【-10℃冬キャンプ】使い捨てカイロは湯たんぽの代わりになったのか?!

最低気温は-10℃。積雪は2メートル。暖房器具はなし。

そんな冬のキャンプで暖かく眠るには、寝袋に湯たんぽを入れるのが一番です。

ぼくもよく使っていました。

でも、湯を沸かしたりするのがだんだん面倒になってきて、

「使い捨てカイロで湯たんぽの代わりにならないかな?」

と、いつしか、手のかからぬ楽で快適な世界を夢見るようになってしまっていたのです。

かくして始まった、『使い捨てカイロを湯たんぽの代わりにする』という目的への旅路。

今回は、そこへたどり着くまでの軌跡です。

まぁ、高温カイロ+ダウンソックスで、わりとすぐに出来たんですけどね。

目次

湯たんぽの代わりに高温カイロを試す

あるキャンプの朝。

目を覚ますと、テント内の気温は-13℃まで下がっていました。

あたりはキンキンに冷えていますが、寝袋の中はわりと快適。

それは、冬用のダウンシュラフに、シュラフシーツとシュラフカバー、さらにダウンジャケット&パンツとフル装備で臨んでいるから。

と言いたいところですが、 じつは装備以上に、足元へ入れた湯たんぽの存在が大きい。

触れている体の部位だけでなく、周囲をじんわりと温めてくれるのです。

それだけの熱量をもつ湯たんぽを、使い捨てカイロで代用しようとするならば、通常温度のカイロでは、ちょっと力不足

試してはみたものの、貼った部位しか暖かくなく、それでは湯たんぽの代わりとは言えません。

やはり、高温タイプを使うのが良さそう

というわけで、どうすれば高温カイロは湯たんぽの代わりとなるのか?

ぼくが欲しいのは、寝袋の中に入れた湯たんぽ特有の、足元全体をじんわりと温めるあの心地よい感覚です。

ベストなポジションを見つけるべく、いろいろ試してみました。

Try1 足裏に貼る

まずはストレートに、そのまま足裏に貼ってみました。

低温やけど対策に靴下を2枚重ね、その上からカイロを貼ります。

それが功を奏したのか、じんわりと暖かくてイイ感じ。

寝袋に潜り込んで、ラジオを聴きながらウトウトすること1時間・・・。

あっちい!!足裏が熱い!

足裏だけが猛烈に熱くなりました。

こりゃダメだ。初めて使ったけど、高温タイプのカイロってすごいな。

Try2 太ももに貼る

次に試したのは太もも。

身体の中でも大きな筋肉がある部位なので、温めることにより全身の血行を効率的によくすることができる場所です。

厚めのタイツ、ダウンパンツと履いて、その上から太ももの上面に貼ります。

側面に貼らないのは、寝返りをうって横寝になった場合、圧着してしまうから。

結果は、やっぱり熱い!やけどしてしまいそう。

けれど、太ももの広範囲にわたってカイロの熱は伝わりました。

ダウンがカイロの熱を蓄えて、広い範囲に伝えてくれたのでしょうか?

方向性が見えてきた気がします。

Try3 マットに貼る

ちょっと趣向を変えて、寝袋を外部から温めたらどうだろうと、スリーピングマットの上面に貼ってみました。

マットと寝袋の間が温まることになります。

場所は、足元と背中部分の2か所。

結果はというと、背中はけっこう良かったのですが、暖かさは部分的。

そして肝心の足元はちょっと微妙。

-5℃以下くらいになってくると、寝返りなど何かの拍子で外気に触れたカイロは急速に熱を失い、あまり温かさを感じませんでした。

Try4 足裏(ダウンソックス越し)に貼る

先の太ももの検証で、ダウンに貼ると広範囲が温かくなると分かりました。

となれば、使うアイテムはあれしかない。

そう、ダウンソックス!

というわけで、厚めの靴下の上にダウンソックスを履き、そのダウンソックスの足裏に高温カイロを貼りました。

結果、ちょうどイイ!

この日の最低気温は-12℃、テント内で-8.7℃となかなかの冷え具合。

足元は、熱すぎず、かといって冷えもせず、朝までじんわりとした温かさに包まれました。

これこれ、この感覚だよ!

見事に、高温カイロは湯たんぽの代わりとなりました。

足裏はずっとヌクヌクで、おかげで全身がぽかぽか。

気持ちよく眠れました。

低温やけどには注意

今さらですが、就寝時に使い捨てカイロを使えるのか?

と聞かれれば、答えは『NO』

え!?

カイロの注意書きに、『就寝時の使用不可』とはっきり書いてあります。

ダメじゃん・・・。

その理由は、低温やけどの危険があるから。

低温やけどとは、比較的低い温度(約40~50℃)に長時間接触したことによっておこる火傷です。自覚症状が現れにくいのが特徴で、本人も気づかないうちに皮膚の奥まで損傷し、重症化しやすいとされています。やけどは損傷の程度によってⅠ度、Ⅱ度、Ⅲ度に分類されますが、低温やけどはⅢ度となってしまう事が多いそう。

出典:済生会

使い捨てカイロの平均温度は50℃前後。高温タイプだとさらに5℃くらい高くなります。

行動中はともかく、就寝時だと気付かないうち低温やけどになってしまう危険性はじゅうぶんあるのです。

それは湯たんぽでも同じことなのですが、使い捨てカイロは身体に張り付けるぶん、低温やけどのリスクはより高いと言える。

ただ、法律で禁止されているわけではないので、自己責任にて判断しましょう。

湯たんぽはちょっと面倒

昨年まで、冬キャンプで心地良く眠るための相棒は、湯たんぽでした。

容量900mlのステンレスボトルです。

立派に湯たんぽの役目を果たし、寒い夜には欠かせないアイテムだったのですが、今年の冬キャンプでは使っておりません。

なぜか?

それは・・・、面倒だからです!

まずお湯を沸かさなきゃいけないし、焚火にかけるとススだらけになるし、ヤケドしないようタオルで包まなきゃだし、漏れると大変だからジップロック等にも入れときたいし・・・。

結構、やること多いんですよ。

しかもそれを、食後の酔いのまわった状態でやるのは、ちょっと面倒に感じていました。

なので、寝袋の中で足元を暖める湯たんぽの代わりとして手軽な使い捨てカイロを採用したいと思ったわけです。

まとめ

通常タイプの貼るカイロは以前から使っていて、就寝時も服2枚の上から貼っておけば火傷することはありませんでした。

ところが、初めて使った高温カイロは、あまりの熱さにビックリ。

使用前は

「普通のカイロとの差は5℃くらいでしょ。そんなに違うの?」

って思ってましたが、ぜんぜん違う!

考えてみたら、風呂だって5℃違えば『ヌルめ』が『熱め』になるんだから、けっこうな差だよね。

熱量がありすぎて、就寝時に安全に使うのは無理かとも思いましたが、ダウンという最適な緩衝材のおかげで、ちょうど良い熱源となってくれました。

自己責任』ですけどね。

湯たんぽの方が柔らかな暖かさで快適なんだけど、カイロはとにかく手軽でいい。

高温カイロは、たしかに熱いくらいの高温で、湯たんぽの代わりになりました。

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