こんにちは、shizuwaです。
先日、『直火に掛けたりしてキャンティーンのように使えるか』と思い購入したニトリの単層ステンレスボトル。さっそくキャンプに行ってガッツリ焚き火で使用してきました。
ケトルとして使えるのか?
湯たんぽとしての使いごこちはどうか?
結果として、とても良い具合に役に立ちました。
これ1本でいろいろと兼用できるので、荷物の限られるバックパックキャンプではとても活躍できるアイテムでした。
ステンレスボトルをキャンティーン代わりに
焚き火でケトルの代わりなるんじゃね?と思って買ってきた、ニトリの単層ステンレスボトル。
ぼくの思い描くところは、キャンティーンのように使いたいのです。
そもそも『キャンティーン』とは兵士の水筒のコトだそうで、このステンレス製の水筒を焚き火に突っ込んでお湯を沸かすシーンを、映画か何かで見たことがあります。
「ならキャンティーンでいいじゃん」
って言われたら身も蓋もないんですが、だってあれ、ちょっとお高いじゃないですか?
できればリーズナブルに済ませたいのと、普通のボトル形状のほうが何かと使い勝手がいいんじゃないかと思っての、ニトリ・ステンレスボトルです。
ニトリ・単層ステンレスボトルの使用レビュー
さっそくキャンプに行って、ケトルの代わりになるかと期待して直火で炙ってきました。
使用した焚き火台は、キャプテンスタッグのカマドB6です。
焚き火を熾して、ニトリのボトルを乗せお湯を沸かします。入れた水の量は8分目くらい。
程なくして湯気が立ってきました。あとは火力の弱い場所に移動して、蒸発した分の水をつぎ足しながら3時間くらい火に掛け続けました。
ケトル代わりに使ってみて
いいですよ!いいんじゃないでしょうか。
ちゃんとお湯も沸くし、もともとが水筒だからか注ぎやすい。変形や穴あきも見られず、十分ケトルの代わりになりました。
ただ、背が高いので安定性の面で少し怖いです。
水が入っていると自重で多少は安定感が増しまが、それでも注意は払っておいた方がいいレベル。
ちょっと目を離した隙に、薪が燃え崩れてボトルが倒れたコトも何度か・・・。
まぁ、その辺を工夫しながら使うのも、また楽しいものです。
注意点
●火にかけてる間はフタは絶対締めちゃダメ!
●使えるのはシングルウォールのみ。2重になっているダブルウォールは火にかけちゃダメ!
気になった点
ステンレスボトルをケトルとして使ってみて気になった点。ニトリかどうかは関係ないです。
〇熱い
当然、本体が高温になります。持ち手があるわけじゃないですから、ヤカンをそのまま持つようなものです。耐熱グローブは必須。軍手ではちょっと厳しそう。
〇不安定
細長い形状はゴトクの上に置いて使うと少々気をつかいます。吊った方がいいかもしれませんね。ただ鍋と違って口が細いぶん、万が一ひっくり返しても、いっきに『バシャーッ』とはならないのが救い。
湯たんぽ代わりに使ってみて
これもなかなか良かったです。
お湯が漏れることもなく、一晩暖かく眠れました。
テント内が氷点下になっても、ボトルのお湯は朝でもぬるま湯の状態を保っていました。
湯たんぽの作り方は、
- ボトルに7割くらいの量でお湯を沸かし、その後70℃くらいまで冷まします。(適当)
- ボトルをまず新聞紙で包み、その上から手ぬぐいやタオルを巻く
- さらにビニール袋に入れる(漏れ対策)
ビニール袋は、着替えを入れている密閉袋を流用しています。
万が一もれたら大変ですからね。
気になった点
〇ススをどうするか
直火で使用した場合ボトルが真っ黒になるのがちょっと面倒。そのままだとタオルが汚れるので、ばくはまず新聞紙等で包んでいます。100均でちょうといいカバーが見つかりそうな気もします。
まとめ
直火で使用しても大丈夫でした。歪みも見られないので、耐久性も問題ないようです。
『ニトリだから』という理由でのマイナス要素も見当たりません。
ボトルが真っ黒になりますけどね。
もっとも、ニトリさんは『火に掛けて使ってね!』なんて言ってはいないので、壊れても保証は出来ません。
ただステンレスボトルは安いので、ぼくの様にキャンティーンに興味はあってもその価格で躊躇している人がいたら、試してみるという意味でもオススメです。
現在ニトリにはシングルのステンレスボトルはありませんが、アマゾン等で簡単に見つかります。
ザックに外付けできるカバーがあると便利です。
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