こんにちは、shizuwaです。
キャンプを趣味としていると、『三大どんどん増えていくモノ』の一つ、ペグ。
いろいろな製品を使ってきましたが、その中でもユニフレームのジュラパワーペグが今現在、圧倒的お気に入りです。
飛びぬけた特徴があるわけではありませんが、打ちやすく曲がりづらい。保持力も強い、そして軽いと総じて能力の高い優秀なペグです。
ぼくの『ペグ沼』を終わらせた、ユニフレーム【ジュラパワーペグ】のレビューです。
ユニフレーム【ジュラパワーペグ】レビュー
頑丈さと品質の高さには定評のあるキャンプ界のビッグネーム、『ユニフレーム』。
キャンパーならみんな大好き(なハズ!)なメーカーですよね。
火や調理系の道具が有名ですが、小物も結構いろいろと出しています。
今回レビューする『ジュラパワーペグ』もそのひとつ。
地味な存在ですが、同社のベストセラー『焚き火テーブル』や『薪グリル』にも負けないくらいの逸品です!
スペック
ジュラパワーペグ200
サイズ : 約Φ6×200mm
材質 : 超々ジュラルミン(A7075)平打ち
重量 : 約17g
2021年4月、あらたに全長25cmの『ジュラパワーペグ250』が発売されました。
ジュラパワーペグ250
サイズ : 約Φ8×250mm
材質 : 超々ジュラルミン(A7075)平打ち
重量 : 約39g
使いやすいピンペグ
ジュラパワーペグは、いわゆる『ピンペグ』というタイプ。
ペグと言われてほとんどの人がまず思い浮かべるであろう、銀色で頭の部分がフック状に曲がったアレです。
オーソドックスでどんな場面でも使っていける、もっとも汎用性のあるタイプになります。
頑丈で軽量な超々ジュラルミン製
ジュラパワーペグの材質はA7075。これは超々ジュラルミンと呼ばれる材質で、アルミ合金の中でもトップクラスの強度を持っています。
A7075は非常に高い強度と軽さを併せ持つため、飛行機や人工衛星などにも使われる素材です
要するに、とても丈夫。
普通のアルミペグでは曲がってしまうような場面でも、問題なく打ち込めます。
石交じりの地面でも、探りながら打つことでちゃんと入っていきます。
とは言え、鍛造ペグほどの頑丈さはありませんから無理は禁物。
軽さが素敵
丈夫な超々ジュラルミンですが、とても軽いのも特徴です。
このジュラパワーペグ200の重量は約17g。250サイズでも約39gしかありません。
例えば鍛造ペグのソリッドステーク20cmは75g。
同じサイズであれば、その差は実に4倍以上!
本数が増えればこの差は大きいです。
打ちやすい
『曲げ加工により地中に打ち込む際のパワーロスを軽減』とユニフレームさんは解説しています。
力が伝わりやすい形状になっているようです。
確かに、実際に打ち込むと他のペグより簡単に刺さっていきます。
回らない・抜けづらい
ピンペグは円筒状をしているものが多いです。それ故に地面に打ち込んだ後、クルッっと回転してしまうことがあります。
そうすると、留めておいたロープは外れるし、ペグ自体が抜けやすくなってしまいます。
一方、ジュラパワーペグは平打ちなので、回転することはありません。
他のピンペグより確実に抜けづらいです。
『止める』ことが役目のペグにあって、これは非常に重要!
カッコイイ!
格好良さ?
いやいやナニをおっしゃいますか。カッコイイは超重要ですよ!
テントやタープだけでなく、こういった小物のカッコよさが集まって、お気に入りのサイトが出来上がるというものです。
ぼく的に、ジュラパワーペグは全ペグの中でもダントツのカッコ良さだと思っています。
目を引く派手さはなく、一見シンプルな見た目は究極の機能美ともいえるシルエット!
質感もすごく良いですよ。
よくホームセンターにあるスチール製ピンペグとは比べ物になりません。 とにかくカッコイイ!
側面に掘られた文字がこれまたカッコイイ!
なにより、その優雅な佇まいが魅力的。
ベタ惚れですよ。
一緒に使いたい
ぼくはキャンプをしていて、大体このジュラパワーペグで事足りますが、場面に応じて使い分けるよう複数の種類を持っています。
その方がより安心感がありますからね。
ジュラパワーペグと組み合わせたいオススメのペグがこちら。
ユニフレーム・ステンレスペグ
サイズ : 194×24mm
材質 : ステンレス鋼
重量 : 約50g
おなじユニフレームから出ているステンレスペグ。
長さがジュラパワーペグと近いので、一緒に収納しやすいです。
サイズの割に強力な保持力が特徴で、風の強いときや、地面が柔らかい場面などで使っています。
ステンレス製で異常に頑丈。
バツグンのスタッキング性能で嵩張らないのもポイント。
鍛造ほどじゃないけど、ちょっと重いのが難点です。
20cm鍛造ペグ
ジュラパワーペグが刺さらないときの下穴開け用員。
1本だけ持っています。
めったに出番はありませんが、あった時はホント助かる。
ちなみに、保持力はステンレスペグの方が上です。
まとめ
ペグは地味な存在ながら、とても重要な存在。
選ぶ際に大事なのは、『効き』と『重さ』のバランスです。
いくら強力でも、ソロに30cm鍛造ペグではオーバースペックになる場面がほとんどだし、重すぎる。
かと言ってコンパクトなペグでは、大きなタープには心許ない。
自身のスタイルにあったバランスのペグを見つけたいものです。
ぼくのソロキャンプには、このジュラパワーペグ200がまさにベストバランスでした。
画期的な機能や見た目がある訳じゃないのですが、すべての基本能力が高い、すぐれたオーソドックスさを持ったペグです。
なにより、その機能美が凝縮されたシンプルデザインが気に入っています。これ大事!
25cmサイズの登場で、ぼく自身これまで鍛造ペグを出していた場面でも、これからはジュラパワーペグで行けるんじゃないかと思っています。
そのうち買いますよ!
ペグの記事はこちらにも
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