焚き火調理は楽しいです。
燃え盛る炎のなかにフライパンを突っ込んで肉をジュージュー言わせるのは、もはや調理ではなくエンターテインメント!
生か?焼けたか?焦げてしまうか?
手に汗握る、炎との駆け引きを繰り広げる。
熾火にすれば簡単なんですが、そんな頭の良い方法は求めちゃいない。
ただ本能のままに炎を上げる焚き火調理は、出来上がりが黒焦げだとしても、とても楽しいです。
そして、そんなワイルドな状況で頼りになるのが、スチールテーブル。
焚き火調理を快適にしてくれる、火に強く耐久性に優れたテーブルです。
燃えない!壊れない!オール鉄のスチールテーブルはこんな人におすすめ
寒い季節、車を横付けできるオートキャンプのとき僕の使っている焚き火台が、ユニフレームの薪グリル。
こいつで暖を取り、調理をします。
その傍らに欠かせないのがスチールテーブル。
焚き火調理の相棒として、これ以上ないくらい頼れる存在です。
しかし重さもあり、畳んでも小さくはならないので、どんなキャンプでも使えるわけではありません。
ですが条件さえ合えば、ぜひともオススメしたいアイテムです。
スチールテーブルはこんな人におすすめ
焚き火で調理する人
焚き火で調理すると、クッカーやケトルは煤(スス)で真っ黒になり、当然テーブルも汚れます。スチールテーブルなら手軽に丸洗いできるので、汚れを気にせず使えて便利。
めんどくさがりな人
スチールテーブルは折りたたみ機構などを備えておらず、脚を広げるだけで設営は完了です。その時間、わずか3秒!「めんどくさがり」さんにぴったり。
車移動の人
オール鉄だから重いです。天板がメッシュなので思ったほどではないのですが、それでもバックパックで運べる重量ではありません。でも車なら問題なし。
焚き火で調理する人に
焚き火での調理を楽しむ人にこそ使ってほしいスチールテーブル。
その理由はこちら。
熱に強い
すべて鉄で出来ているので、当然、熱ごときにはビクともしません。まさに焚き火脇で使うのにピッタリ。
スキレットやダッチオーブンなど、熱々のものを置いても大丈夫です。
汚れたら水洗い
もし汚れてしまっても、水をぶっかけてガシガシ洗えるのも便利です。
メッシュの天板は、何かこぼしてしまってもそのまま下に落ちて、汚れが広がらないのが助かります。
また、食器の水切りにだって使えます。
焚き火で調理していると、クッカーやフライパンをサッと火から下したい場面が結構あります。そんな時、傍にあるのがこのテーブルだと、熱や煤汚れなど気にせず、気軽に置くことができるのです。
めんどくさがりな人に
耐久性ばかりに目が行きがちですが、それと同じくらい「いいな」と感じている点が、設置の簡単さ。
脚を開いて置くだけで準備OK! わずか3秒で完了です。
これが思った以上にイイ。
めんどくさがりには最高です。
ぼくがこのスチールテーブルを使う時、椅子は同じように広げるだけで設置できる、バンドックのロースタイルチェアを持ち出します。
テントの設営前にテーブルとチェアをサッと出してコーヒーを淹れ、サイトを眺めながら「さて、どういうレイアウトにしようか」と考えている時間が好き。
もちろん、撤収もあっという間です。
車移動の人に
スチールテーブルを使う場合は、車でのキャンプが前提となります。
天板がメッシュなので想像ほどの重さではないのだけれど、それでも、バックパックで運べるものではありません。
オートキャンプ専用です。
脚を畳めばそれほど荷物にならないし、取っ手のおかげで取り回しもしやすいです。
まとめ
ぼくはこのテーブルを、【ユニフレーム・薪グリル】【バンドック・ロースタイルチェア】の2つとセットで運用しています。
この組み合わせで、焚き火調理が楽しく快適になりました。
熱に強く、頑丈でラフに扱えるので、汚れやすい焚き火の脇にピッタリです。
デメリットと言えるのが重さと収納サイズだけなので、車で行けるなら欠点はほぼ無いも同然です。
火の傍だったり雨ざらしだったりと、かなり雑に扱っているので、ところどころサビが出てきましたが、それもまた「味」と言ってしまえます。
ちょっとくらいサビたところで、機能的には全然問題ありません!
圧倒的なタフさが魅力のスチールテーブル。焚き火の脇におすすめです。
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