クールタオルってご存じですか?冷感タオルとも言うみたいです。
水に濡らして絞り、首元などに巻いておくとヒンヤリして気持ちいいってヤツ。
夏の暑さはキャンプにおいても天敵。熱中症にでもなったら大変ですからね。
屋外で活動する以上、そのリスクはじゅうぶんにある訳ですよ。
少しでもその対策になればと、クールタオルを昨年に購入してみました。
なんどか使ってみたところ、良い点・悪い点が見えてきたので、ブログにあげてみようと思います。
タイトルの時点で出オチなんですけど、良かったらお付き合いください。
夏の暑さ対策にクールタオルを
夏のキャンプは、暑さ対策が必要不可欠です。
寒い場合は防寒着や暖房など色々と出来ることもあるんですが、こと暑さに関しては、屋外ではあまり対処のしようがない。
日陰に避難するか、携帯用の扇風機を回すくらいが精々です。
でも熱中症のリスクを考えれば、『暑さ対策』ってけっこう大事。とても大事。
一年中キャンプしている僕なんかでも、天気予報で『危険な暑さ』なんていう日にはさすがに控えますもん。
まぁ、そんな日は特別としても、夏キャンプには夏なりの良さがあります。
抜けるような青空と湧き上がる白い雲のコントラストとか、設営後のアイスコーヒーとか、ガツンと冷えたビールとか。
たまらないですよね。
そんな夏のキャンプを少しでも快適にしようと購入したのが、水に濡らすと冷たくなるという『クールタオル』です。
クールタオルを使ってみた感想と利点・欠点
購入したのは、ごく普通のクールタオルです。たしか600円くらいでホームセンターに売っていました。
使い方は、水で濡らして絞り、首元などに巻いておくだけ。
気化熱を利用して、冷たく感じる仕組みです。
気化熱とは、水が蒸発するときに周囲の熱を奪う現象。
タオルが温くなってきたら、かるく振ったり、再度濡らしたりすればまた冷たくなって何度でも使えます。超簡単。
首のまわりは大きな血管が体表近くに出ているため、血液を冷やすことで体全体を効率よくクールダウンさせることが出来るのだそうです。
他には『わきの下』や『足の付け根』なども良いそうですが、人目のあるキャンプ場ではいろいろと問題のありそうな箇所なので、やはり首元がベストでしょう。
利点
このクールタオルを夏キャンプで使ってみて、『これは良いな!』と感じた部分がこちら。
- 繰り返し使える
- 手軽
- 経済的、電気がいらない
- 首の日焼け対策にもなる
- 首に巻いているので、汗拭きにもなる
と、なかなか快適な使い心地です。
普通のタオルを首から下げておくのに比べ、ヒンヤリしている分こちらのほうが気持ちいい。
欠点
そして肝心の、イマイチだった部分。
それは、服が濡れる事。夕方タオルを外してみたら、服の首元と肩回りが見事に濡れていました。
暑い昼間は全然問題ないのですが、裏磐梯は夏とは言え、日が暮れるとけっこう涼しいんですよ。
濡れた服なんて着ていられません。
夜の間に干しておけば乾くとはいえ、使うたびに服が濡れてしまうんでは「ちょっとなぁ」と思いました。
『硬く絞れば服は濡れない』との記載もありましたが、何度やってもやっぱり濡れちゃう。
まとめ
そんなわけで、ちょっと残念だったクールタオル。
でも使ってますけどね。
日が暮れる前に外せば濡れた服もそのうち乾きますし、そもそもタオルを濡らさなくても、肌触りがサラサラしてて結構快適なんですよ。
なんだかんだで夏キャンプには重宝しています。
とは言え、手ぬぐいで十分だなぁとも思ったり。
コメント
コメント一覧 (4件)
久しぶりに拝見しました!
こちらはようやく緊急事態宣言が解除されましたが、
毎年7-8月は暑さのため、キャンプは見合わせており・・・。
来月、初めてテン泊登山する予定があり、
入念に下調べ・持ち物を揃えている最中です。
重いザックを背負って登り切れるのか・・・
けど、一度は自分で行ってみたい!
不安半分、楽しみ半分です。
旅なれたShizuwaさんなら余裕!?
こんにちは!お久しぶりです。
キャンプも暑すぎると楽しめませんよね。
個人的には、夏はもっとも向かないシーズンだと思っています。
ただビールの美味しさは一番!
テン泊登山いいですね!憧れます。
全然余裕じゃないですよ。
山の経験はほとんどないので、ぼくもいつか行ってみたいなぁ。
テン泊ともなると荷物が大変そうだけど、星空が見れたら最高ですね!
バックパッカー時代いろんなところで夜空を見上げてきましたが、標高の高い場所で見る星はやはり格別でした。
よい登山になる事を祈っています。
もし良かったら、感想を聞かせてもらえたら嬉しいです。
shizuwaさん、ただいま!
調子にのって、テン泊登山についてコメントさせていただこうかと。
どこにコメントするのが適切なのか、よく分からなかったので、こちらへ。
長野県の涸沢カールが目的地。ザックは最終的に15キロ弱になりました。
上高地から穂高の峰々を見ながらのトレッキングで1泊目の横尾野営場へ。
雲がかかりほどほどの星空で、早めに就寝。
ところが、私が寝た後に晴れたようで、
起きていた友人は満点の星空を見たとのこと。残念・・・。
2日目はテントと寝袋等をデポして、目的地まで。ここからは登山道です。
急登箇所はすごくしんどかったけれど、次々と現れる景色に励まされて
なんとか頑張れました。
経験のある友人に「あともうちょっとやで!」と言われるたび、
「さっきからそればっかりやん!」と悪態つきつつ。笑い
涸沢カールから眺めた穂高連峰。
空の青、雲の白、斜面の緑、森林限界を超えた稜線の灰色のコントラスト。
月並みですが、本当に美しかった。
下調べ中に何度も何度も写真は見ましたが、
自分の目で、こんな景色を見ることができて、じんわり感動。
いつまでも眺めていたいと思いました。
国内外問わず、美しい自然の風景はこれまでも眺めてきましたが、
自分の足でしか来れない場所、という、達成感も加味されて、
何とも言えない幸福感。
山小屋で絶景を眺めながら飲む生ビールのおいしさといったら!!
これも大切な目的のひとつ。笑
天候が許せば、カールでテン泊して、
翌朝の朝焼け(モルゲンロートというようです)を見たかったのですが、
台風接近のため、天候悪化が確実で、やむなくその日に下山しました。
ちょこっと残念ではありましたが、
日中の滞在だけで十分満足できるくらい、素晴らしい時間でした。
あれ、すごく長くなってしまいました。
けれど、shizuwaさんなら許してくれそうなので、
このまま送信します。
shizuwaさん、登山環境、充実してそうです。
いつか登山記事が掲載されるかもしれませんね。
お待ちしています。
さめじろうさん、こんにちは。
登山レポートありがとうございます!
涸沢カールに行ってこられたんですね。
いいなぁ、すごくうらやましいです。
写真でしか見たことありませんが、迫りくる山々の迫力は圧巻ですよね。
あの場に生身を晒して感じる空気感っていうのを、ぼくも味わってみたいです。
あと山小屋の生ビール!
目的のひとつどころか、それ目的で登っても良いくらい美味しそう!
ぼくも装備的には登山できそうなものがそろっていますが、なにぶん経験がほとんどないので・・・。
経験者が近くに居るのは、やはり心強いですよね。
興味はあるので、とりあえず低山は行ってみたいなって思っています。