『バラクラバ』って知ってます?
いわゆる目出し帽とか呼ばれているやつで、目の部分だけが空いている被り物(?)です。
ウインタースポーツで使ったりもしますよね。
あれが冬のキャンプにおいても、超有能な防寒具なのです。
とにかく暖かいバラクラバ
何だかよく分からないけど、本格的な雰囲気が滲み出ていて、身に着けるのにちょっと躊躇うバラクラバ。
ガチすぎて恥ずかしいと思うかもしれませんね。
ウチの妻さんも、ぼくがコレを被ると未だに笑い出します。
しかし、バラクラバは見た目に違わず、非常に暖かい優れた防寒具なのです。

顔の周りをピタッと覆うので、『ニット帽+マフラー』などよりも、ずっと暖かいですよ。
とくに、冷たい風が吹いたりする場面では、バラクラバの威力は絶大。
冬の無暖房キャンプでは、とても心強いアイテムです。
就寝時はとくに効果的
冬キャンプをしていて、とくにバラクラバの有難さを実感するのが就寝時。
気温がマイナス10度も近くなると、どんなに良い寝袋でヌクヌクになっていても、とにかく顔が寒いのです!

寝袋の隙間から入ってくる冷気で、耳も痛いです。
さらには、吸い込む空気が冷たすぎて眠れません。
バラクラバは、そんな無暖房冬キャンプの諸症状に効果バツグンなのです。
結露対策になる
冬のキャンプは結露がつきもの。
呼吸に含まれる水分で、テント内や寝袋の首元が結露して濡れてしまいます。

これが不快ったらありゃしない!
でもバラクラバを被っているとマスクしてるようなものなので、放出する水分を減らせて、結露がずいぶんマシになります。
地味にデカい恩恵です。
まとめ
身に着けるのに、ちょっと勇気が必要なバラクラバ。
ゲレンデならまだしも、キャンプではまだまだあまり見かけない防寒具です。
完ソロならいいですが、人目があると少し恥ずかしいですよね。
でも、勇気を出してその一歩を踏み出してみましょう!
すっっっごい快適ですよ!!!
ぼく的には、無暖房ですごす冬キャンプ三種の神器のひとつです。
どうしても恥ずかしい場合は、ネームバリューのあるブランド物はどうでしょう?
少しはマシかもしれませんよ?
コメント
コメント一覧 (2件)
shizuwaさん、こんにちは。
こちらはもっと暖かいですが、冬は換気しつつ石油ストーブ使ってしまいます。
(就寝時は消してます)
雪中暖房なしキャンプ、尊敬します。
shizuwaさんのキャンプスタイルは、本当に自然と近いですね。
足元が掘ってあるのは風除けの工夫ですか?
そして、天ぷらガード。やっぱり素敵です。笑
雪中暖房なしキャンプは、装備さえ揃っていればけっこう平気なモノです。
天ぷらガードとか(笑)
テント付近に熱源がないから、雪が溶けてびちゃびちゃになる事もなく楽なのです。
足元が掘ってあるのは風除けもありますが、座りやすいからです。
掘りごたつみたいなモノですね。
また、身体の雪への接地面を少しでも減らす為でもあります。
ちなみに、穴の底には枝を敷いて、足裏の冷え対策をしています。
こういう小技を考えるのが楽しかったり。
天ぷらガードは、使ってみたら意外に優秀でした(笑)