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【ワークマン・メリノウール】と【ユニクロ・ヒートテック】雪中キャンプでどちらが良いのか?

話題になっているワークマンのメリノウールインナーを雪中キャンプで使ってみたら、すごく良くて驚きました。

暖かいのはもちろん、調湿機能がちゃんと効いて、汗でも不快になりません。

自分の冬キャンプスタイルだと、ユニクロのヒートテックよりずっと快適。

一方、暖かさだけならヒートテックもかなり優秀。

汗が出ないなら冷えることもありませんから。

両者は、ケースによって使い分け、が良さそうです。

ということで、【ワークマン・メリノウール】【ユニクロ・ヒートテック】比べてみました。

生地がどうとか織り方がどうとか、細かいことは言いっこなし。

専門的な知識はない一般人が実際に着て感じた、一般人目線の直感的な意見です。

目次

ワークマンのメリノウール』を買ってみた

メリノウールとは『メリノ種の羊の毛』のことで、メリノウールで作られた服には次のような特徴があります。

  • 吸湿性・保温性に優れている
  • 着続けてもニオイが少ない
  • 肌触りが良い

登山などのアウトドアではベースレイヤー、つまりインナーとしてよく使われる素材です。

わりと高価なので、お小遣いキャンパーであるぼくは興味こそありつつも手を出さないでいたのですが、ワークマンから衝撃的なほどリーズナブルなメリノウールインナーが発売されたのは、皆さまご存じの通り。

購入したのは【ミドルウールメリノラウンドネック】と【メリノウール ロングタイツ】。

記事内で『メリノウール』と呼んでいるのは、この製品になります。

購入理由

ぼくの冬キャンプは基本的に雪中でバックパック装備。

  • スノーシューを履いて17~18キロのバックパックを背負い、雪の中を150メートルくらい歩く
  • 設営スペースを作るため、雪を踏み固め、掘り、積み上げる
  • 散歩や木の枝探しで、雪の森をうろつく

と、けっこう運動強度が高め。

のほほんと本を読みダラダラと酒を呑むばかりと思われがちですが、まぁそれも間違いではないのですが、そこに至るまでの前準備で、水面下の白鳥のごとく見えない部分はけっこう動いているのです。

これがなかなかに汗をかく。

冬の屋外での汗は、冷えの原因となるため注意が必要。

とくにぼくはテント内を暖めるような暖房を使わないので、一度汗で濡れてしまうとリカバーするのが大変なのです。

そこで、調湿機能にすぐれたメリノウールインナーですよ!

今まではヒートテック+エアリズム

今まではユニクロの『ヒートテック+エアリズム』をインナーにして、気温によって極暖・超極暖を使い分けてました。

ユニクロ

ヒートテックは肌に直接着た方が暖かいそうですが、それだと汗をかいたときに難があります。

街中の散歩程度ならともかく、上記の雪中キャンプにおける運動量だと、汗を吸収しきれず冷えてしまうのです。

なので対策として、ヒートテックの下に速乾性に優れたエアリズムを着用していました。

この「ヒートテック+エアリズム」という構成はけっこう良かったんですけれど、それでも完全とはいえず、たまに調子に乗って雪と戯れすぎて、汗冷えで不快な思いをしていたのです。

暖かさ自体に不満はありませんでした

そのたびに「モンベルのメリノウールインナー買っちゃおうかな~どうしようかな~」なんて悩んでいたところ・・・。

ワークマンがリーズナブルに出してくれたので、飛びついたわけですよ。

メリノウールとヒートテックの違いを実感

暖かさだけならヒートテック、汗をかくならメリノウール

実際に冬キャンプでメリノウールを使ってみて実感したヒートテックとの違いと、それぞれの良いところがこちら。

ヒートテックメリノウール
動かない時の暖かさより暖かい(超極暖の場合)普通に暖かい
発汗時冷える冷えない
着心地普通サラサラで良い
2日目のニオイ気になる気にならない
取り扱い気にしない虫食いに注意

動かずじっとしているときは、ヒートテックの超極暖が一番暖かい

その分ぶ厚いけどね

極暖とメリノウールが同じくらいと感じました。

汗が出るまで動いてみると、両者の暖かさにはずいぶん違いが表れます。

ヒートテックは動くと一気に暑くなり、汗をかくと急激に冷える。

メリノウールは動いて汗が出てもあまり変わらず、常に一定の暖かさを保つ感じで冷えません。

乾きも早く、背中に汗の感触はあっても、べたつかずサラリとしています。

メリノウールは消臭効果もあるそうで、確かに、2日目のニオイがヒートテックにくらべ少ないような気がします。

ぼくは冬キャンプだとパンツ以外は着替えないので、この消臭効果はありがたいと感じました。

冬以外はちゃんと着替えるよ!

取り扱いに関しては、天然素材のメリノウールは虫食いや洗濯など、少し扱いに気を遣う部分があります。

洗濯は、洗濯機に入れる場合、ネットを使った方が良いです。

虫食いは、防虫剤などで気を付けましょう。

この点、ヒートテックはなにも気を付ける必要が無く、ラクです。

キャンプで使い分けるなら

じっとしている時間が長く、汗をそれほどかかないならば、ヒートテックでもいい。

お籠り系のキャンプで着替えもあるなら、むしろヒートテック超極暖のほうがいい。

たとえば『もりもりランド・かつらお』に行った時のキャンプ。

この時はメリノウールインナーを着ていたんですが、あまり動かず汗もかかなかったので、「ヒートテックのほうが暖かくて良いな」という感想でした。

一方、汗をかくなら断然メリノウールです。

先日の雪中キャンプでは、メリノウールを試すために、ワザと汗が出るほど動いてみました。

ヒートテックなら確実に冷えて不快になるほどの発汗でしたが、メリノウールはぜんぜん平気。

こういう環境のキャンプなら、断然メリノウールのほうが快適です。

まとめ

ワークマンのメリノウールと、ユニクロのヒートテック。

両方使ってみて感じたのは、同じように暖かさを売りにしたインナーでも、けっこう違いがあるってこと。

動くキャンプなら断然メリノウール

メリノウールは暖かいうえに調湿機能に優れ、とにかく汗濡れに強い。

荷物が限られるバックパックでは、消臭機能も着替えを省けてありがたい。

動かないキャンプならヒートテック(超極暖)

ヒートテックは暖かさ全振りといった感じで、とくに超極暖は生地が厚い分かなりヌクヌク。

汗には弱いけど、下にエアリズムを着用すれば多少マシにはなる。

寒い時期のインナーとしてどちらが上、というわけじゃなく、場面によっての使い分けだなって感想です。

ちなみに、ぼくの冬キャンプは汗が出るほど動くし着替えもないから、調湿・消臭機能に優れたメリノウールで決まり!

このお値段でこの機能性は、とんでもないコスパですよ!

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