とても安く買うことのできた、ヘリノックスタイプのチェア。
普段ロースタイルの自分には座面の高さが合わなかったため、好みの座り心地になるよう脚のフレームを切ってみたのが前回。
5センチほどカットして、「ミドルスタイルくらいにはなったかな?」といった感じです。
自身の好みに合わせ低くなったこのチェアを、さっそくキャンプで試してきました。
ハイバックチェアの座面を下げてみた
脚フレームをカットした後の、座面の高さはこのとおり。
座面高
- ひざ裏 : 約40センチ
- 尻部分 : 約30センチ
ハイスタイルとロースタイルの、ちょうど中間くらいでしょうか。
カット前と比べ背高感がなくなって、見た目的にはこちらの方が好きです。
肝心の座り心地は文句なし!
ちょっと低くなって、よりリラックス度が増しました。
座ったり立ったりもしやすい。
傍らに置いたローテーブルの上のコーヒーにも、なんとか手が届きます。
明らかに、使い勝手がぼくの好みに近づきました。
いいんじゃないコレ!
切ってよかった。
まだすこし高い
ところが、夏の太陽が照りだすと、タープ直下の頭頂部はじんわりと熱を感じます。
ぼくはタープのポールを150~180センチで使うことが多いのですが、この高さではチェアを置く場所を選ばないと、タープと頭の距離が近すぎます。
ポールの辺りに居れば大丈夫なんですが、それでは安住の地が制限されてしまう。
「ぼくは全てから解放されたいんだ!」
と、言うことで、自由を求めさらに8センチほど脚をカットしてみました。
さらにカット
座面高
- ひざ裏 : 約33センチ
- 尻部分 : 約23センチ
ここまでくると、もう完全にローチェアですね。
脚が短くなったので不安定になるかと思ったけど、座っている分にはカット前と何も変わりません。
ただ、人が座っていないチェアだけの状態だと、後ろに倒れやすくなりました。
これに関しては、フレームに下げた収納ケースに石などの重りを入れれば良いだけなので、たいした問題ではありません。
その収納ケースも、【背もたれ側のフレームに通し、前側に持ってくる】といった下げ方をしないと地面に着いてしまいます。
座った感じは、う~ん...カット前の方が良いかな?
立ったり座ったりは多少やりずらくなりましたが、ローチェアは全般的にそうなので、これは仕方のないことです。
カットでのメリット&デメリット
今回のフレームカットでのメリットやデメリットは以下のとおり。
メリットに感じる点
- 自分の過ごし方に合うようになった
- 本が読みやすくなった
- ローテーブルが使えるようになった
ヒザを立てて座れるようになったため、足の上に本を置いて、よりリラックスした体制で読書が出来るようになりました。
ローテーブルとの高低差も、飲み物や本を置くくらいなら不便を感じない程度です。
デメリットに感じる点
- 座っていない状態だと倒れやすい
- 立ち座りが多少やりずらくなった
- 収納ケースが地面に着く
思いつくのはこれくらい。
たいしてデメリットでもないですね。
まとめ
座り心地は1回目のカット時の方がよかったけど、ロースタイルとしては、2回目のカットで使い勝手が上がりました。
もともと「失敗しても構わない」という気持ちでやっていたので、結果、大成功でしょう。
前回も書いたけど、値段が安いから気軽に改造を決断できるってのも、格安中華アイテムの良いところです。
チェアの脚を切って高さを変えるのは、とても簡単な作業でした。
掛かった費用は
- チェア・約2500円
- ノコギリ・100円
- ヤスリ・100円
- 流した汗・プライスレス(夏場はキツイ!)
コメント