9月のはじめ、朝から快晴。
午前中だけ時間が空いていたので、デイキャンプに行ってきました。
行先は猪苗代湖。
目的は、朝食とコーヒーと本。
ほんの数時間だけの滞在ですが、こんなキャンプも悪くないなって、最近思っています。
9月・猪苗代湖畔でデイキャンプ
自宅から車で約30分。
誰もいない平日早朝の猪苗代湖は静かで、ときおり吹く風がすこし冷たい。
秋になるなぁ・・・。
雲のカタチが、もう夏じゃないや。
向かった先は、湖南町にある浜です。
駐車スペースに車を停めて、湖畔の松林の中をブラブラ。
日陰は肌寒い。
荷物を背負って少し歩きます。
地面はあざやかなコケが広がる。
こういう場所は、夏は湿気で「ムアッ」とするからあまり来ないけど、秋は空気も落ち着いてて好き。
林からちょっと顔を覗かせて、湖面が良く見える場所に設営です。
タープだけだから、たいして手間もかかりません。
なんと言っても、この手軽さがデイキャンプの魅力だな、と最近つくづく実感します。
ちょっと前までは
「泊まらないキャンプなんて・・・」
と思ってたけど、やってみたらすごく良かった。
気分転換にピッタリです。
穏やかな湖面を眺めながら、まずはボケーっとする。そういう決まりです、ハイ。
すこしばかり冷たい風が、最高に気持ちイイ。
で、一度はお蔵入りしたものの、今やすっかりデイキャン専用に落ち着いたアルコールストーブでコーヒーを淹れる。
インスタントだけどね、十分。
もうアイスコーヒーの季節は終わり。
ほぼアルスト専用になっている携帯用のミニプライヤーは、スイステックのもの。
定番のレザーマンよりずっとお安いけど、ちゃ~んと使える。これも十分。
デイキャンプの場合は手軽さを優先して、いつもは市街地の川沿いに行くんだけど、猪苗代湖まで来てよかった~。
こちらのほうが、はるかに心地よい。
360度どこを向いても癒される。
『外でタープ張ってゴハン食べる』だけでも楽しいのはモチロンなんだけど、やっぱり環境って大事よね。
ちょっとだけ、足を延ばした甲斐がありました。
食事はかんたんに、タマゴとソーセージ入りの塩ラーメン。
デイだと湯を沸かす回数も少ないから、アルコールストーブでも面倒さは感じません。
目的を絞っているぶん、泊まりの時とくらべて、なんだか余裕がある気がするなぁ。
一食しか食べないデイキャンプをするようになって、タマゴを1個だけ運べる『たまピヨ』の出番が増えた。
テーブル上の、この圧倒的存在感よ!
食べ終わる頃には日も高くなって、木々の隙間から光が差し込んできた。
それでも依然として肌寒いのは、夏が終わったからなんだろうな。
タープの役目も、日除けから風除けに変わる季節だ。
最後にコーヒーを一杯いただいて、正味3時間のキャンプは終わり。
すっかり癒されました。
泊まらないキャンプも素敵
ぼくはキャンプにおいて、朝いちばんテントから出る瞬間が、大好きなんですよ。
『外に居ながら外とつながる一瞬』みたいな感覚?
だから一夜を明かさないデイキャンプは最近まで敬遠していたんですよね。
まぁ、2週間に1度はキャンプ行けてたから、わざわざデイにする必要なかったってのもあるんですけど。
完全に食わず嫌いでした。
デイキャンプだと滞在時間が短いぶん、目的を絞っているし道具も少ないから、よりノンビリすることに集中できて、泊まらなくても満足できています。
ノンビリに集中って、ヘンなこと言ってる気がしますが、ホントにそんな感じなんです。
人の居ない、平日早朝の湖畔デイキャンプ。控えめに言って最高でした。
コメント
コメント一覧 (2件)
ご自宅から30分で素敵な場所があるっていいですね!
デイキャンプ。
お酒に固執するからダメなんです・・・。
分かっているんですけど。苦笑
お酒は大事ですよ!
エネルギーですからねw
この前のデイキャンプでも、「3時間あれば1本飲めるかな?」なんて思っちゃいました。
さすがに止めときましたけどw