これは便利!エアマット用コンパクト充電式ポンプ【FLEXTAILGEAR・TINY PUMP】レビュー

こんにちは、ここ数年はエアマット愛用中のシズワです。

昔はボワンボワンして苦手だったんですが、最近のはとても寝心地がいいです。

でも空気を吹き入れるのが一苦労なので、電動の小型エアポンプを購入しました。

普段だったらなんてことないんですが、焚き火をして夕食たべて、お酒を飲んだ後にエアマットを膨らませると、酸欠でクラクラするんですよ。

こりゃシンドイなってことで、科学の力に頼ってみました。

こんな便利なものが売っていたんですね!

ってことで、ここ最近で買ってよかった道具No.1のエアポンプをレビューします。

目次

FLEXTAILGEAR・TINY PUMP 携帯式エアーポンプ

購入した商品の名称は、FLEXTAILGEARというメーカーの【TINY PUMP】です。

似たようなのが幾つかある中で、いちばんコンパクトなものを選びました。

スペック

サイズ高さ53mm×径43mm
重さ80g
電源充電式リチウム電池
使用時間約15分間
充電時間約2時間30分
流量180L/MIN
付属品各種ノズル・充電コード・収納袋

各サイズのノズルと充電コード、収納袋が付属しています。

レビュー

何度か使用して好印象なこのポンプ。

気に入った点と、各種エアマットに使ってみた感想をレビューしていきます。

軽量コンパクトで作りも良い

本体はコンパクトな円筒状をしています。

ノズルを除いた本体部分のサイズは、高さが約53mm直径は約43mm

本当に小さく、手の中に納まってしまいます。

重さも80gしかないので、持って行くのに負担はないでしょう。

プラスチック製のボディには隙間やバリはいっさい無く、ひと昔前の中華アイテムに良く見られたいい加減さは微塵もありません。

すごく作り良いよコレ。

シンプルなロゴも好印象。

便利なUSB充電式

本体下部に充電用のUSB差し込み口があります。

コードが付属しており、長さは約30cm。形状は本体側がType-C電源側がType-Aです。

充電中は赤、完了すると緑に点灯します。

USBなので、モバイルバッテリーからの充電も可能です。

マニュアルによると、充電完了までの時間は約2時間30分

使用可能時間は約15分です。

実際に満充電の状態から停止するまでの時間を計ってみたところ、約17分間動いていました。

上出来!

能力も上々

このポンプが吐き出す空気の量は、1分間に180リットルとなっています。

そう言われてもピンとこないし、本当かどうかも分からないので、エアマットが膨らむまでの時間を計ってみました

使用したのはクライミット・スタティックV。サイズは【183cm x 58.4cm x 6.5cm】、レギュラーサイズのマットです。

結果、完全に空気の抜けた状態から膨らみきるまでの時間は、1分と6秒でした。

これなら、ソロだけでなくファミリーキャンプで使っても、家族全員分のマットに空気を入れられますね。

小さいわりに、けっこう動くぞコイツ!

操作方法はいたって簡単。

本体の底面にあるスイッチを、ダブルクリックのように2回押すと動作します。

なので、荷物のなかで誤作動してしまう心配は無さそう。

小さなコトだけど、なにげに『気が利いてるな』って感じたポイントです。

各種ノズルで幅広く対応可能

このポンプは、付属のノズルを使い分けることにより、様々なマットに対応しています。

それぞれのサイズは以下のとおり。

普通の定規で測ったので、誤差は勘弁してください。

  • 大/外径(約)30mm
  • 中/外径(約)20mm
  • 小/外径(約)16mm(シリコンノズル接続用)
  • シリコンノズル/内径(約)13mm~22mm

シリコンノズルはスクリュータイプのバルブ用です。段階的に径が変わる作りで、だいたい太さ14mm~22mmくらいのバルブであればフィットします。

細長いノズルは、おそらく浮き輪等に使うものかな?

ポンプと各種ノズルを、所有しているエアー系のアイテムで試してみました。

クライミット・スタティックV

フリップバルブのモデルです。

大のノズルがピッタリとハマりました。

クライミット・ピローX

こちらは径(約)20mmのスクリューバルブです。

シリコンのノズルでバッチリ。

サーマレスト・トレイルスカウト

インフレータブルタイプのマットです。

バルブは径(約)18mmのスクリュータイプ。

こちらもシリコンノズルの出番。

シートゥーサミット・キャンプマットS.I.

