じっくり焚き火をするならば、その脇にはタフなテーブルが欲しいもの。
キャプテンスタッグから発売されている【2wayステンレスサイドテーブル】は、丈夫でハードに使える、焚き火脇にピッタリなアイテム。
デザインや質感も上々で、このジャンルの絶対王者・ユニフレームの焚き火テーブルに対抗できる製品です。
とくに、高さを2段階に変えられるのがとても便利で使いやすい。
まさに、焚き火脇の相棒となり得るギアです。
【2wayステンレスサイドテーブル】はこんなギア
キャプテンスタッグ【2wayステンレスサイドテーブル】は、ステンレス製の天板と鉄製のフレームで出来た頑丈なテーブル。
すべて金属なため、タフで熱に強く、焚き火周りで使うのに最適です。

ステンレスは高い耐熱性と耐食性(サビにくい)を持っているので、熱々のダッチオーブンをそのまま置いても大丈夫。
家のキッチンに使われる素材ですから、お手入れも簡単、そうそうサビることもありません。
ステンレスの手入れ方法
●ごく軽い汚れなら、水拭きだけできれいになります。
●手あかや指紋などはスポンジまたは布に中性洗剤をつけて拭き取ります。
●落ちない場合は、ステンレス用清掃薬液か有機溶剤(アルコール・ベンジン等)を使用する。
●最後に必ず水拭きして、洗剤・薬液が残らないようにする。
まさに、焚き火調理のお供にぴったりなテーブルです。
この分野では、ユニフレームの名品【焚き火テーブル】が王者として君臨しています。
コピー品も含め、キャンプサイトで目にする機会の多いギアですよね。
キャプテンスタッグの【2wayステンレスサイドテーブル】は、それらとはまた違った特徴的なビジュアルで、使っている人もまだ多くなく、『他とカブるのがイヤ』というキャンパーさんにもおすすめです。
レビュー
スペック
使用サイズ | 幅60×奥行30×高さ40・26.5cm |
収納サイズ | 幅60×奥行30×厚さ2cm |
重量 | 2.9kg |
材質 | ステンレス鋼、フレーム・脚部:鉄(表面加工:エポキシ樹脂塗装) |
キャプテンスタッグ【2wayステンレスサイドテーブル】が焚き火テーブルを意識しているのは、パッケージからも一目瞭然。

『焚き火まわりに最適』って言ってるし!
実際、一面ステンレスの天板は、焚き火調理で使うのにピッタリです。

ユニフレームの焚き火テーブルとくらべ大きさは大差ありませんが、横幅が長く奥行きが短い、より長方形の形状です。
まぁ、「どっちでもいい」って程度の違いかな。
天板表面にはエンボス加工がしてあり、ワリと質感イイですよ。

ロゴが目立ち過ぎないのも好印象。
有名メーカーなのである程度主張されても構いませんが、できれば文字じゃなくて、鹿マークだけの方が僕は良かったなぁ。
テーブルの四隅は、モノを掛けられるようになっています。

パッケージでは、ここにシェラカップがぶら下がっていました。
焚き火脇で使う事を考えると、火バサミとかトングなどを掛けておくと便利そうです。
デザインと機能性がマッチしてて、好き!
脚は斜めに入った補強のフレームが効いていて、とても安定性があります。

【焚き火テーブル】だと、天板の端に荷重を掛けるとひっくり返ることがありましたが、この【2wayステンレスサイドテーブル】は、そのような心配はなし。いいね!
折りたためないので小さくはないですが、脚の収納時は厚さ2cmと薄いので、車なら荷物になりません。

積載性は良好です。
標準で収納ケースが付いているのも、とっても嬉しい。

けっこうシッカリした袋です。
同じようなサイズで薄いモノなら一緒に入りますよ。
【2wayステンレスサイドテーブル】の最大の売り、というか特徴は、高さが2段階に変えられることでしょう。
この機能がとても便利で、40cmと26.5cmはどちらもロースタイルにマッチします。
ぼくが一緒に使っているのは、バンドックのロースタイルチェア。
これがハイポジション・高さ40cm↓

