こんにちは、シズワです。
ユニフレームから発売されているステンレスペグ。
同じくユニフレームのジュラパワーペグをゴキゲンで使っていたところ、アマゾンのおすすめでコレが出てくるようになり、ついつい購入してしまった一品です。
名前のとおりステンレスで出来ており、コンパクトな見た目からは想像もつかないほどの強力な保持力を持っています。
強度もかなりのモノで、ユニフレームさんによればコンクリも砕くとか。
形状がWのカタチになっており、種類としてはVペグ・Yペグに近いのでしょうか。
かなり抜けづらく、かつ頑丈なペグになっています。
ぼくの使った範囲での感想ですが、20cmクラスのペグの中では最強の保持力じゃないかと思います。
ユニフレーム【ステンレスペグ】レビュー

スペック
- 【サイズ】194×24mm
- 【材質】ステンレス鋼
- 【重量】50g/1本
全長約20cmと、コンパクトな部類に入るペグです。材質はステンレスで、特徴的な『W』の形をしています。
強度・保持力ともに強く取り回しも良いことから、ソロでのメインからファミリーの大型幕でのサブ用途まで、幅広く使っていけるペグになっています。
抜群の強度
ステンレス鋼で出来たボディはとにかく頑丈。加えてWの形状で強度を増しており、かなり丈夫なペグ。
鍛造といい勝負です。
まったく曲がらないという訳ではありませんが、よほど無理やり叩き込むとかしない限りは大丈夫。
高いスタッキング性能
Vペグと同じように重ねたときの収まりがよく、抜群のスタッキング性能です。6本重ねても、その厚みは約3cmしかありません。
全長が約20cmと短いのもあり、とてもコンパクトにまとまるペグです。

とにかく抜けづらい
はじめて使うとビックリするほどの保持力。ザラザラとした表面と接地面積の大きいWの形状が相まって、抜群の抜けづらさです。
30cmの鍛造ペグとくらべても劣らないどころか、場面によっては、むしろこちらの方が勝っているんじゃないか?ってくらい。
ただし抜くのがホントに大変。

使いにくい点もある
強力なペグですが、良いところばかりではありません。
個人的な視点ではありますけど、『イマイチかな』と感じる部分がコチラ。
入っていかない場面も
幅の広い形状ゆえ、『石の隙間をぬって』打ち込むような状況は苦手です。ガンガン叩いてもめったに曲がるようなことはありませんが、入ってもいきません。

土おとしが一苦労
これもその形状ゆえ、抜いた時びっしりと土がつきます。
『Vペグ・Yペグも同じだろ』なんて思ってはいけません。それらをはるかに超えるつきっぷりです。
しかも溝が多いので、なかなか落ちないときたもんだ。
抜けづらさとのトレードオフなので仕方なし。
軽くはない
鍛造ペグほどではないものの、アルミペグと比べたら重いです。
コンパクトにはしたいけど、重さはさほど影響しないバイクキャンプなどに向いているかと思います。
ステンレスペグの個人的使い方
現在ぼくがメインで使っているペグは、ユニフレームの『ジュラパワーペグ200』です。
大体これで事足りる万能さが魅力。

でも、キャンプをしていると
「もうすこし保持力がほしいな」
と思う場面もあって、そんな時は『ステンレスペグ』を使います。
大きなタープを使う時
手持ちでいちばん大きなタープは、4m×3mのunigearのレクタです。
『レクタタープ』は四角形のタープ。『ヘキサタープ』は六角形です。
主に雨キャンプや、日陰の面積を多く作りたい夏に使っています。

このくらいの大きさになると20cmのピンペグでは少し心許ないので、控えているステンレスペグの出番です。
天候が荒れたとき
これも夏場が多いですが、急に天気が荒れた時のタープに使います。
そういう時は突風が吹くことも多いので、タープを抑えるペグを、念のため強力なステンレスペグに変更します。
過信は禁物ですけど、これで抜けたりした事は、今のところありません。
不意の事態に備えたスーパーサブ!
ステンレスペグはメインではなく、強力な保持力がほしい『ここぞという時』用の控えとして使っています。
コンパクトな携帯性をいかし、サブとしての運用です。

メインで使わないのは、数を揃えるとすこし重いのと、普段はここまでの保持力が必要ないから。
撤収時、抜くのが一苦労なんだもの。
ハンマーやペグ抜きを使わないぼくにとって、コイツを地面から引っこ抜くのは腰にキて大変。

総合力でジュラパワーペグを選んでいますが、いざという時に頼りになるのは、使い勝手より保持力重視の『ステンレスペグ』!
まとめ
ユニフレームといえば、その名の通り炎を扱う製品と、キッチン関係が有名です。ですがそれ以外にも、けっこう色んなものを出していて、テントなんか個性的で面白い製品があったりします。
そんなユニフレームがペグ?と思いましたが、考えてみれば金属を扱うのが得意なメーカーです。

ステンレスペグは使うシーンを選ぶところがありますが、その抜けづらさは一考の価値ありです。
『万能』とは言えない尖った性能のペグですが、だからこそ有効な場面も多いですし、使っていて楽しい、使いがいのあるアイテムです。
ぼく自身メインで使っているわけではないので、手放しでオススメはしませんが、なかなか面白いペグですよ。
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