こんにちは、シズワです。
たいして料理もしないのに、気になるクッカーがあると購入せずにはいられない困った性癖を持っています。
今回は、ワークマンから発売されている『グリルパン』を買ってみました。
言ってみれば鉄フライパンの一種なんですが、これがけっこう何でもできちゃう。
ソロならメインクッカーとしても活躍できる便利さです。
なにより焚火調理が似合うのは、やっぱりテンションあがるよね!
ワークマン【グリルパン】レビュー
ワークマンのグリルパンは、一言でいえば鉄製の深型フライパン。
【スキレットより軽く、通常のフライパンより蓄熱性がある】という、良いとこどりの調理器具です。
![](https://shizuwa-camper.com/wp-content/uploads/2023/06/DSC_4732-800x533.jpg)
その特徴はこちら。
- 径18cmで一人用にぴったり
- 深さがあり調理の幅が広い
- 取っ手が外せて皿にもなり、収納性も良い
- 鉄製で蓄熱性があるから料理が冷めない
- 直火・ガス・IHと熱源を選ばない
ソロキャンプで何度か使ってみたところ、ワリといろいろ出来てけっこう便利。
ナベにもフライパンにもなるっていうのが、その理由。
さらに鉄製だから焚火との相性も抜群ときてる。
これをメインクッカーとするのも、なかなか面白いです。
コスパの良いワークマンらしく、価格は税込み2,500円とリーズナブル!
スペック
内容は、【本体】・【ハンドル】・【蓋】のセットになっています。
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本体サイズ | 約幅193×高さ45×奥行210mm |
蓋サイズ | 約幅190×高さ14×奥行190mm |
本体・蓋サイズ | 約幅193×高さ53×奥行210mm |
底厚 | 1.2mm |
内寸法 | 約径180×深さ43mm |
容量 | 約1.2リットル |
材質 | 【本体】鉄 【蓋・ハンドル】ステンレス |
本体重さ | 約430g |
蓋重さ | 約130g |
ハンドル重さ | 約35g |
全体重さ | 約595g |
製造元は株式会社高儀。
新潟の工具メーカーさんですね。
ホームセンターでよく製品を見かけるので、知っている人も多いのでは?
キャンプ関係だと、ノコギリの『シャークソー』が有名です。
ソロにちょうどのサイズ感
手に持ったサイズ感はこんな感じ。
![](https://shizuwa-camper.com/wp-content/uploads/2023/06/DSC_4921-800x560.jpg)
ハンドルを差し込む部分だけ出っ張っていますが、だいたい直径19cmなので、そこそこコンパクト。
黒々として重そうだけど、見た目のわりに意外と軽いです。
- 内寸【(約)径18cm・深さ4.3cm】
- 容量【(約)1.2リットル】
深さのある形状なので、調理中に具材がこぼれなくて良いです。
もちろん、煮る・茹でるといった使い方も可能で、鍋としてとても使いやすい。
![](https://shizuwa-camper.com/wp-content/uploads/2023/06/DSC_4737-800x533.jpg)
一人分であれば、ラーメンや焼きそば、鍋料理、副菜としての炒め物やステーキなど、だいたいなんでも過不足なく調理できるサイズ感です。
まだ試してないけど、すき焼きなんて良さそうだなぁ。
素材は鉄
材質は鉄。
蓄熱性・耐久性があるので、キャンプでの直火調理で使いやすい素材です。
それでいてスキレット(鋳鉄)より軽く取り回しやすいのが良いところ。
ただ鉄は錆びやすいので、使用後はよく洗い水気を飛ばし、食用油を塗るのは必須です。
ファイバーライン加工
内部にはファイバーライン加工なるものが施されています。
表面を凸凹させて、『こびりつきにくく、油なじみがいい』というモノだそう。
![](https://shizuwa-camper.com/wp-content/uploads/2023/06/DSC_4743-800x533.jpg)
実際、ソーセージやベーコン程度なら油なしでも大丈夫でした。
肉も脂身が多い部位なら、加熱時ににじみ出る油でワリと大丈夫。赤身は試してないけど厳しいかな?