ローポジション・高さ26.5cm↓

再びハイポジション↓

ローポジション↓

ハイポジションだと、ロースタイルチェアに座って、食事したり作業するのにちょうど良い高さ。
ローポジションは、チェアなら寛ぎタイムにイイ感じ。地べた座りのテーブルにもピッタリです。
ユニフレーム・焚き火テーブルと比較
【キャプテンスタッグ・2way ステンレスサイドテーブル】の購入を考えるなら、対抗候補として、【ユニフレーム・焚き火テーブル】がおそらく挙がっているはず。
実際、ぼくも悩みました。
そこで、同じような用途に使えるこの2つのテーブルを比較してみました。
キャプテンスタッグ 【2way ステンレスサイドテーブル】 | ユニフレーム 【焚き火テーブル】 | |
---|---|---|
使用時サイズ | 幅60×奥行30×高さ40/26.5cm | 幅55×奥行35×高さ37cm |
収納時サイズ | 幅60×奥行30×厚み2cm | 幅55×奥行35×厚み2.5cm |
重量 | 2.9kg | 2.3kg |
耐荷重 | 30kg | 50kg |
材質 | 天板:ステンレス鋼 フレーム・脚部:鉄 | 天板:ステンレス鋼・天然木 スタンド:ステンレスパイプ |
付属 | 収納バッグ | なし |
まず天板のサイズは、面積にするとユニフレームが若干大きいです。
- キャプテンスタッグ:1,800㎠
- ユニフレーム:1,925㎠
でもたいして違いません。ほぼ同じくらいのサイズ感。
収納時の厚みはキャプテンスタッグが0.5cm薄いけど、これもほぼ同じでしょう。
重量はユニフレームが軽い。ただ、バックパックで持ち歩くようなテーブルじゃないので、0.6kgの差はあまり意味がないと思います。
耐荷重は【ユニフレーム:50kg】、【キャプテンスタッグ:30kg】。ユニフレームの勝ちですが、30kgあれば使っていて不便に感じることはないです。
個人的な感想ですが、両者の利点・欠点はこんな感じ。
利点 | 欠点 | |
キャプテンスタッグ 【2way ステンレスサイドテーブル】 | ・安い(実売5,300円位) ・高さが変えられる ・収納バッグ付き ・使っている人が少ない | ・耐久性がまだ分からない |
ユニフレーム 【焚き火テーブル】 | ・高い耐久性(実証済み) ・作り・質感がイイ | ・高い(7,900円) ・よく被る |
ぼくがキャプテンスタッグにした理由は、
- 値段
- 高さが変えられる
- 収納バッグ付き
の3点です。
我が選択に一片の悔いなし!
まとめ
焚き火脇の相棒には、永らくスチールテーブルを愛用していました。

ところが、あまりに放置しすぎまして、ちょっと無視できない程度にサビが広がってしまいました。
そこで、新たなる相棒をもとめ購入したのが、キャプテンスタッグ【2way ステンレスサイドテーブル】です。
いや~、ちょっと買わない間に、鹿番長もオシャレになりましたね。
機能もモチロン、質感でも大満足なテーブルです。
ホームセンターの片隅を主戦場としていた、昔のキャプテンスタッグはもういない。
今やすっかりメジャーブランド。
そんな鹿番長が送り出した、この2wayステンレスサイドテーブル。
ユニフレーム・焚き火テーブルとも張り合える出来だと思いました。
この2つで迷っているなら、高さ調整ができる分、ぼくはコチラを推したいです。
ロースタイルにピッタリですよ。
ただ、発売開始からまだ1年と少し。
耐久性についての検証はこれからの製品です。
すでに十分な実績のある、ユニフレームの焚き火テーブルとの差はそこでしょうかね。
長持ちしてくれよ!
コメント
コメント一覧 (2件)
shizuwaさん、こんにちは。
とても使いやすそうなテーブルですね。
高さが変えられる点、ポイント高い!
焚火調理未経験ゆえ、現在、焚火テーブルは持っていませんが
いつかはチャレンジしたいと思っているので、
amazonのお気に入りに登録しておきます。笑
shizuwaさんのblogでいつも勉強させてもらっているので、
これまで使われていたテーブルも、実は登録していました。
私もきっと放置してしまうので、外しておきます。笑
それにしても、ユニフレーム、高くなりましたね。
昔は庶民の味方だったように思うのですが。
ファイアグリルのセット、当時の定価5400円で購入しました。
今みたら、9,600円。もう買えません。苦笑。
さめじろうさん、こんにちは。
このテーブル、高さが変えられるのはホント良かったです。
耐久性もありそうだし、ズボラなぼくにはちょうどイイ(笑)
キャプテンスタッグも、すっかりアウトドアメーカーですね。
おっしゃる通り、ユニフレームはすいぶん高くなりましたよね。
焚き火テーブルも昔は5000円台だったと思うんだけど・・・。
割と高級なメーカーになってしまいましたね。
このブログで勉強とか、気恥ずかしい限りです。
ぼくとしては遊びの延長なのですが、その経験が多少でも役に立つのなら光栄です。