8月はじめのよく晴れた昼下がり。妻さんから待望のGOサインが出た!
というわけで、ソロキャンプに行ってきました。
とても暑い日が続いていたのもあって、行き先は涼しい裏磐梯。
日中は木陰に張ったオープンタープの下ですごし、夜はフルメッシュのテントで快適に眠る。
昆虫図鑑を片手にしての虫探しが、思いのほか面白い!
猛暑の街中を脱出し、高原の夏キャンプを楽しんできましたよ。
真夏の裏磐梯ソロキャンプ
暑い季節のアウトドアは、正直あまり好きではありません。
着込めば何とかなる寒さと違って、屋外での暑さはほぼ対処のしようがないですからね。
耐えるにも限界がある!
なので夏にキャンプへ行こうかと思ったら、少しでも涼しい場所に向かうのがイチバンです。
ここ福島県でもっとも涼しいキャンプ場と言ったら、おそらく浄土平野営場。
平地より10℃くらい低い気温は、夏に行くとすごく快適です。
でも今年は『1週間前の予約が必要』となっているので、今回は見送り。
そんな先のことは分かりませんよ!
ということで、結局いつもの裏磐梯に行ってきました。
高原の裏磐梯は夏キャンプにうってつけ
標高約800m、北日本型の積雪寒冷地である裏磐梯は、浄土平ほどではないものの十分涼しい場所になります。
なんと言っても避暑地ですからね。
夏のキャンプ地としてはピッタリです。
とは言え、8月の日射しはさすがに暑くて耐えられない!
涼しげな木陰の下にタープを張って、の~んびりします。
太陽の軌道から日陰の出来る場所を考えて、「どこがいいかな?」と設営地を探すのも、夏キャンプの面白さ。
自然の中はまったくの無風なんてことは滅多になく、だいたい常に風の流れは感じられるので、木陰にオープンタープで心地良くすごせます。
あたらしく準備したポータブル扇風機を試してみたりしつつ、まったりとしていました。
結果、残念ながら扇風機はイマイチでしたけどね。自然の風の方がまだ涼しい。
対して手ぬぐいは安定の使い勝手。
首に巻いておくとサラリとして快適です。
汗で湿っぽくなったら水で絞って干しておけば、夏だと乾くのもあっという間。
大人の昆虫観察が存外たのしい!
いつものように本を読んだりして過ごしていましたが、ずっとそればっかりでは流石に飽きる。
そう思って今回は、子供からポケット昆虫図鑑を借りてきました。
それを手に、ブラブラと散歩しながら虫探しです。
これがなかなか面白い!
キャンプしてると蚊とかブヨにばっかり注目しちゃうけど、他に目を向けてみるとけっこう新鮮。
一生懸命ちょこちょこ動くちいさな虫が、思いのほかカワイイのです!
大人になってからの昆虫観察もわるくない。
草原を飛ぶ虫を追いかけて、とまった隙に一眼レフでパシャリと撮影。
気分はすっかりハンティング。
図鑑で調べて名前が分かると、とたんに可愛く思えてきます。
もともと『生き物が好き』ってものあるけれど、かなり本気で楽しめました。
暑い夜の焚き火はチタンウッドストーブ
日が傾き始めると幾分涼しくはなったものの、『ひんやり』とまではいかない。
さすが8月の夏盛り。
焚き火で暖まるような気分にはなりません。
それでもやっぱり火は熾したい。
ぼくのキャンプの楽しみは半分がのんびり読書、もう半分は呑みながらの焚き火調理ですから。
暑い夏キャンプでは、少量の薪で済む小型のウッドストーブをよく使います。
近くに居てもあまり熱くなく、かつ扱いやすいのです。
【TOMSHOO チタンウッドストーブ】を愛用していましたが、一回り大きなサイズの【ヤエイワーカーズ Titaniumu mini fire stand】を購入してみました。
ほんの数センチ大きくなっただけでも、使い勝手はずいぶん変わるなぁ。
鉄板を乗せて肉を焼いてみたところ、火の管理がやりやすくてイイ!
そのぶん収納サイズが大きくなるけど、それでもまだ十分にコンパクトです。
こいつは買ってよかったなぁ。
お安いし、軽量装備が好きな人にはオススメです。
この日は夜になっても暖かく、ずっとTシャツ短パンで平気でした。
寝袋も、中華の薄い夏用だけで問題なし。
楽でイイんだけど、ちょっと肌寒いくらいのほうが気持ちは良いよね。
翌朝も引き続きの快晴。
早朝からTシャツ短パンで居ても寒くないような時期は、裏磐梯ではほんのひとときです。
しょっちゅう来てるぼくでも、年に1・2回くらいなもの。
次はもう、上着がいるかな。
まとめ
梅雨の明ける7月下旬からお盆前の8月中旬ころまでの時期、普段は涼しい裏磐梯でも、一日を通して『半袖短パン』ですごせるくらいの気温になります。(例外の日はあります)
夏ってやつですね。
不快な虫は多いし汗でベタベタになるしで、「キャンプするにはイチバン向かない季節なんじゃないかな」と個人的には思っています。
でも、鮮やかな色彩のコントラストや冷えたビールの猛烈なウマさなど、夏ならではの良さだってモチロンあります。
平地より気温が数度低い裏磐梯は、夏キャンプを楽しむのにオススメのエリアですよ。
ただ、真夏とはいえ不意に冷える日もありますので、防寒着は忘れずに遊びに来て下さいね。
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