クライミット・ピローX 頭のずれない快適なアウトドア枕【KLYMIT Pillow X】

こんにちは、キャンプの眠りを真剣に考えるシズワです。

長らく『キャンプまくら難民だったぼくがついに辿り着いた、快適に眠れるエアピロー。

それが、KLYMIT Pillow X【クライミット・ピローX】

寝袋やマットと違い、枕は無くてもなんとかなったりするので後回しにされがちですが、気持ち良い睡眠のためには欠かせません。

もし、まだ『マイフェイバリット枕』が見つかっていないなら、ちょっとコレ試してみてよ!とお節介を焼きたくなる程のお気に入り、クライミット・ピローXのレビューです。

目次

キャンプにも快適な枕を

質の良い睡眠をとるには、枕って重要な要素ですよね。

合わないものを使っていると、体の疲れも取れにくいもの。

ぼくもおっさんと言われる年齢になってから、激しく実感しています。

以前は「どうせ一泊だからなんでもいいか」と、たいして快適でもない枕を使っていたのですが、あるキャンプの朝、起きたら首から肩、背中にかけてものすごく痛くて、辛いおもいをした事があります。

もう全然首が回らなくて、撤収も帰りの運転も大変でした。

そこから、キャンプまくら探しの旅が始まったワケですよ。

アウトドアまくらの種類

キャンプで使うアウトドア用の枕は、大きく分けて3種類あります。

中にウレタンが入ったインフレータブルタイプと、エアーのみで膨らむタイプ。それと、衣類などを入れて枕とするタイプです。

どれが良いかは完全に好みで、優劣はありません。

インフレータブルピロー

なかにウレタンが入っていて、バルブを開けると自動で膨らむタイプです。

ぼくも最初はインフレータブルタイプを使っていたのですが、ウレタンの反発を程よく感じられる空気の量だと高さが足りなくて、かと言って空気を入れすぎると、硬めの風船に頭を乗せているみたいでイマイチ合いませんでした。

収納が大きいのも欠点です。

何種類か使いましたが、寝心地はどれも大差ない感じ。

最近は、バルブのないウレタンの反発のみで膨らむタイプもあって、すごく寝心地が良いらしい。

これはちょっと使ってみたい。

エアーピロー

エアーのみで膨らむエアーピロー。クライミット・ピローXもこのタイプ。

以前は、独特の反発と中身のないグラグラした感じが苦手で敬遠してましたが、近頃のものは技術が進んだのか、すごく使い心地が良くなりました。

収納時とてもコンパクトなのも、アウトドアにはうれしい点です。

マットもそうですが、最近はエアータイプが主流なのか沢山の種類が売っています。

こちらも何種類か試したけど、どれも大差なかったインフレータブルと違い、ものによって寝心地が全然違うと感じました。

駄目なヤツはホント駄目。もう絶望するほどに。

衣類を詰めるタイプ

衣類を寝袋の袋などに詰め、まくらにするのも定番です。

肌触りの良い、専用品なんかもあります。

とても手軽なんですが、服によって寝心地が変わってしまうのが気になるところ。

夏場だと、詰めるものが少なすぎて高さが足りなかったりします。

ボリューム的にたいてい上着を使うんだけど、雨などで濡れていると悲しいほどに不快なまくらが出来上がってしまう。

翌朝、袋の中で湿っぽさが全体にいきわたった上着を着るのもまた不快。

クライミット・ピローX レビュー

最終的にぼくが選んだのが、クライミットのピローX。

クライミットはアメリカのアウトドアブランド。斬新で面白いギアが多い印象のメーカーです。

枕一体型エアマットの【イナーシャ・オゾン】が有名で、ピローXはこいつの枕部分と同型になります。

あわせて読みたい
超軽量エアマット【クライミット・イナーシャオゾン】が実に快適! こんにちは、キャンプでは未だに熟睡できないshizuwaです。 今さらぼくが言うまでもなく、睡眠の質を左右するマットはキャンプにおいて最重要アイテムです。 若いころは...

購入したのは、すこし大きめのラージサイズ。

まくらは大きいほうがぜったい快適!と思ったので選びました。

ピローXはその名のとおり、『X』字の溝が特徴。

他メーカにはない、独特な形状です。

カッコイイ!

この溝のおかげで頭がズレず、仰向けでも横向きでもとても収まりが良いのです。

首もしっかりサポートします。

表面はペタペタしたビニールではなく、柔らかで気持ち良い手触りです。

しっかりとした収納袋には、ピローXのサイズが記載されています。

このラージサイズの寸法は【43.2cm×30.5cm/厚み10.8cm】。

ノーマルタイプが約38×28×8.9cmなので、それよりも一回り大きいです。

ラージとは言え、収納はコンパクト。

重さ90.7gはエアーピローとしては軽くはないですが、キャンプなら気にするほどでもありません。

そのぶんサイズに余裕があり、とても快適です。

頭を乗せるとこんな感じ。

X字の溝のおかげで必要な空気の量も少なくすみ、膨らませるのも楽々です。

たいへん満足度の高いピローXですが、マットとの連結が出来ないのが残念。

せめて、同社のエアーマット・スタティックVとくらい連結できて欲しかったなぁ。

とはいえ、それ以外は不満のない製品です。

ぼくのキャンプまくら選びはこれにて決着!

あとは、オートキャンプ用にサーマレストのコレが気になるくらいw

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次