近ごろは、とにかく色々な種類のアウトドアスパイスが売っていますよね。
見ているだけで楽しく、あれもこれも試してみたくなってきます。
で、あれもこれも試した結果、ぼくは今、一周回って『味付塩こしょう』に落ち着いてしまいました。
どんな料理にも使えて、どう調理してもそこそこ食べれるものが出来上がる。
むしろシンプルな味付けは、飽きがこなくてちょうどイイ。
ばつぐんの万能さで、「あれ?味付塩こしょうが最強じゃね?」と思い至った次第です。
キャンプ調理の大正義・アウトドアスパイス
キャンプでの調理は、『どれだけ手間を減らせるか』がもっとも大事だと思っています。
凝った料理を否定しているのではなく、それを美味しく作るために、どれだけ工程を簡略化できるかが重要なのです。
たとえば、
- 肉などに下味をつけておく
- 食材をあらかじめカットしておく
など。
屋外のキャンプ場で、自宅のキッチンと同じような手間をかけるわけにはいきませんからね。
小さな子供がいると、とくにそう。
彼らは、『料理を楽しむ』などという大人の都合は理解してくれませんから。
『炭火でじっくり』なんてのが楽しいのは大人だけ。
子供は、とっとと空腹を満たして遊びに行きたくて仕方がない。
ウチの息子どもはインスタントラーメンを煮る時間も待てず、茹でる前の麺をボリボリかじってました(笑
そんな『手間を掛けない簡単調理』に革命を起こしたのが、アウトドアスパイス。
肉だろうが野菜だろうが、とりあえず焼いてアウトドアスパイスを振りかけておけば、それだけでもう美味い!
手早く簡単に美味しい料理がつくれるのは、キャンプにおいてまさに大正義。
たくさんの種類が発売されていますが、いまのとこ、どれを食べても外れなく美味いのがスゴイ。
ちなみに、個人的にいちばん好きなのは、定番の『GABAN』です。
けど、飽きた
キャンプではとにかくノンビリしたい。
なので僕は、『焚き火調理は楽しくて好き、だけど手間は掛けたくない』という指向です。
そんな自分に、手軽だけど美味しく調理ができるアウトドアスパイスはピッタリでした。
種類が豊富なのも良し。
いろいろ食べました。
食べて、
食べて、
食べた結果・・・
飽きた。
どれ食べてもおんなじに思えてくる。
いや、味が違うのは分かるんですけど、『アウトドアスパイス』という括りで同じに思えてきて・・・。
その中にあって『GABAN』はそれほど主張が強くなく、『スパイスの入った味付塩こしょう』という感じで、ワリとシンプルさを感じられて好きだったんですが、それ故、気付きました。
「もしかして、味付塩こしょうでいいんじゃね?」
と。
シンプルイズベスト・味付塩こしょう
そう思って、キャンプに持って行く調味料を『味付塩こしょう』にしてみたところ、もう全然これでOKです。
和洋中、なんにでも合う。
刺身でも冷ややっこでもいけちゃう。
おかずの調理に失敗して白米のみになってしまっても、ふりかけみたいにご飯にかければソコソコ美味いものが出来上がる。
カレールーが足りなくてちょっと薄味になってしまっても、数振り入れておけばちゃんとまともな味になる。
メイン調味料としての普段使いはモチロン、何かあった時のカバー力が有能すぎる!
味付塩こしょうのポテンシャルに感心しきりの、この頃です。
まとめ
自宅での料理だと、下味とか、物足りないときの一振りとか、あくまで『縁の下の力持ち』的な味付塩こしょう。
でもキャンプだと、『(アウトドアの)シチュエーションで旨み3割増し』みたいなのも手伝って、味付塩こしょうのみでも全然ウマい。
というか、50近いおっさんの胃には、むしろこのシンプルさがちょうど良いです。
なので最近は、『鍋の素』か『味付塩こしょう』しか持って行かなくなりました。
とてもリーズナブルなのも大助かり。
・・・だったけど、チョット良い味塩こしょうが気になるぞ!
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