【FIELDOORアルミテントポール】は、軽量コンパクトなキャンプにうってつけのギア。
バックパックで持ち運べて、
高品質でリーズナブル、
さらにカラーも豊富。
そんな、ソロキャンにぴったりなポールです。
5年間ヘビーに使ってきましたが、未だに不満も不具合もありません。
とても満足しています。
今回はそんな間違いのない優良ギア【FIELDOORアルミテントポール】のレビューです。
FIELDOOR アルミテントポール 16mm
こんなギア
- リーズナブルで、品質も良い
- コンパクトな収納サイズ
- カラーが豊富でいろんなスタイルに合わせやすい
- 小型タープのメインポールに、大型タープのサブポールにと、活躍の幅がひろい
長さ【有効長】 | 180cm(30cm×6本連結) |
径 | 16mm |
収納サイズ | 約35cm×7cm |
重さ | 約600g(180cm×2本) |
材質 | A7075超々ジュラルミン |
カラー | ゴールド/シルバー/ブラウン/ブラック/レッド |
今回レビューする【180cm/6本連結】の他に、【150cm/5本連結】も差額500円(2024年6月現在)でラインナップされています。
どちらか迷ったら、1本単位で買い足しが出来ないことを考えると、絶対180cmタイプがオススメ。
その理由はこちら
- 買い足しが出来ない
- 汎用性が増す
- 値段の差が大きくない
長く使うことと汎用性の向上を考慮すれば、500円の差は安いものです。
もし『180cmを買っても結局150cmでしか使わなかった』としても、いいじゃないですか。スタバ1回分ですから!
余談ですが・・・
いつも思うんだけど、ポールの名称って、どこのメーカーも商品名なのか商品説明なのか、いまいち分からないと思いませんか?
分かり難くないですかっ!?
もうね、一目で「あのポールだ!」と分かる固有名称を考えてあげたい!
安心の日本メーカー
販売するFIELDOORは、さまざまなキャンプギアを扱う日本のメーカー。
テントやタープ、小物類など、多くの商品を揃えています。
比較的新しいブランドで、全体的にリーズナブルなのが特徴です。
そういう意味ではDODと似ているかもしれませんね。
ただ、あちらほどブッ飛んだ(褒め言葉!)製品はなく、シンプルで正統派なアイテムが多い印象です。
低価格でありながら【質・デザイン・使い勝手】などは優秀。
コスパの良いギアを求める場合、激安中華メーカーなどは地雷を踏み抜く可能性があるけれど、FIELDOORなら安心して購入できてオススメです。
レビュー
しっかりした収納ケース付き
180cmタイプは6本連結。
2本分で計12本のセットになります。
本数が多いため、専用の収納袋があるのは本当に有難い。
収納袋って、格安中華やULギアだとペラッペラの低耐久だったりするんですけど、FIELDOOR アルミテントポールには普通にしっかりしたものが付いています。
もう5年以上使っていますが、破れやほつれ等はまったくありません。
この、普通を普通にやってくれる日本メーカーのありがたさよ。
携帯性が良い
収納サイズがコンパクトで、とても携帯性にすぐれています。
【約35cm×7cm】は想像以上に小さく、一見すると「本当に12本も入っているの?」と疑問に思ってしまうほど。
全長約35cmは、ポールの収納サイズとしてはかなりコンパクトな部類。
350ml缶や500mlペットボトルと比べるとこのくらい。
径のサイズ約7cmをくらべるとこんな感じ。
収納袋が黒いため分かりずらいですが、ほぼ同サイズです。
中身が動くので、収納場所に応じて多少は形を変えられますから、携帯性はかなり優秀。
バックパックの中でもサイドポケットでも、楽に収納できます。
重量も、全12本で600gと、ボリュームのわりにとても軽量。
アルミ製なので意外なほど軽く感じます。
実際、ほぼ同サイズのスチール製ポールは、約1.3kと倍以上の重さ。
軽量なFIELDOORアルミテントポールは、バイクや徒歩のキャンプにピッタリです。
選べる5色カラー
最近は様々なカラーが増えてきたとはいえ、【銀・黒・ガンメタ・赤】あたりがほとんどのポール業界。
ところが、FIELDOORアルミテントポールには、カラーバリエーションが5色用意されています。
- シルバー
- ブラック
- レッド
- ブラウン
- ゴールド
嬉しいですね!
