ひっそりとソロキャンプの記憶 西郷村キャンプ場

ソロキャンパーはたいがい「ひっそり」が好きだったりする。無論、皆がそういう訳ではないだろうけど、割合としては多い様子。

だからこそソロでキャンプをしているのであって、当然、ぼくもそのひとり。

のんびりしてて、緑に囲まれてて、車の音が聞こえなくて、吹く風が心地よくて。その中でビールを飲んで本を読む。

そんな感じが大好き。

今日も今日とて、静かに過ごせるキャンプ地探しに余念がない。

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西郷村 村営キャンプ場

町営や村営といった、自治体が運営しているキャンプ場はわりと多い。

そういう場所は規模は小さくともちゃんと管理されていて、利用者がほとんど居ないにもかかわらず、人知れず「ひっそり」営業していたりする。

しかも安い。

利用者がいなすぎて廃墟同然になっている、なんてケースもあるけどね。

福島県の中通りにある西郷村。ここに村営のキャンプ場があることを知っている人は、たぶんあまりいない。検索してみても、情報はほぼ出てこない。

どうやって見つけたんだっけ?

一時期は震災で出た廃材置き場になってしまい、ブルーの大きな塊が山積みされていた。空とおんなじ色のはずなんだけど、周りの緑にちっとも馴染まないのが不思議。

あの頃は、そんな光景があちこちで見られていたなぁ。

「仕方がない」と納得せざるを得ない大人な僕に「遊ぶ場所がなくなった!」と素直に怒る子供。なだめながらも、ちょっとした違和感を拭えなかったのは、もう思い出だ。

その西郷村のキャンプ場が再び利用できるようになったと聞いて、出かけて行ったのが2018年。第1キャンプ場の方は荒れたままで入れなかったが、第2はすっかりキレイになっていた。

草刈り作業をされていたおじさんたちに話を聞くと、再オープンしたばかりみたい。

「静かに過ごせる、良いトコですよね」

なんて話をする。おじさんたちも、また人が来るようになって嬉しそうだ。

邪魔にならないよう、場内のいちばん奥に設営させてもらった。


場所は、自衛隊布引山演習場の近く。西の郷遊歩道の入り口にあたる所だ。

利用するときは同じ村営の体育館で受付をするんだけど、車で10分くらいと微妙に遠いのが少し不便。

まぁ、分かっていれば体育館に寄ってからキャンプ場に来ればよいだけなので、たいした事じゃない。

受付後は、キャンプ場近くの「もり食堂」で利用証代わりのカワイイ旗を受け取り準備はOKだ。

橋のたもとから阿武隈川沿いに作られた場内は、奥行きがあり意外と広い。簡素ながらトイレと水場もある。

周りにちらほらと建物はあるものの、山と川に挟まれたキャンプ場は自然豊か。

近くの道路も、さほど車通りは多くない。

のんびり過ごすだけのキャンプには、なかなか悪くない場所だ。

すぐ脇に川があるけど、林に遮られ流れを望むことが出来ないのがちょっと残念。


自分の住む辺りには猪苗代湖や裏磐梯など、「静かにのんびり過ごせるキャンプ場」が沢山あるので、わざわざ西郷村まで行く機会はあまりない。

車の運転も好きではないから、キャンプ地は「1時間以内で行ける場所」がほとんどになってしまう。

それらと比べても、西郷村キャンプ場が特別に居心地良いという訳でもないしね。

でもここは、たまに様子を見に行きたくなる。

この時はたしか10月の終わり。今度は、緑のまぶしい時期にでも行ってみようか。

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