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シートゥーサミットのバルブは、いちばん入れやすいです。

専用かよ!?ってくらいのフィット感。

所有しているマットやピローは、どれも問題なく空気が入りました。

ただ、『電動式ポンプ等を使ってマットに空気を入れないでください』と記載のあるマットもあるので、ぼくはポンプで空気を入れるのは満タン手前で止めておいて、最後は口で吹き入れるようにしています。

排気もできる

このポンプは空気を入れるだけでなく、空気を抜くことも可能です。

本体上部の吸気口にもノズルが付くようになっており、マット内の空気を吸いだすことが出来るのです。

でもまぁ、この機能はおまけかな。

手で押し出した方が早かったです。

TINY PUMPの利点

このポンプで利点と感じる部分は4つ。

  • 安い
  • コンパクト
  • 充電式
  • 各メーカーのマットに使える

安い

なんと言ってもコレですよコレ。

ぼくはタイムセールで購入しまして、1,980円でした。

しかも、安かろう悪かろうではないところが良いですね。

このお値段でこの品質なら、全然OKです。

コンパクト

軽量コンパクトな点も、購入した動機のひとつ。

最初はポンプサックを買おうと思っていたんですよ。

ポンプサックとは、簡単に言えば空気入れ機能のついた防水の袋です。普段は服や寝袋などの収納に使えます。ポンプとしてはマットと同一メーカーのモノじゃないとバルブが合わないことがあります。

でも、この充電式ポンプを見つけて、『こんなに小さいなら荷物にならないな』と思い購入。

実際、マットの袋に一緒に入るくらいコンパクトです。

充電式

これが電池式なら買いませんでした。

充電はやっぱり手軽で便利

各メーカーのマットに使える

バルブの形状は、各メーカーで微妙に違います。

このポンプは豊富な付属ノズルで、幅広く対応できるのがありがたい。

手持ちのマットはどれも対応しましたが、すべてに合うとは限りません。

TINY PUMPの欠点

かなり気に入ったのですが、気になる欠点がひとつ。

ちょっと音がうるさいです。

小さなモーターが回るカン高い音がします。

周りに人がいる場合は、夜に使うのはちょっと気が引けるかな。

でもまあ、昼間なら全然問題ないレベル。

こんな使い方も

やってみて『これいけんじゃね?』と思った使い方2つ

涼む

服の隙間から風を送ると涼しいです。

勢いがあるので、一気に汗が引きますよ。

扇風機みたいに継続して涼むのではなく、作業などで暑くなったときのクールダウンにぴったり。

焚き火に

焚き火の火おこしに使えます。

細くピンポイントの風なので狙いがつけやすく、うまくやれば灰が舞い上がりません。

びっくりするくらい、あっという間に炎が上がります。

楽すぎてつまらんくらい。

まとめ

安かったので、『使えなくてもいいか』くらいの気持ちで買ったのですが、予想外に良くてびっくりです。

仕上げのキレイさも、普通に店頭に並んでても違和感ないレベル。久しぶりに中華アイテム買いましたけど、品質がどんどん上がっているなって実感しました。

たかが十数回の吹き入れを代わってくれるだけの道具ですが、使ってみるとホント便利。もう自分で膨らませる気がおきません

それに、息にはやっぱり湿気があるんですよね。

以前は寒い時期にキャンプをすると、マットの中が少し濡れている時があったのですが、このポンプを使ってからは無くなりました。

『なんで濡れてるんだろう?』って思ってましたが、いま考えれば、あれはおそらく呼吸の湿気が結露したものだったのでしょう。

息で膨らませると内部にカビが発生する』と聞いたことはありましたが、ありうる話だな、と思いました。

そういう意味でも、ポンプの使用はマットのためにも良さそうです。

ぼくのように、息を吹き込むのが辛くなった世代にとくにオススメ。

現実を受け入れて科学の力に頼りましょう!(笑)

今回試したマットはどれも空気を入れられましたが、すべてに対応するかは分からないので、そこのトコはご注意ください。

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