こんにちは、シズワです。
たいして料理もしないのに、気になるクッカーがあると購入せずにはいられない困った性癖を持っています。
今回は、ワークマンから発売されている『グリルパン』を買ってみました。
言ってみれば鉄フライパンの一種なんですが、これがけっこう何でもできちゃう。
ソロならメインクッカーとしても活躍できる便利さです。
なにより焚火調理が似合うのは、やっぱりテンションあがるよね!
ワークマン【グリルパン】レビュー
ワークマンのグリルパンは、一言でいえば鉄製の深型フライパン。
【スキレットより軽く、通常のフライパンより蓄熱性がある】という、良いとこどりの調理器具です。
その特徴はこちら。
- 径18cmで一人用にぴったり
- 深さがあり調理の幅が広い
- 取っ手が外せて皿にもなり、収納性も良い
- 鉄製で蓄熱性があるから料理が冷めない
- 直火・ガス・IHと熱源を選ばない
ソロキャンプで何度か使ってみたところ、ワリといろいろ出来てけっこう便利。
ナベにもフライパンにもなるっていうのが、その理由。
さらに鉄製だから焚火との相性も抜群ときてる。
これをメインクッカーとするのも、なかなか面白いです。
コスパの良いワークマンらしく、価格は税込み2,500円とリーズナブル!
スペック
内容は、【本体】・【ハンドル】・【蓋】のセットになっています。
本体サイズ | 約幅193×高さ45×奥行210mm |
蓋サイズ | 約幅190×高さ14×奥行190mm |
本体・蓋サイズ | 約幅193×高さ53×奥行210mm |
底厚 | 1.2mm |
内寸法 | 約径180×深さ43mm |
容量 | 約1.2リットル |
材質 | 【本体】鉄 【蓋・ハンドル】ステンレス |
本体重さ | 約430g |
蓋重さ | 約130g |
ハンドル重さ | 約35g |
全体重さ | 約595g |
製造元は株式会社高儀。
新潟の工具メーカーさんですね。
ホームセンターでよく製品を見かけるので、知っている人も多いのでは?
キャンプ関係だと、ノコギリの『シャークソー』が有名です。
ソロにちょうどのサイズ感
手に持ったサイズ感はこんな感じ。
ハンドルを差し込む部分だけ出っ張っていますが、だいたい直径19cmなので、そこそこコンパクト。
黒々として重そうだけど、見た目のわりに意外と軽いです。
- 内寸【(約)径18cm・深さ4.3cm】
- 容量【(約)1.2リットル】
深さのある形状なので、調理中に具材がこぼれなくて良いです。
もちろん、煮る・茹でるといった使い方も可能で、鍋としてとても使いやすい。
一人分であれば、ラーメンや焼きそば、鍋料理、副菜としての炒め物やステーキなど、だいたいなんでも過不足なく調理できるサイズ感です。
まだ試してないけど、すき焼きなんて良さそうだなぁ。
素材は鉄
材質は鉄。
蓄熱性・耐久性があるので、キャンプでの直火調理で使いやすい素材です。
それでいてスキレット(鋳鉄)より軽く取り回しやすいのが良いところ。
ただ鉄は錆びやすいので、使用後はよく洗い水気を飛ばし、食用油を塗るのは必須です。
ファイバーライン加工
内部にはファイバーライン加工なるものが施されています。
表面を凸凹させて、『こびりつきにくく、油なじみがいい』というモノだそう。
実際、ソーセージやベーコン程度なら油なしでも大丈夫でした。
肉も脂身が多い部位なら、加熱時ににじみ出る油でワリと大丈夫。赤身は試してないけど厳しいかな?
ノンオイル目玉焼きはさすがにダメでした。無理せず油を使いましょう。
フッ素などの表面加工ほどじゃないけれど、普通のフライパンと比べたらこびりつきにくいのは確かです。
外せる取っ手
取っ手は、溝に差し込んで使うタイプ。
本体と
蓋と
取っ手の両端が、それぞれに対応しています。
立ち上がり気味に付くので、フライパンみたいに振るとか、そういう使い方には向きません。
あくまで、持ち上げるだけです。
なにがなんでも振りたい人は、市販のクッカーハンドルを使いましょう。
ちゃんと持てますよ。
スタッキングは難しい
内部の高さが4cm程度なので、クッカー等を重ねて収納する『スタッキング』はちょっと難しいです。
ただ物は入れやすく、皿やアルコールストーブ、食材など潰れたら困るものなど、いろいろと収納できて便利。
個人的には、皿とケトルを入れるのが好みです。
皿はダイソーの16cm、その下にゴトク。
ケトルはトランギア0.6L。中にデミタスカップとアルストが入っています。
これを展開すると、ミニマムセットの出来上がり。
これらをバンダナに包んでバックパックへIN。蓋は閉まらないので持っていきませんが無問題です。
キャンプで使ってみた
実際にキャンプで何度か使っていますが、けっこう良いです。
まずサイズ感。メインクッカーとしてもイケます!
直径18cmで深さもあるから、メインの食事も難なく調理できるのが良い。
焼きそばやチャーハンなんかも、こぼれることなく作れます。
鉄鍋としても使いやすく、これまたちょうど一人用サイズの鍋料理が出来上がります。
そこはかとなく旅館チックで大変よろしいw
鉄製なので、もちろん直火は大得意。
ガスやアルコールストーブでも大丈夫ですが、焚火での調理がたのしくてオススメ!
やっぱり鉄はロマンありますよね。もう見た目だけで旨そうです。
ファイバーライン加工のおかげで、ちょっとした温め程度なら油がいらないのも便利。
弱火でじっくり加熱すれば、パイもカリカリですよ。
とにかく多用途に使えます。
まとめ
このグリルパン。
べつに前々から『欲しい!』と思っていたわけでなく、店頭で見かけて衝動買いしたモノです。
そういうのって一度使ったら満足しちゃって、あとは出番がなくなるケースが多いのですが、こいつは何度も使っています。
理由は単純。
鉄フライパンと鉄鍋が合わさったみたいで、便利さもさることながら、なにより『使っていて楽しい』クッカーだからです。
サイズや重さも、バックパックで無理なく持っていける程度ってのがまた良い。
そして、コンパクトなウッドストーブとの相性が良好ってのがさらに良い!
焼きと茹での両方できて、さらに焚火で使える鉄製。
取っ手も外せるし、ソロにちょうどのサイズ感。
欲望と衝動にまかせ手に取ったのは、なんら間違いではなかったと、あのときの自分をほめてあげたい。
そんな気分になるギア、ワークマンのグリルパンでした。
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