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新潟県ぶらりソロキャンプ旅【五頭山麓いこいの森キャンプ場】

6月中旬のある日。

日射しは強いけど、まだ梅雨入り前のカラッとした陽気が暑くも身体に心地よく、絶好の旅行日和。

新潟県の新津や安田のあたりへ、1泊のソロキャンプ旅行に行ってきました。

車に乗ってぶらぶらと、博物館に植物園、昔の邸宅とか。

半分は事前にピックアップしていたところ。

もう半分は行き当たりばったりで気になったところ。

気ままに見て回るのが楽しい、そんなエリアでした。

とても満足だったけど、回り切れなかったとこがまだまだある。

おかげで「また来たいな」と思いながら帰路につけた、新潟県は新津、安田あたりの、ぶらぶらソロキャンプ旅の様子です。

目次

新潟県【新津・安田】へソロキャンプ旅行

今回の1泊2日、不精なぼくにしては、けっこう動いたと思う。

  • 新潟県立植物園
  • おもだかや 新津店(昼食)
  • 北方文化博物館
  • 五頭山麓いこいの森キャンプ場(宿泊)
  • 華報寺
  • 愛着珈琲出湯温泉喫茶室(朝食)
  • 出湯温泉パン工房
  • 阿賀野市歴史民俗資料館
  • 吉田東伍記念博物館
  • ヤスダヨーグルト Y&Y GARDEN

こうして並べてみると、よくあちこち回ったと自画自賛w

新潟県立植物園『ターシャ・テューダー展』

本当は新津美術館がメインの目的だったんだけど、行ってみたらなんと! 改修中でお休みでした。

まさかまさかですよ。定休日はチェックしてたけど、さすがに改修工事してるとは思わなかった・・・。

でも次の目的地、お隣にある新潟県立植物園で、ちょうど『ターシャ・テューダー展』が開催中!

これはとっても、うれしい誤算。

BSだったかな?

TVでこの人のスローライフやガーデニングはよく見ていて、素敵だなぁって思ってたんですよ。

思いがけず展示会が見れて、ラッキー!