ノンオイル目玉焼きはさすがにダメでした。無理せず油を使いましょう。
フッ素などの表面加工ほどじゃないけれど、普通のフライパンと比べたらこびりつきにくいのは確かです。
外せる取っ手
取っ手は、溝に差し込んで使うタイプ。
本体と
![](https://shizuwa-camper.com/wp-content/uploads/2023/06/DSC_4738-800x533.jpg)
蓋と
![](https://shizuwa-camper.com/wp-content/uploads/2023/06/DSC_4744-800x533.jpg)
取っ手の両端が、それぞれに対応しています。
立ち上がり気味に付くので、フライパンみたいに振るとか、そういう使い方には向きません。
あくまで、持ち上げるだけです。
なにがなんでも振りたい人は、市販のクッカーハンドルを使いましょう。
![](https://shizuwa-camper.com/wp-content/uploads/2023/06/DSC_4927-800x560.jpg)
ちゃんと持てますよ。
スタッキングは難しい
内部の高さが4cm程度なので、クッカー等を重ねて収納する『スタッキング』はちょっと難しいです。
ただ物は入れやすく、皿やアルコールストーブ、食材など潰れたら困るものなど、いろいろと収納できて便利。
個人的には、皿とケトルを入れるのが好みです。
![](https://shizuwa-camper.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_20230628_114943973-800x600.jpg)
皿はダイソーの16cm、その下にゴトク。
ケトルはトランギア0.6L。中にデミタスカップとアルストが入っています。
これを展開すると、ミニマムセットの出来上がり。
![](https://shizuwa-camper.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC_4935-800x533.jpg)
これらをバンダナに包んでバックパックへIN。蓋は閉まらないので持っていきませんが無問題です。
キャンプで使ってみた
実際にキャンプで何度か使っていますが、けっこう良いです。
まずサイズ感。メインクッカーとしてもイケます!
直径18cmで深さもあるから、メインの食事も難なく調理できるのが良い。
![](https://shizuwa-camper.com/wp-content/uploads/2023/06/DSC_4891-1-800x537.jpg)
焼きそばやチャーハンなんかも、こぼれることなく作れます。
鉄鍋としても使いやすく、これまたちょうど一人用サイズの鍋料理が出来上がります。
![](https://shizuwa-camper.com/wp-content/uploads/2023/06/DSC_4857-1-800x532.jpg)
そこはかとなく旅館チックで大変よろしいw
鉄製なので、もちろん直火は大得意。
ガスやアルコールストーブでも大丈夫ですが、焚火での調理がたのしくてオススメ!
やっぱり鉄はロマンありますよね。もう見た目だけで旨そうです。
ファイバーライン加工のおかげで、ちょっとした温め程度なら油がいらないのも便利。
弱火でじっくり加熱すれば、パイもカリカリですよ。
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とにかく多用途に使えます。
まとめ
このグリルパン。
べつに前々から『欲しい!』と思っていたわけでなく、店頭で見かけて衝動買いしたモノです。
そういうのって一度使ったら満足しちゃって、あとは出番がなくなるケースが多いのですが、こいつは何度も使っています。
理由は単純。
鉄フライパンと鉄鍋が合わさったみたいで、便利さもさることながら、なにより『使っていて楽しい』クッカーだからです。
サイズや重さも、バックパックで無理なく持っていける程度ってのがまた良い。
そして、コンパクトなウッドストーブとの相性が良好ってのがさらに良い!
焼きと茹での両方できて、さらに焚火で使える鉄製。
取っ手も外せるし、ソロにちょうどのサイズ感。
欲望と衝動にまかせ手に取ったのは、なんら間違いではなかったと、あのときの自分をほめてあげたい。
そんな気分になるギア、ワークマンのグリルパンでした。
![](https://shizuwa-camper.com/wp-content/uploads/2023/10/41e2eb9515903fd68e41d691b034c22f.jpg)
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