バックパックでキャンプを楽しんでいる僕のメインテーブルは、SOTO(ソト)のフィールドホッパー。
軽量でコンパクトなギアとして、もはや定番といった感のある傑作です。
とても良く出来た道具なのですが、「持ち上げると折れる」のが欠点。
今回はネットの情報を元に、一手間くわえて対策を講じてみました。
フィールドホッパーの欠点
フィールドホッパーは、コンパクトなソロ向けのアウトドア用折りたたみテーブルです。
サッと取り出しパシャッと開けば脚が展開され、それでもう準備はOK。
初めて見たとき、あまりの手軽さに「なんだこのギミック!」と衝撃を受けた人も多いはず。
もちろん僕もその一人で、ミニテーブルとしては価格が高めの商品ですが、すぐに購入を決めました。
意味もなく部屋でパシャパシャしてはニンマリとしてたものです。
そんなべた褒めのフィールドホッパーですが、唯一にして最大の欠点が、持ち上げると折れること。
2つ折りの天板が展開時に固定されていないので、片手で持ち上げると折れてしまうのです。
- 両手で持つ
- 物を乗せた状態で動かさない
など気を付けていればいい問題ではあるのですが、こういうミニテーブルは軽量チェアと一緒に持ち運んで「気持ちの良い場所でちょっと一服」なんて使い方をする機会も多いもの。
せっかく手軽に使えるテーブルなのだから、何も考えずラフに扱いたいと思うのは僕だけじゃないはず。
実際にその通りで、ネットを検索してみれば、この問題に挑まれた先人たちの偉大な英知がそこにあります。
それを参考にさせて頂き、この「フィールドホッパー折れ問題」を解決してみました。
フィールドホッパー折れ問題の解決方法
ぼくが選んだ方法は、天板裏側の両サイドにペグを添えて支えるやり方です。
以前に、鹿番長のアレに施した改造とほぼ同様の手法です。
ちょうど何かの付属だったアルミペグが余っていたので、それを使って加工します。
ペグを適当な長さに切断
用意するものは、チェアの脚を切ったときにも活躍した、100均の金ノコ。
これでペグを適当な長さに切断します。ジュラルミンでもない、柔らかいアルミペグなら簡単カンタン。
次に切断面をヤスリで整え、面取りもしておきます。今回は紙やすりを使いました。
天板裏のサイドに装着
出来上がったアルミ棒を、フィールドホッパーのこの部分に差し込みます。
こんな感じ。
ちょっと押し込んでやるとピッタリ入りました。
反対側も同様です。
アルミペグでなくとも、ここの隙間に入るものなら何でも良いと思います。
10分で完成
完成です。
持ち上げてみても、もう折れることはありません。成功!
掛かった時間は10分くらいで、とても簡単でした。
まとめ
加工は切断だけなので、思った以上に簡単な作業でした。
長さの合うものがあれば、その切断すら必要ありません。
今回はアルミペグを使いましたが、あの隙間に入るものなら木材やプラスチックなど何でも良いと思います。
利用できるものは、ホームセンターや100均などで発見できそうです。
ただの棒ですから。
「もしかしたらネットに改造した前例があるかも?」とふいに思い立ち検索してみたのですが、やはり、みな不満に思っていたのですね。
フィールドホッパーを手にして以来ずっと悩まされ、一時は違う商品への買い替えさえ検討したほどの問題が、あっさりと解決してしまいました。
先人に感謝です。
でもキャンプ界には、この「フィールドホッパー折れ問題」で悩んでいる人達がまだまだ居るはず。
そんな同志が一人でもこの問題から解放され幸せを掴めるよう、この記事をUPします!
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