ぼくがこのポールを選んだ理由は、コスパやコンパクトさもあるけれど、じつはこのカラーの要素がとても大きい。
購入したゴールドはへんにピカピカせず、自然の中でも悪目立ちしないシックな色合い。
とても気に入っています。
ポールは、テントサイトの中で意外と目に付きます。
面積からするとそれほどの大きさじゃないんですが、ワンポイントというか、アクセントになりやすい。
なので、選べる色が多いのは重要なのです。
あと、ロゴが控えめなのも個人的には高ポイント。
長さ調整は30cm単位
FIELDOORアルミテントポールは、全長180cmの6分割(150cm/5分割もあり)。
連結は差込タイプ。
精度は良く、グラつき無くきっちりとハマります。
不意に抜けてしまうこともありません。
ポール間はコードで繋がってませんから、使う本数により長さを調整することが可能。
1本あたり30cmなので、180cmのほか、150・120~と用途に応じて変えられます。
最短で2本/60cm。
「60cmなんて何に使うの?」
と思うかもしれませんが、タープの片方を低くしたいときとか、意外と出番はあるものです。
ちなみに、本数を増やして180cm以上にすることもできますが、強度の問題であまり実用的ではないです。
耐久性が高い
とてもリーズナブルなので、「すぐ壊れるんじゃ?」と不安に思う人がいるかもしれませんが、大丈夫。
とても頑丈です。
もう5年くらいメインポールとして使っていますが、まったく問題ありません。
- 差し込み式のシンプルな構造
- ガタつきの無い精度
- 素材の良さ(A7075超々ジュラルミン)
などが耐久性の高さに繋がっています。
以前、猪苗代湖の強風に吹かれ
「釣り竿かッ!?」
ってくらい反り返ったことがあったけれど、折れることもなく、持ちこたえてくれました。
小回りの利く使い勝手
このポールは径が16mmと細いので、メイン使用なら【軽量・小型のタープ】と合わせるのが通常です。
ナイロン製のタープなら、3m×3mあたりのサイズまでなら問題なく支えられます。
見た目的にもバランスがとれて、とてもしっくりとしますよ。
それ以上のサイズや、重たいTCタープにメインポールとして使うのはやめた方が良いです。
支えるだけならけっこう大丈夫なんですが、風が吹くと怖いので。
ただ、サブポールとしてなら全然大丈夫。
その場合、長さ調整もできるからいろんな使い方が可能で、とても便利です。
ポール先端部のピンは、長さ5cm。
ちゃんとシボ加工もしてあります。
風でタープがバタついても、不意に外れてしまうような事もありません。
安い割に、細部までよく出来ています。
伸縮式カーボンポールと比較
アルミテントポールのコスパは最高
キャンプギアって、軽量コンパクトになるほど値段が上がり、比例してお財布も軽量コンパクトになっちゃうって業界です。
ポールも例外ではありません。
最近だと伸縮式のカーボンポールなんてのが良いらしく、FIELDOORからも【アルミテントポール】と同じく180cmの製品が発売されています。
でもかなりお高い。
それのアルミバージョンもあります。
カーボンほどじゃないけど、やはりちょっとお高い。
これらを比較してみると、アルミテントポールの安さとカーボンポールの軽さが際立ちます。
ポール種類 | アルミテントポール | 伸縮式アルミポール | 伸縮式カーボンポール |
有効長 | 60~180cm | 43~180cm | 43~180cm |
収納サイズ | 約35cm/7cm | 48cm/2.3cm×2本 | 48cm/2.3cm×2本 |
重さ(2本) | 600g | 600g | 400g |
素材 | アルミニウム | アルミニウム | 3Kカーボン、アルミ |
長さ調整 | 分割式 | ロックナット式 | ロックナット式 |
価格(2本) | 3,800円 | 7,780円 | 15,300円 |
潤沢な資金をもってバックパックキャンプをするならば、やはりカーボンポールが理想でしょうか。
しかし、アルミテントポールにも優れた点があります。
この3点に魅力を感じるなら、むしろカーボンポールよりオススメです。
携帯性だってカーボンポールには劣るものの、十分軽量コンパクト。
実際、ぼくは不満なくバックパックで運用していますから。
まとめ
『コスパが良いバックパックキャンプ用のポールが欲しい!』
となったら、この【FIELDOORアルミテントポール】で間違いないです。
コスパを考えなければ、先に紹介した伸縮式カーボンポールも捨てがたいところですけど、個人的にロックナット式はあまり信用していないもので・・・。
アライのコンパクトポールという選択肢もありますが、銀色だけだし、やっぱりお高い。
ということで、ぼくはまだ暫く、FIELDOORアルミテントポールを愛用します!
コメント
コメント一覧 (2件)
sizuwaさん、こんにちは。
私もこのポール愛用してます。
色はオレンジだと思い込んでいましたが、
メーカー的には赤!?(笑)
さめじろうさん、こんにちは。
このポール、安いワリに良いですよね。
もし壊れてもまた買うだろうってくらい、お気に入りです。
シンプル故にぜんぜん壊れそうにないですけどねw