風防は、バーナーの炎を風から守る役目のギア。
アルミ板を連結させたタイプがよく使われていますが、風でパタパタと動いてしまうことも多く、使い勝手はイマイチ、と僕は感じていました。
そこで、ちょっとプチカスタム。
この連結部を工具で少し潰してみたら、良い具合に動きが渋くなり、あまりパタパタしなくなって、みごと使いやすくなりました。
まぁ、『カスタム』と呼ぶのもおこがましい程度の作業で、お恥ずかしい限りではありますが・・・。
バーナーを風から守る風防が、風で動いてしまう件
キャンプで調理をする際に、お世話になることも多いギア、『風防』。
『ウインドスクリーン』なんても呼ばれていますが、その実態はなんてことない、ただのアルミ板です。
こんなやつね。
他にも種類はあるけれど、このアルミ板を連結したタイプの風防が、もっとも一般的に使われています。
- リーズナブルで
- 使い方が簡単で
- 畳めばコンパクト
そして、どんなクッカーや火器にも合わせられる自由度の高さが魅力です。
今や100均でも買えるから、入手性も抜群。
けっこう、みんな持っているんじゃないでしょうか。
バーナーは風に弱い
屋外で火を使う場合、風があると、火力は一気に下がります。
それはもう、体感できるほどの違い。
あきらかに、お湯が沸くのが遅くなるもの。
風が吹いていても平気な火器ってストームクッカーくらいじゃないかな?
まぁ、持ってないから正確なトコは分からんけど・・・。
一般的なバーナーは、種類によって風に強い弱いはあるけれど、それも程度の差であって、ウィークポイントなのはどれも一緒。
だからこその風防で、こうして火器をグルっと囲んで使うのですが、
固定できるのは両端の2か所だけだから、風が当たるとその他の部分が『パタパタ』と動いてしまう。
こんなふうに。
風を防ぐのが役割なのに、風に弱いという矛盾を抱えた悩めるアイテム、それがウインドスクリーンです。
地面に置いて使っているぶんにはまだマシなのですが、テーブルなどの上だと抵抗がなく滑りやすいから、ちょっとの風でホントによく動いてしまう。
もうね、ぼくはそれが我慢ならなくて、『キャンプしててイヤな事象・第4位』くらい嫌いなのです。
トップ3ではなくて、第4位という微妙なイヤさ自体がイヤ。
風防をプチカスタム
ずっと「どうにかならんかな?」と思っていたこの問題。
ちょっとしたコトで、ほんのちょっとだけマシになりました。
その方法は、『ヒンジの部分を少し潰してやる』だけ。
この、芯が入っている可動部分です。
ここを、ペンチやプライヤーなどで『グッ』と潰します。
全箇所。
アルミなのでけっこう柔らかいから、力は必要ありません。
簡単です。
そうすると動きに多少の抵抗がでて、それほどパタパタしなくなりました。
これで、弱風くらいなら、形が崩れることもありません。
ただ、畳む際にキチンと閉じなくなってしまったのですが、
ゴムで止めたり、収納袋に入れたりすれば閉じるので、とくに問題ありません。
とりあえず、一件落着!
まとめ
すぐパタパタしてしまうのがイヤだったので、今まで僕のメイン風防は、【オプティマス・クリップオンウインドシールド】でした。
こいつはOD缶と合体するから、どんな風でもビクともしない!
とてもお気に入りのギアです。
けれど、使えるクッカーが直径12cm以下に限定されてしまうので、そこがすこし不満だったんですよね。
今回のプチカスタムで、パタパタ風防も
「とりあえず使っても良いか」
程度にはなりました。
強風の前では相変わらずパタパタすることもあるんですが、それでも、僕的にはずいぶん快適度が上がったように感じています。
火を使っているとき風防に動かれると、けっこう厄介なんですよね。
だから、このタイプの風防はほとんど使ってこなかったんですけど、それが一転、出番が3割増しくらいに増えました。
それに伴い、いままで眠っていたクッカーもたまには使うようになってきて、なかなか満足のいく結果です。
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