こんにちは、shizuwaです。
最近は裏磐梯しか行ってない僕ですが、去年までは結構あちらこちらへ出かけていました。
殆どが福島県内で近場だけど、いわきの方まで足をのばしたり、新潟辺りも行ったり、小さな集落の広場の片隅を使わせてもらったり、山の中で野宿だったり。
どこもそれなりに楽しくキャンプしてるんだけど、「もう行かなくていいや」ってトコロもあったりします。
遠すぎたり、快適じゃなかったり。
自分の理想は
「車で1時間半以内で」
「空いていて」
「気持ちよくボーっとできる」
簡単に言うとそんな感じ。
つまりはソコに当てはまらないのが「もういいや」ってなる訳だけど、当てはまったにもかかわらず「もういいや」に分類されたところもあります。
とある森の中のキャンプ場。場内はキレイに管理されていて、水回りの清掃も行き届いてる。
鮮やかな緑が艶やかに潤って、山の深さを感じさせる 。近くを流れる川は水際まで下りて行け、おそろしく澄んだ水が流れていた。
そんな感じで良い場所なんだけど、ここは駐車場が遠いからか普段から割と空いているらしく、この日も僕一人だった。
滝の音がする。
森の中で静寂のみ、というのもちょっと心細いもので、そんな中この音はよいBGMだ。
けどその滝のせいか、やたら湿度が高い。
雨でもないのにテントの内側がしっとりとしてくる。
ふいに一匹のヒキガエルがあらわれて、脇の茂みに姿を消した。
「ちょっと湿気があるけど、のんびりできそうだ」と僕は思った。
でも同時に、なんとなく落ち着かないというか、居心地の悪さというか・・・。
要は気持ち良くない。そんなのも感じてた。
僕はいわゆる「視える人」じゃない。視たことも感じたことも、体験したこともない。一人キャンプ大好きだけど、ちょっとコワがりでもあるので体験したくもないし。
その日の夜、相変わらず空気はジメッとしているものの、気温がたいして高くないおかげか寝苦しさも感じず、さほど遅くもない時間、ほろ酔いにまかせ眠りについた。
あれは夢だったのか、実際にあったのか、今でもわからない。
横向きに寝ている僕の肩を後ろから何かが掴んで、「ぐゎんぐゎん」と前後に揺する。その時の僕は、金縛りだったような気もするし、寝ぼけて半分夢の中、という感じだった気もする。
はっきりとは覚えていない。なんというか、「ぼやっ」として思い出せない。
でも、ぐゎんぐゎんと激しく揺すられていたのは覚えている。
ぐゎんぐゎん、ぐゎんぐゎん、ぐゎんぐゎん、ぐゎんぐゎん・・・
「うるせーーーっ!」
だんだんイライラしてきた僕は、そう怒鳴った自分の声で目を覚ました。
「あれ、今の金縛り?それとも夢?」ってちょっと混乱したのを覚えている。
時計をみると午前2時。
「なにこれ、出来すぎじゃね?」
そう思ったけれど、まだ睡魔を感じていた僕は、またすぐ眠ってしまった。
翌朝、普通に目を覚まし、普通に餅入りラーメン食べて帰ってきた。
あれは何だったのか、ただの夢だったのか、よく分からない。そういう経験したことないから判断のしようもない。
ただ、昼間から妙な居心地の悪さというか、気持ちが良くないというか、そういう感じがしてたのは確かなんだよね。
このキャンプ場、 写真を見ればどこだか分かる人には分かってしまうと思うけど、そういった話は全然聞かないし、別にそれほどマイナーなトコでもない。自然がキレイな良いところです。
でも、もう行きたくないなぁ...。
あくまで、僕の個人的な感想です。
コメント
コメント一覧 (4件)
初コメ失礼致します。
ど、どこですか?
似たような景色の場所を知ってるのですが、
まさか・・・
しまぞぅさん、こんにちは。コメントありがとうございます!
あの日は疲れていたので、たぶん変な夢を見たんだと思います。
そう、あれは夢です(棒読み)。
場所はですね、白河と塙のあいだ辺りにあるキャンプ場です。
あえて名前は伏せておきますね。
どうですか?
知っている場所でしたか?
お返事ありがとうございました。
やはり・・・です(大汗)
景観も良く、安いのは魅力なんですがねー。
うちの犬がね、誰もいない方を見て吠えるんです。
夜中にテントの中でやられたら泣きますよ?
夢じゃすまないですから(号泣)
自分も行きたくないなぁ。
個人的な感想ですが。
しまぞぅさん、こんにちは。
犬が誰もいない方に吠えるってそれ、ガチな反応じゃないですか(汗)
あの日は完ソロだったので、けっこう怖かったです。
良い所でしたが悪夢は見たくないので、もう行くことはないかなー。