より充実した焚き火調理を満喫するため、今年から鉄フライパンを使い始めました。
最近流行りの鉄板も良さそうだったけど、『焼きそば』や『すき焼き』といったメニューには対応できそうにないので却下。
スキレットは持っているけど重すぎて、今は家でアヒージョ専用。
フライパン自体は、キャプテンスタッグのステンレス製をすでに所有していて割と気に入っていたけど、
「焚き火で使うなら、やっぱり黒々とした鉄だよなぁ」
という想いが止められず、購入した次第です。
選んだのは、ハイランダーから発売されている『焚き火フライパン16cm』。
ハイランダー・焚き火フライパン 16cm
アウトドア専門の通販サイト「ナチュラム」
とても有名なので、利用したことのある人も多いはず。豊富な品ぞろえは見ているだけで楽しめます。
ハイランダーは、このナチュラムのオリジナルブランド。
アウトドアショップとしてのノウハウを生かしたアイテムが、良コスパで展開されています。
そのナチュラムが、『JIU(ジュウ)』というフライパンで有名な藤田金属とコラボして出来上がったのが、この焚き火フライパンです。
レビュー
ハイランダー・焚き火フライパンのサイズは3種類。
- 26cm
- 16cm
- 13cm
のラインナップです。
購入したのは、ソロでもっとも使い勝手の良さそうな16cm。。
- 直径:約16cm(底部12cm)
- 重さ:約350g
- 厚さ:1.4mm
- 素材:鉄(持ち手はステンレス)
一品料理を作るのにピッタリな大きさです。
外見は「いかにも鉄!」といった趣きが素敵。
あらためて見ても、鉄フライパンはカッコイイですね。
ちなみに、家のIHで使えました。
こちらのフライパン、ハードテンパー加工というのが施されているそうで、なんと面倒なシーズニングが必要ありません。
防さび塗装もしていないので、手元に届いたら、サッと洗うだけですぐに使えます。
ナチュラムの説明によると
ハードテンパー加工は使い始めの油ならしが不要の防さび加工です。
一般的な鉄製フライパンは、製造からお客様の手元に届くまでにさびないように防さび塗装を行っています。実際に使う際には、この塗装をはがすために空焼きをし、さらに焦げ付きとさびを防ぐために油ならしが必要です。
ハードテンパー加工は、手作業で高温焼き入れを行い、その後油に浸すことにより初めから油をなじませた加工です。ご購入後はサッと洗うだけで、すぐに使っていただけます。
出典:ナチュラム
だそうです。すごい手軽!
16cmのサイズ感
はじめ見たときは「けっこう小さいな」という印象でしたが、使ってみると想像より入ります。
350mlの缶を入れるとこんな感じ。
深さが3cmあるので、麻婆豆腐のような汁系だって大丈夫。
焼きそばもギリギリいけました。
具は先に炒めて取り出し、後から混ぜる方式でOK!
具材が少し炎にダイブして犠牲は出ましたが、ちゃんと一人前が作れます。
取っ手の長さは約11cm。
短めですがキャンプで使うぶんには取り回しがよく、バックパックへの収まりも良好です。
火にかけると当然熱々になるけど、そもそも焚き火の時はグローブをしているので何も問題ありません。
持ち手の最後尾に穴が空いているのがポイント高し。
サイトに吊るしておくと絶対カッコいいヤツだこれ!
使用感
早速、直火で使ってみました。
充分に熱したフライパンに牛脂を馴染ませたら、肉を投入。
食欲を刺激する『ジューーー!』と良い音がします。
やっぱり鉄フライパンには、直火と肉がよく似合う。
焼いてるだけで気分が乗ってきますよ!この雰囲気もキャンプ飯では立派なスパイス。
シンプルな味付けでも美味しい肉になりました。
ハードテンパー加工とやらのおかげなのか、たいして焦げも付かず、タワシで擦れば簡単にきれいになりました。
使用後は水気を飛ばし、油を薄く塗っておけばOK。
まとめ
焚き火調理にはやっぱり鉄フライパンが似合います。
扱いも難しくなく、余熱さえキッチリすれば大丈夫。
美味しいお肉が焼けますよ。
テフロンと違い寿命がないので、サビないようにキチンと手入れをしてあげれば、まさに一生使える道具。
お手軽価格ですが、厚みもしっかりあるし、とても良い品質です。
16cmはコンパクトだけど、使ってみるとけっこう色々と作れる絶妙なサイズです。
ソロなら使い勝手の良い大きさだと感じました。
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