしょうか?

なんてちょっと考えたけど、まぁ、何でもいいかw

お酒飲もう!

西日はとっても眩しいけど、ちっとも暖かくない。

むしろ寒くなってきた。

温度計を見たら、気温はすでに6℃を下回っています。

でもまぁ、10月末の裏磐梯はこんなもの。

いつもどおりです。

さあ、焚き火を熾して、ご飯を作ろう。

ハンバーグを焼いてシチューにぶち込む。

フッ素加工の深型フライパンは、やっぱり便利だ。

焼きも煮込みも、全部これひとつで済んでしまう。

最近は焚き火調理も(面倒で)めっきりしなくなり、もっぱらガスがメインなので、手持ちにフッ素加工のクッカーが徐々に増えつつあります。

火加減調整の簡単なガスなら、気を付けていれば、フッ素加工を痛めることもないですからね。

やっぱりね、楽な方へ楽な方へ、流されるってもんですよ。

それが生き物です。家飼いのニャンコなんて寝てばかりですしねw


この日は平日だったので、ぼくの他にはソロが2人いるだけ。

おかげでとても静か。

テントの背の高さも良い具合だし、おこもりキャンプがほんとうに快適です。

寝る前になってふと外へ出てみると、月のない深い夜が音もなく広がっていました。

感情を感じさせないLEDの灯りがぽつんと、揺らぎもせずに浮かんでいます。

それほどの明るさはないから、真下を通る道以外なにも照らしてくれないけれど、それがみちのくキャンプ場の良さでもある。

自然に対して、余計なことはしなくていいのだ。

ポリコットンのテントは、ランタンの光をあまり通さない。

外から見ると、闇の中にボヤッとシルエットが浮かんでいるよう。

ぼくはどちらかと言えば、緑色やオレンジ色の鮮やかなナイロンテントが、暗がりの中で宝石のように輝く様が好きなのだけれど、このポリコットン幕の夜に溶けそうなおぼろげな様子も、好きになれそうな気がします。

それだけ、この『サーカスTCコンフォートソロ』が気に入った、ということかな。

翌朝も引き続き良い天気。

でも気温は低くて、吐く息は真っ白です。

あと2週間もすれば、雪が降り冬に突入するだろう。

でも今はまだ、朝露に濡れた草々も元気に朝日を堪能してる。

それを見て、自分もなんか元気出たw

朝食はいつものカレーメシ!

のつもりだったけど、本読みながらドーナツ貪ってたら、お腹いっぱい・・・というほどでもないものの、食欲がすっかり消えてしまった。

このブログを始めたころは、キャンプの朝食にインスタントラーメンとご飯1合とか、食べてたのになぁ・・・。

今は無理w

そうこうしているうちに、湿っていたテントもすっきり乾いた。

撤収だ。

あとがき

サーカスTCコンフォートソロはどうやら廃盤になるらしく、セールで安く買えました。

不人気だったみたいだけど、なかなかどうして、良いテントだよ。

普通のサーカスは大きすぎると思っていた自分にとって、こいつは絶妙なサイズ感。

まさに、ちょうど良い、って感想です。

『みちのくキャンプ場』はブログの上では久しぶりなんですが、じつはちょこちょこ来ています。

ただ、友人とのグルキャンだったり、息子くんとのデイキャンだったりで、記事にしづらくて書いていないだけなのです。

みちのくキャンプ場は、広々として混雑しないし、フリーサイトなのでサイト構築に気を使う必要もない。

全面きれいな芝生で、テントも汚れず超快適。

ひとり2000円と会計も分かりやすく、キャンプ初心者の友人を連れてくるのに、まさにうってつけ。

ということに、最近気づきましたw

やっぱり良いキャンプ場です。

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