昨年は、キャンプの朝食にはうどんが最高!と食べまくった1年でした。
手早く手軽に作れてバリエーションも豊富。忙しくなりがちなキャンプの朝にピッタリなのです!
とは言いつつも、そのうち飽きるかもしれませんが、まだまだ今年もこの勢いは続きそうです。
キャンプの朝はノンビリしたい
なにかと慌ただしいキャンプの朝。片付けや撤収を考えると、朝食はできるだけ手早く済ませ、少しでもノンビリしたいもの。
夜明け前のわずかな隙に、宵闇が濃い青に変わる。ブルーアワーとかブルーモーメントと言うそうですね。
この時間帯に熾すこす焚き火が大好きです。
ケトルから湯気が立ち上るころには空も白んで、鳥のこえも聴こえ始める。そんな中ボケッと「朝だナー」なんて思いながらコーヒーを飲むのが、キャンプで一番好きな時間です。
しかし、そうしてノンビリしていると、時間はあっという間に7時8時。
そこからバタバタと朝食を作り始めていたワケです。冷凍うどんと出会うまでは・・・。
キャンプの朝に冷凍うどんがオススメな理由
バリエーション豊富
じつは私、そば派です。ここまで書いといてなんですけど。
キャンプ以外でうどんを食べる機会はほとんどありません。それでもなぜうどんを持って行くのかと言うと、食べ方のバリエーションが豊富だからです。
麺つゆ以外にも、しょうゆや白だしでも美味しい。なんならオリーブオイルと塩コショウでも食べられる。さらに具材も選びません。
この何でもありの懐の深さが、荷物の限られたキャンプにおいては大きな魅力なのです。
保冷材の代わりになる
冷凍うどんは、それ自体が保冷材の代わりになります。少しでも荷物を軽くしたいバックパックの場合はとても助かります。
同じく冷凍のソバと比べても、麺の太さの関係か、溶けづらい気がします。
食べるのはいつも翌朝なので、その頃には自然解凍されて口の小さなクッカーにも入れやすい。
ただし、冬は外に出したままだと解凍されていないことも。
寒い時期はテントの中に入れましょう。
暖まる
キャンプ場は水場や標高の高い高原にあることが多く、早朝ともなると真夏以外は肌寒い場合がほとんどです。
1日の初めに温かいうどんが染みわたります。
調理がかんたん
具材と一緒に茹でるだけなので、とても簡単。すぐ出来るのも忙しい朝にはうれしいところ。
味付けも麺つゆを入れるだけなので失敗知らず。
鍋ひとつで出来るのも、洗い物が増えなくて良いですね。
どうです?
どう考えてもキャンプ向きじゃないですか!?
よく作ったうどん ベスト3
1年間に渡り食べまくったうどんの中で、よく作ったレシピ【ベスト3】です。
とは言っても、いつも茹でるだけなのでレシピなんてものは存在しないのですが、まぁ気分です。
野営地を汚したくないので、ゆで汁を捨てるタイプのメニューはありません。基本、ゆで汁につゆを入れるカケスタイルです。
ナンプラーうどん
材料
- 鶏肉
- 適当な野菜
- 鶏がらスープの素
- ナンプラー
- 練りパクチー(生でもOK)
- 柚子胡椒(あれば)
うどんと一緒に鶏肉と適当な野菜を茹でます。ぼくはモヤシか三つ葉が多いです。
鶏肉に火が通ったら、鶏がらスープ、ナンプラー、練りパクチーと入れて出来上がり。柚子胡椒が意外と合います。
サバ缶うどん
材料
- サバ缶(水煮)
- 小口ネギ又は長ネギ
- 麺つゆ
- 黒コショウ
鍋に水とうどんとサバ水煮缶を汁ごと入れます。
煮えたら麺つゆとネギを入れ、黒コショウをこれでもかと振ります。具材は適当に追加してもよい。
黒コショウをビビらず大量に入れるのがコツです。
白だしうどん
材料
- あさり缶詰
- 小口ネギ又は長ネギ
- 白だし
- 白ゴマ
- しょうが(チューブも可)
鍋に水とうどん、しょうが、あさりの缶詰を汁ごと入れる。
煮えたら白だし、ネギを入れ、白ごまを振ってできあがり。
実は一番よく作るのは、天かすとネギと卵のオーソドックスなうどんです。なのでこのレシピは2位~4位ですね。
分量とか茹で時間は知りません。適当です。だってキャンプだし!
うどんのまとめ
一度キャンプの朝食に冷凍うどんを持って行ったら、何入れてもおいしいし、手軽にすぐ作れるし、保冷剤代わりになるしで、すっかりハマってしまいました。
キャンプ場の朝は真夏以外は涼しいので、温かいうどんが美味しいです。
もうしばらくは食べ続けるでしょう。
そば派のぼくがキャンプにうどんを持って行ったのはたまたまです。
ウチの息子君はうどんが大好き。毎週土曜日の夕食は必ずうどん。
チャーシューとネギを乗せ、麺つゆをかけただけのシンプルな一品を、夕方6時からのスポンジボブを見ながら食べるのが彼のルーティーン。
本人曰く、もっとも楽しみな時間だそう。
なので、冷凍庫には常にうどんが常備してあるのです。
このカトキチがね!
いま考えると、ぼくがキャンプの食材にうどんを選んだのは必然だったのかもしれない。
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