【SWISS+TECH】のフルタングナイフがコスパ抜群で使いやすい!

リーズナブルだけど品質はよくて、ガンガン使える実用的なフルタングナイフが欲しいなら、ぼくのオススメは【SWISS+TECH】のこのモデル。

ナイフはキャンプに必須ではないけれど、あれば楽しくなる道具の筆頭格。

いかにも『アウトドアするぞっ!』って感じがしてたまらない。

でも実のところ、キャンプするだけなら100均のカッターナイフやキッチンバサミでも問題はなかったりします。

いわゆる『ロマン枠』というやつですね。

ところが、落ちている木の枝を拾って薪やポールにするなどの遊びを始めると、とたんに必須級の道具になってきます。

木を削ったりロープを切断したりと、ナイフの出番はいっきに増える。

さすがに、カッターナイフじゃ代わりにはなりません。

そんなブッシュクラフト気味なキャンプで頼りになるのが、頑丈でパワーのあるフルタングナイフ。

ちょっとした封開けから、バトニングの薪割りまでこなせる守備範囲の広さが魅力です。

そしてなにより、持ったときにズシリと来るゴツい塊感がカッコいい!

ぼくが使っているのは、ツールメーカの【SWISS+TECH】から出ているモデル。

安価ながらしっかりと作られた、コスパに優れたナイフです。

目次

【SWISS+TECH】フルタングシースナイフ

いま愛用しているフルタングナイフはコレ。

とくに個体名はないみたい。

フルタングナイフとしてはかなりお安い価格ですが、作り・使い勝手ともに非常にしっかりしており、とてもコスパに優れた製品というのが個人的な感想です。

SWISS+TECHとは

SWISS+TECHは、アメリカのマルチツールメーカー。

レザーマンあたりと比べ知名度はありませんが、低価格ながらキッチリと使える製品を出している、まじめなメーカーさんです。あやしくないよ。

ひとつ所有していますけど、なかなか良い具合です。

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フルタングナイフとは

フルタングナイフは、先から端まで、全部が一枚の金属から出来ています。

それを、木材や樹脂から作られたグリップ(持ち手)で挟み込んだ形状のナイフです。

ちょっと重たいかわりに丈夫でパワーがあるので、ハードな作業に向いています。

レビュー

  • 全長 : 約260mm
  • 刃長 : 約130mm
  • 刃厚 : 約4.2mm
  • 重量 : 276g(実測)・シース込みで340g
  • 材質 : D2鋼(ブレード)・G10樹脂(グリップ)

サイズ感

サイズは大きすぎず小さすぎず。

バトニングもするなら、ちょうどいい大きさ。

刃厚が4.2mmとけっこう厚いので、印象としてはゴツいです。

ちょっとした鉈って感じ。

ただ重心がすこし持ち手寄りなので、遠心力を利用したチョッピングでは、鉈ほどの威力は出ません。

チョッピングは、ナイフを木や枝に叩きつけて切り込みを入れる技術です。

まぁ、ナイフですからね。

けれどもバランスは悪くなく、ナイフ本来の役目である『切る・削る』といった作業はやり易いです。

素材

ブレードの素材はD2鋼。

切れ味と刃持ちが良いので、ブッシュクラフトなどハードな使用に強い材質です。

素材的にステンレスほどサビに強くはないですが、表面にストーンウォッシュ処理がしてあり、耐食性・耐摩耗性を確保しているとのこと。

このストーンウォッシュ処理なるものはよく分かりませんが、見た目的には何とも言えないシブさがあって、個人的にはとても好きです。

サビも今のところ見かけないので、どうやら効果はある模様。

ちなみに、鉄や石など硬いモノに強くぶつけると剥げてしまうので、そのあたりは注意です。

ナイフとして普通の範囲で使っている分には大丈夫。

グリップの部分は、G10という樹脂素材。

このG10、耐熱・耐衝撃性能があり、水分や薬品の影響もほとんど受けません。

軍用機材など、過酷な用途で極めて高い信頼性が要求される製品に使われる素材です。

造形も大変よく、手に吸い付くようで、すごく握りやすいグリップになっています。

シース

シース(ケース)は革製のしっかりしたモノです。

ベルトループも付いています。

高級感はありませんが、実用性はじゅうぶん。

2か所のボタンで留めるので、不意に抜け落ちることもありません。

とてもシンプルで、ぼくは好き。

バトニング

【当商品はバトニングにはお勧めしません】とありましたが、いまのとこ、問題なく出来ております。

フルタングでD2鋼だし、刃厚も重さもあるナイフなので、バトニング具合は良好です。

ほどほどの太さの針葉樹なら、気持ち良く割れますよ。

ただ、薪割りは本来オノの役目。

フルタングナイフはその頑強さをもって『そういう使い方もできる』というだけなので、無理は禁物。

破損の可能性があります。

でもそこはホラ、とってもお安いですから、そんなこと気にしないでガンガン行けちゃうのが低価格ナイフのいいところ。

実用品でやつですね。

ホントの粗悪品はすぐ壊れるけど、コイツは今のところ全然平気です。

メンテナンス

このナイフのハンドル(グリップ)は、本体にネジ止めされています。

なのでバトニング等でガンガン使っていると、緩んでくることもあるかと思います。

ネジの規格は、【ヘクスローブ】や【トルスク】と呼ばれる星型のモノ。

適合サイズは【T9】になります。

この星型のドライバーやレンチは普通に売っていますので、メンテナンス用に1本持っておくと安心ですよ。

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まとめ

ナイフはこだわりだすとキリがないです。

フルタングやらナロータングやら、コンベックスとかホローとか。

ぼくもそんなに詳しくありません。

それでも何本か持っていますし、自分で研いだりはします。

そんな『チョッッットだけ知ってる素人目線』から【使い勝手が良いか悪いか】というシンプルな感想を述べますと、もちろん使い勝手は良いし、お値段から考えたらやたらマトモなナイフです。

同価格帯のフルタングナイフの中では、『見た目が気に入ればこれ一択でいいんじゃないだろうか?』というくらいマトモ。

ちょっとこのコスパはスゴイと思いました。

リーズナブルなフルタングナイフを探すと【MOSSY OAK】が目について知人も所有していますが、作りの良さはこの【SWISS+TECH】が上だと感じる。個人的に。 

フルタングナイフの利点は、薪割りから雑用まで、ある程度なら1本でまかなえるトコロにあります。

【斧の威力】や【小型ナイフの小回り】にはそれぞれ敵わないものの、どちらの役目もこなせるのが魅力。

守備範囲が広く、いろいろ出来るって感じ。

ぼくのキャンプは普段、斧orナタ+小型ナイフですが、身軽に行きたい場面ではコイツだけを持って行きます。

簡単な調理から焚き火の薪割りまで、これ1本におまかせです。

とてもリーズナブルなので、なにも気にせずガンガン使っていける実用性の高さが魅力。

どんなに頑丈でも、高価なナイフでバトニングはできませんw

安くて、ちゃんとしてて、デザインもいいフルタング。

気に入っています。

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