作品だけでなく、生き方考え方にも触れられて、すっかり魅了されました。

いいよねぇスローライフ。言うのは簡単なんだけどw

もちろん、植物園本来の展示も素敵でしたよ。

ぼくはキャンプの他に、ガーデニングも趣味なのです。

北方文化博物館

植物園が楽しくて、出たらもう11時過ぎでした。

近くにあった【おもだかや新津店】さんで美味しくラーメン食べて、つぎに向かったのは【北方文化博物館】。

豪農の邸宅と、そのコレクションを展示している施設です。

日本建築のお屋敷が、ほんっと素敵でした。

昔の家独特の、意図して作られた屋内の暗がりと、そこから眺める、明るい庭園の美しさ。

ぬめっとした鈍い光沢を放っている柱とか、程よく柔らかくなってる畳の弾力とか。

年月を経ても魅力を失わない、いや、年月を経ているからこその魅力が滲み出る。

部屋部屋の淵をめぐる廊下は、さながら外と内が混じり合う汽水域みたい。

境界がシームレスで、そこを分けるのは壁や戸ではなく、明と暗のコントラスト。

境があいまいになって溶けあってるような空気感が素敵。

部屋のあちらからこちらへ、初夏の香りを含んだ風が絶えず抜けていて、良い気持ち。

無音ってわけじゃなく物音や話し声はするのに、不思議と、屋敷の中は静けさに満ちている。

まるで音の中の騒々しさの要素だけが、建物に吸い込まれてしまったようだ。

静謐な空間ってかんじ。

時間がゆったり流れるような、落ち着いた雰囲気でした。

こういう建物に住んだ経験なんてないのに、なんとなく懐かしさにも似た感覚を覚えるのって、なぜでしょうね。

日本人の本能?w

五頭山麓いこいの森キャンプ場

そのあと休憩や買い物をはさんで、宿泊予定のキャンプ場へ。

阿賀野市にある【五頭山麓いこいの森】に1泊です。

かわいい看板猫に出迎えられてチェックイン。

サイト選びに場内へ入ってみると、フィールドはけっこうワイルド。

森の中を、右へ左へ小道が伸びていて、しかも見通せないから全体像が把握できなくて、なにこれ面白い。

ちょっとした迷路みたいだ。

貰った地図を頼りに、各サイトを探して、しばらくウロウロ。

整備はちゃんと行き届いてるけど、かなり自然味があるから、長袖長ズボンを着用したほうがよさそう。

2回ほど、蛇さんに遭遇しました。

アオダイショウですね。おとなしくて可愛い蛇です。デカいけどw

今回、選んだのは18番サイト。

広めで地面もほぼ平ら。

とても使いやすい場所です。

はじめてのキャンプ場だったので、どんな環境でも安定して使える1人用ドームテントを持ってきましたが、スペース余りまくりでしたw

頭上には広葉樹の明るい緑が広がって、良い雰囲気。

強い陽光も散らされて、タープを張らなくとも快適です。

多くのサイトにはカマドが設置してありました。

寒くもなかったので使いませんでしたが、これはいいですね。

焚き火台を掃除するのって、けっこう面倒ですからw

テントを張ってしまえば、あとはリラックスタイム。

木々に囲まれプライベート感も高めで、とても居心地が良い。

観光で思いのほか疲れていたようで、昼間のビールが美味いのなんのw。

道中、ラポルテ五泉ってとこで買った魚の皮のチップスが、シュワシュワと好相性。

1本飲み終わって一息ついたころ、そういえばランタンを掛ける場所がないことに気が付きました。

場内には照明など無く、夜は真っ暗になりそう。やっぱりランタン要るよなぁ・・・。

落ちてる枝でスタンド作っても良かったんだけど、面倒だし、せっかく木々がたくさんあるから、ロープを張ることに。

ランタンのほかにモバイルスピーカーもぶら下げて、地元のラジオを流しながら過ごしてました。

あ~~~リラックス!w

夕食は簡単に、安田のスーパーで買ったお寿司と惣菜。

自分でなにか料理すると、結局いつもと同じような味になってしまうから、よその土地に来たときは、こういう食事のほうがかえって好き。

手もかからないしね。

それに、さすが新潟、寿司うめぇ!!

翌朝は、うってかわって、雨の予報。

降る前に、早めに撤収します。

なので朝食は簡単に、紅茶とバームクーヘンで。

というのも、この後、近くのカフェに行く予定なのだ。

朝8時から営業しているみたいなので、そこでコーヒー&朝食のつもりです。

出湯温泉

チェックアウト後、すぐ近くの出湯温泉へ。

ひなびた通りの奥、突き当りに鎮座する華報寺を中心に、数件の旅館があるだけの小さな小さな温泉街。

その一角に、目的のカフェ【愛着珈琲出湯温泉喫茶室】さんがありました。

店内は静かにジャズが流れ、趣のある落ち着いた雰囲気。

随所にこだわりを感じます。

注文したコーヒーとトーストも、とっても美味しい。

この空間を楽しみながら、ゆったりと時間をかけて頂きました。

カフェを出たあとは、すぐ近くの出湯温泉パン工房へ。

朝食をとった後だったけど、良い香りに誘われてフラフラッと入ってしまったw

でも大正解。温泉を使ってこねているというパンはすごく美味しい。

とくに、持って帰った『五頭の宝石箱』ってドライフルーツどっさりのパンが、妻さんに大好評。

「また買ってきて」と言われてしまいました。

帰路

そのあと、いくつかの小さな博物館を見て、ヤスダヨーグルトでおみやげを購入し、高速道路で帰路についた。

移動時間は約90分と、意外と近い。

美術館と植物園は以前から見たいと思ってチェックしてたけど、その他にも面白いところがたくさんあるなんて、来るまでは知りませんでした。こんなに近いのにね。

目を向けるって大事。

次は【新津鉄道資料館】と【しろね大凧と歴史の館】、それに美術館へのリベンジだ!w

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