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鮭と海を味わい尽くす【村上・瀬波温泉】絶景のソロキャンプ(前編)

10月上旬。

新潟県の村上市へ行ってきました。

最近ハマっている小旅行ソロキャンプ、その第3回目です。

今回のおもな目的は2つ。

村上で鮭を食べること』と『瀬波海岸での海キャンプ』。

それ以外の予定はあまり考えずに行ったのだけれど、かえって良かったみたい。

のんびり気ままに動いて、鮭と海を、存分に堪能できました。

【旅行+キャンプ】のスタイルも、だいぶ板についてきたみたいです。

それにしてもこのエリア、食も景色も最高でした。

目次

鮭と城下町のまち、新潟・村上市を歩く

村上市は新潟県の最北部にあり、城下町の風情が色濃く残る。

以前から「ぶらぶら歩いたら楽しそうな街だなぁ」って思ってました。

また『鮭のまち』としても有名で、鮭を頭から尻尾まで全て食べ尽くす文化があります。

そんな村上市のキャッチフレーズは「鮭、酒、人情(さけ、さけ、なさけ)のまち村上」だそうで。

なんとも演歌チックな謳い文句がアラフィフの心に見事に刺さり、今回の目的地に大決定したワケです。


早朝から車を走らせ、瀬波温泉の入り口にある『岩船港鮮魚センター』に着いたのが8時半。

まずは、ここで朝食です。

朝から豪華に、海鮮丼いただきました!

せっかくのソロキャン旅ですからね、飛ばしていきますよw

それにしても、すっごい美味い!


村上市に入って最初に向かったのは、老舗の鮭専門店『千年鮭きっかわ 井筒屋』さん。

伝統的な鮭料理を味わえるお店です。

完全予約制なんですが、その予約もなかなか取れないという人気ぶり。

ぼくも1週間前に予約の連絡をしたけれど、平日にもかかわらず、すでに満席で驚きました。

でも大丈夫。

そんな人のために、当日予約の枠も設けてあります。

その予約をしに朝一番で向かって、無事14時からの席を取れました。

テントを設営した後に、遅い昼食として、ゆっくりと頂くつもりです。

村上の伝統を伝える おしゃぎり会館へ

井筒屋さんを後にして、風情のある街歩きを楽しみながら向かったのは、『おしゃぎり会館』。

同じ敷地内にある『若林家住宅』と『村上歴史文化館』とのセット券を購入して、中へ。

おしゃぎり会館はいわゆる郷土歴史資料館で、1階にはおしゃぎりと呼ばれる山車が、2階には刀剣や甲冑などの歴史資料が展示されています。

おしゃぎりを展示している建物中心部の広い円形のスペースは、2階までぶち抜けになっていて、そこに置かれた大きなおしゃぎりはなかなかの迫力。

これが練り歩く村上大祭は、きっとすごい見応えだろう。

このおしゃぎりを、ガラス越しでしか眺められないのがちょっと残念。

間近で見上げてみたかったなぁ。

おしゃぎり会館の建物は、坂本鹿名夫という円形建築で有名な建築家の設計だそう。

それを意識して建物自体に目をやると、なるほど確かに面白い。

円のかたちを上手く生かしていて、迷うことなく、ぐる~っと自然に見て回れる。

この建築としての面白さもアピールしたら良いんじゃないかなって、お節介ながら思ってしまった次第です。


そのあと、お隣の『若林家住宅』へ。

この若林さん家は、曲屋造りの藁葺き平屋建て中級武家の建物。

大きな武家屋敷は見たことあるけど、武家住宅ってのは初めてみました。

結構こじんまりとしてて、意外と質素。

「中級武士ってことは、中間管理職的な立場だったのかなぁ」

なんて想像して、勝手に親近感を覚えてしまう。

だからかな?

建物の中に当時の空気が残っているような気がして、「若林さん家にお邪魔しに来た」って気分w

囲炉裏の炭はなんと本物で、手をかざすとほんのり暖かい。

「こうやって暖をとっていたんだなぁ」と昔の様子に思いを馳せて、楽しい時間でした。


さらにお隣の『村上歴史文化館』へ。

ここも建物に趣きあって良い感じ。

レトロな雰囲気が旅情を掻き立て、観光気分が上がります。

こちらの展示内容は、村上の文化や歴史など。

鮭づくしの御前とか、村上の食に関する展示がなかなかに興味深い。

北前船の模型なんかもありました。

けっこう大きな船だったんだと、ちょっと驚きました。

ちょっとした水族館みたい?いよぼや会館を満喫

キャンプ場のチェックインまでまだ時間があったので、もう一ヵ所立ち寄りました。

鮭の博物館『いよぼや会館』へ。

『いよぼや』とは、鮭のことだそう。

なるほど、だからコイツがいるわけか。

掲げられた鮭の看板がデカすぎなうえにリアルで笑う。

まったく可愛くないw

でもクセになる顔してやがります。

展示内容は、鮭文化の紹介と、地元の川魚に特化した水族館といったところ。

大きな水族館みたいにショーもなければ珍しい魚も居ないけど、身近な魚をあらためてじっくり見るのは、小さな発見があったりして面白い。

でも、全体的に地味かな。

と思いきや、大きなチョウザメを、鱗の形が分かるくらいものすごく間近で見られたりして、けっこう楽しい。

そして奥へと進むと、なにやら幻想的な通路になった。

天井が波打っていて間接照明がそのシルエットをぼやっと照らしてる。

水中をイメージしているみたい。

カーブしていて絶妙に先を見通せないから、雰囲気への没入感はなかなかです。

歩いてるだけで楽しい。

通路の先は広いスペースになっていて、そこでは本物の川に設けた観察窓から、自然のままの魚の泳ぐ様子が、なんと横から観察できる。

この観察窓が、広いスペースにずらっと並んでいます。

なにこれスゴイ!

こんな展示は初めてみました。

水槽とはまた違った印象で、これは面白い!

オーシャンビューのキャンプ場『Sunset Side Base』

いよぼや会館が思いのほか楽しくて、出る頃には、もう正午ちかくになっていました。

いよいよ、キャンプ場へチェックインするために、瀬波海岸へ向かいます。

泊るのは『Sunset Side Base』さん。

瀬波温泉の端のほう、ちょっと高台になった海沿いにあるキャンプ場です。

眺めはまさに絶景で、今回、コレを見るために来たと言っても過言ではありません。

目の前、ぜんぶ海!!たまらんっ!

最高過ぎる景色を前に、興奮しすぎて、あやうく失神するとこでしたよ。

後半へつづきます。

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