ベルモントの「TABI」にキャプテンスタッグのキャンピングセカンドグリルを合わせてみたら、なんだか良さそうな焚き火台が出来上がりました。
コンパクトな取り回しのよさはそのままに、調理のしやすさは格段に向上。
我ながら良い組み合わせを発見したと、自己満足のままに文章をしたためました。
ベルモントTABIとキャンピングセカンドグリル
今年から使い始めたベルモントのTABI。
なかなかに使いやすく、ピコグリルほど頻繁には見かけないため、最近のお気に入りです。
バックパックで行くキャンプ時の焚き火台は、ほぼコレになりました。
とくに不満もないのですが、
「手持ちの道具でうまい具合にTABIと合うものはないものかな」
といろいろ試してみると、良さそうなのが一点。
キャプテンスタッグのキャンピングセカンドグリルです。
- サイズ:幅490×奥行165×高さ185mm
- 材質:鉄(クロムめっき)
- 重量:約600g
この製品は焚き火やバーナーに使用するゴトクなので、サイズさえ合えばTABIでの調理に役立つのではないだろうか?
組み合わせレビュー
TABIとキャンピングセカンドグリルを組み合わせるにあたって期待したのは、
- 薪を入れるスペースの高さ確保
- 調理面積の拡大
の2点。
純正のゴトクだと、薪を入れる際もう少し高さが欲しいと思う場面がたまにある。
ついでにクッカーやフライパンを置くスペースも、広くなれば嬉しいなと。
合わせてみると、わりとぴったり!
面積はけっこう広くなりました。
この位あれば「火力の弱い所で保温」といった事も出来ます。
ゴトクの高さも、従来より1~2cmは上がりました。実際の数値以上にこの差は大きい。
薪選びは格段に楽になるでしょう。なかなか良さそうです。
次に、キャンピングセカンドグリルをTABIに対して平行に設置してみました。
おお!ぴったり!
これなら、焚き火台の左右で強火と弱火と使い分けるスペースもある。
思った以上に合うなぁ。
片方の側板を外してやれば、薪の補充も問題なさそうです。
キャンピングセカンドグリルは見た目の割にけっこうガッチリしているので、小型のダッチオーブンくらいなら使えます。
使えるクッカーの種類も、同時に調理できる数も増え、ゴトクとしては十分に実用的な組み合わせになりました。
さらにこの2つ、畳んだときのサイズが近いので一緒に収納が可能です。
TABIのケースに、キャンピングセカンドグリルがそのまま入ります。
厚みが増すため少々きつくなりますが、なんとかマジックテープも閉まりました。
いやコレ、ホントに相性イイんじゃない?
まとめ
キャンピングセカンドグリルは、安価で頑丈と使い勝手は良いのですが、重量は約600g。
けっして重すぎるわけではない。むしろ、これ以上に軽かったらゴトクとしての安定性に問題が出そうです。
が、バックパックに入れるには軽い荷物ではありません。
一方、TABIの重量は約400gと、焚き火台としては最軽量クラス。
持って行ってもほとんど重量増を感じず、かつ、ちゃんと焚き火を楽しめる実用性もあるところが、この製品が売れている理由でしょう。
この2つそれぞれの重さも、相性が良いなと思う点。
合わせても1キロ弱にしかなりませんから。焚き火台としては、まだまだ軽い部類。
1キロの重量で、このサイズとダッチオーブンも使えるゴトクの剛性を考えたら、とても魅力的な焚き火台じゃないでしょうか?
軽さを優先させたい時はTABIのみで。
焚き火と調理をじっくり楽しみたい時はキャンピングセカンドグリルも持って行って。
なかなか面白そうな組み合わせができました。
TABIに合わせるなら、火ばさみもコンパクトに持ち運べるものがオススメ。
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