こんにちは、shizuwaです。
今は6月、夏は間近。
夏のキャンプは、色々な虫たちを目にする機会が多くなります。
虫好きさんにも虫嫌いのあなたにも、その機会は平等に訪れることでしょう。
そして虫大好きの僕はといえば、この前のキャンプで毛虫に刺されてしまいました。
今回は、その時の体験談です。
キャンプで毛虫に刺された
やつらは意外と神出鬼没なので気を付けていたつもりなのですが、まさかあんなところに居るとは。
完全に不意をつかれました。
僕は昔、野宿で寝ているときにクモに噛まれた事がありまして。
音もなく近づいてくる虫って怖いんですよね。クモとかムカデとか毛虫とか。
蜂なんかは羽音ですぐ分かるから警戒のしようがあるんだけど、やつらはまさにサイレント。しかも結構な機動力で立体的な動きをするし。気付いたときにはそこに居るという。
個人的に生き物は好きなので、前述の虫も普段は平気で触ったりもできるのですが、寝ているときはさすがにね。シュラフに潜り込まれたりしたら、もうね。
僕がタープ泊をしない理由です。
話が逸れました。
で、その毛虫が潜んでいた場所というのが
ブーツの中!
僕は朝の焚き火が好きなので、基本的に早起きです。
その日も早朝、テントの外に出ようとブーツに手を伸ばしたら、何かが指に当たるのですよ。薄暗いテントの前室、ブーツの中を見たら灰色の何かがあるのです。
てっきり、枯葉とか枯枝とか何かのゴミかと思って、捨てようと掴みました。
その瞬間、「痛!」っと。よく見たらかなり巨大な奴が
ブーツの中で猛り狂っているではありませんか。
いきなり掴まれてビックリしたのでしょうが、いや驚いたのはこっちだよ、と。
指を見たら毛がいっぱい刺さってる。
「やっちまった~」と。
とりあえず種類を判別するため観察することに。うん、「マツカレハ」だな。この時期よくいる大型の毒持ち毛虫だ。とりあえず、早めに刺さった毛を抜くことにします。
毛虫に刺された時の応急処置
刺さった毛を抜く
むやみに掻いたり触ったりしてはいけません。
刺さった毛が広がったり、より深く刺さったりしてしまいます。
まずは粘着テープで丁寧に取り除きます。
車にいつも積んでいるシート用のコロコロが役に立ちました。
あとはピンセットを使って、残りの毛を一本づつ抜いていきます。こちらはビクトリノックスについているのを使いました。
ヘッドライトで照らしながらだと、光の反射で毛を見つけやすい。
深く刺さって掴めない毛は、ナイフで指の皮をちょっとほじくりながら抜きました。
水で流す
目で見えにくい細かい毒毛を水で洗い流します。
できるだけ冷たい水が良いそうです。
こうして流水で毛を洗い流し、患部が拡大するのを防げるのだそう。
薬を塗る
使ったのはムヒアルファEX!
ぼくのキャンプの常備薬です。もっててよかった。
その後の経過
その後、少し痒みはありましたが、結果カブレた程度で済みました。
いや~大事にならなくて良かったです。
そんなことがあって、改めて思いました。
備えって大事だなと。
ビクトリノックスなんて、いつも「念のため」持っていくけど、使ったことなんてほとんどありませんでした。たまにビールの栓抜きくらい。ましてやピンセットなんて、購入して20年、初めて使いました。
車のコロコロにしてもそう。めったに使わないけど、何に役立つかわからないもんだね。
まさに、備えあれば憂いなし、を体感した出来事でした。
そんな事があったので、先延ばしにしていたポイズンリムーバーの購入を決めようかと思います。
しかし、ブーツの中にはヤツが残した毒毛がいっぱい。さて、どうしたものか。
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