暑いときに飲む冷たいドリンクは最高です。
それは間違いなく、全人類共通の真理。
屋外ですごすキャンプでは、その美味さはまさに格別。
だからこそクーラーボックスや保冷剤を駆使して、すこしでも冷たさを維持しようと試行錯誤するのですが、どれほど冷やしても、こと暑い夏においては飲んでいるそばから温くなっていってしまう。
キンキンに冷えていたはずのビールが、5分もたてば見る影もない。
自然は偉大で残酷だ。
そんなときコレの存在を知り、初めて使ったときは感動モノでした。
サーモス【保冷缶ホルダー】!
缶の中身がいつまでも冷たい!【保冷缶ホルダー】
保冷缶ホルダーは、飲み物を缶のまま保冷できる点で画期的な商品でした。
アウトドアで使うにはもってこいな道具です。
保冷力も申し分なく、10分たっても冷たいまま。
有ると無しでは雲泥の差。
さっそく夏のキャンプに持ち出して
「これはもう手放せないな!」
と感動したものです。
しかし、結局は数回でお蔵入りしてしまったんですけどね。
良かったんだけど、お蔵入り
夏のアウトドアで飲むビールの美味しさは異常。
異論は認めません!(笑
シュワっとした炭酸の心地良い刺激と喉ごし、爽やかな苦み。
たまりませんよね。
ぼくはお酒が好きですが、量はそれほど飲みません。
というのも、酔うためではなく、風味と香りを味わいたいから。
酔いが回ったら味なんてわからなくなってしまうからね。
まぁ、たいして強くないってのもありますけど。
味わいを重視しているからこそ、缶のままビールを飲むことは、ほとんどないのです。
そう、グラス派です。
やっぱりね、香りがぜんぜん違うと思うんですよ。グラスに注ぐと。
アウトドアでガラスのグラスは無理なので、キャンプでは500mlのシングルチタンマグを愛用しています。
ビールを飲むさいも、雰囲気や味わい、サイズ的にもすべて気に入っているのですが、唯一、夏場の保冷だけが不満。
すぐに温くなってしまう。
そこで目を付けたのが【サーモス 保冷缶ホルダー】だったわけです。
ところが、いつまでも冷たいのはよかったけれど、缶のままでは味わいに満足できなかったのです。
『保冷』と引き替えとはいえ、やはり物足りなさは拭えない。
そういうわけで、お蔵入り。
チタンマグに戻りました。
かの偉人が残した
『当たらなければどうということはない』
との名言にならい、
『温くなる前に飲み切ってしまえばどうということはない』ってね。
ジョッキ缶の登場で【保冷缶ホルダー】復活!
そんな理由から、数年間使わないままになっていた保冷缶ホルダー。
しかしここにきて、ある商品の登場により、再びレギュラーに返り咲きました。
それがコレ
アサヒ スーパードライジョッキ缶!
缶のままでもグラスの香りが味わえる。
素晴らしい発明だ!
むろん、キャンプのときはビールだけでなく他のお酒も飲みますが、最初にジョッキ缶を空けて、あとはそこへ注げばいいワケですよ!
そしたら保冷缶ホルダーの便利なコト!
チタンマグのように多彩な使い方はできないものの、缶に被せて持って行けばぜんぜん荷物にならないし、保冷力は言わずもがな。
みごと、レギュラーに戻りました。
万能な道具は無い。
けれど使い方次第で、自分の用途とうまく歯車がガッチリかみ合うこともあるんだなぁ、と思った次第。
まとめ
ぼくが保冷缶ホルダーを購入したのは、たしか5年前くらい。
数回使っただけなので、けっこう長いあいだお蔵入りしていたことになります。
しかし、あらためて使ってみると、良い道具ですよね。
缶のまま保冷しちゃおうって、発想の転換がすごい。
アウトドアとの相性はばつぐんです。
『最初にスーパードライを飲む』という条件付きではあるけれど、これから保冷が必要になる時期は、この【サーモス 保冷缶ホルダー】が再び活躍することになりそうです。
と思ったら、今はタンブラーにもなるタイプが発売されてんのね。
ぼくの用途的には、こっちのほうがピッタリだ。
・・・どうする!?
ダイソーの真空2重ステンレス缶ホルダーがまさに理想的でした!
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