アマゾンのセールで、いわゆる「パチノックス」のハイバックチェアが安く買えた。
けど座ってみたら、普段ロースタイルの自分には少し座面が高いかな。
このままでも問題はないけど、どうせ安かったしセカンドチェアだし、足を切ってしまおう!
ハイバックチェアで「うたた寝」をしてみたい
憧れがあったんですよ。
キャンプでの「うたた寝」ってやつに。
チェアに頭を預け足を投げ出してだらしなく座り、まどろみに身を任せるというアレです。
そんな怠惰の極みを、大自然のなかで味わってみたいと思っていました。
でも、ぼくが使っているのはローチェア。
うたた寝しようにも、頭が「ガクン」となって眠りが中断してしまいます。
前に「ガクン」ならまだ目が覚めるだけで済むけれど、後ろに行ったときは痛烈な首の痛みに悶絶することに。
とくにマンティスチェアは後傾なので、大概そうなってしまうのです。
そんな憧れのうたた寝を実現させることが出来るアイテムが、そう、ハイバックチェア。
こんなの、もう存在理由がうたた寝じゃん!
本当はこういうのが欲しいけど、すでにチェアは持っているので、それなりの額を出してさらに増やすのも気が引ける。
「2000円くらいだったら買ってもいいかな」
と思っていたところ、ヘリノックスタイプの組み立てハイバックチェアがタイムセールで約2500円。
購入しました。
【パチノックスサンセットチェア】レビュー
購入したのはこちらの製品。
同じ型の物をアマゾンでたくさん見かけます。
元となっているのは、ヘリノックスのサンセットチェアでしょうか?
ゆったりと頭を預け、リラックスすることのできるハイバックタイプです。
お値段以上
バックパックにも下げられるループ付きのケース。
ちゃんと両側に付いています。
中身はごく普通の組み立て式チェア。
最近は当たり前の定番になりましたが、最初見たときは衝撃でした。
組み立て方も他といっしょ。
変わったところはありません。
173センチ・62キロのぼくが座った限りは、なにも問題ありません。
すぐに壊れることはなさそう。
この手のチェアはお店の売り場でよく座ってみるけど、それら比べても違いはありません。
それでこの値段なのだから上出来です。
枕の位置もちょうど良くて、しっかり頭を支えてくれる。
期待が持てるぞ!
本体とフレームは黒一色。余計なロゴや、ポケットの類もいっさい無い。
とてもシンプルで好感が持てます。
樹脂パーツの成型もキレイです。耐久性が判明するのはこれからでしょう。
これが2500円。良い買い物でした。
座面を少し低くしたい
とても満足のいく品物でしたが、不満というか、難点がひとつ。
普段ぼくのキャンプは、ローチェアを使うか、地べたに座るかの低いスタイルなので、この椅子では座面が高すぎるのです。
合わせられるテーブルが無い。
なら切ってしまえ
ということで、足を切って低くしてみることにしました。
安い買い物は、こういうとき踏ん切りがついて良い。
道具は100均のノコギリと棒やすり。
アルミならこれで充分です。
パイプカッターがあればとても楽になります。
切断手順
まず、脚のフレームを外します。ゴムで繋がっているだけなので、作業は簡単。
先端のキャップを外すとフレームを連結しているゴムが見えるので、外して脚を抜き取ります。
切断する部分に印をつけます。3~4か所もあれば良いでしょう。
黒いフレームはマジックだと見えなかったので、ノコギリで傷をつけました。
今回は4本の足を5センチくらいカットしてみます。
木材と違い、鉄パイプは回しながら切ると良いです。
鉄粉は肌につくとチクチクと痛いので、靴と軍手は着用しましょう。
切り口をやすりで整えたら完成です。
良くなった
こちらカット前。
カット後
写真ではあまり違いがないけど、座った印象はだいぶ変わりました。
カット後の座面高は、ひざ裏部分が約40センチ。お尻部分が約30センチです。
ロースタイルではないけど、ミドルくらいにはなりました。
安定感は変わらず。
本当はもっと切りたいところだけど、今回はこれで良しとして、あとは実際に使ってみて判断です。
まとめ
ネットで売っているこの手の格安コピーチェアは初めて座りましたが、よく出来てますね。
実用に耐えるもので一安心しました。
そして、こうやって気軽に改造できるのも、その安さのおかげです。
もし高さや角度が気になっていたら、このように足を切ってみるのもいいですよ。
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