【軽くて強い】チタンペグはキャンプ道具の軽量化に効果バツグン

キャンプ道具を軽量化しようと思ったら、チタンペグは避けて通れないアイテムです。

ぼくも以前から興味があったので、お試しにと購入してみました。

「(お値段は)高いけどイイよ!」との意見が多いチタンペグ。

なるほど、確かになかなかです。

目次

主なチタンペグ3種類

現在、よく見るチタンペグは3種類。

  • 軽量化に特化した細い【ピンペグタイプ】
  • 軽さと強度のバランスが取れた【ネイルペグタイプ】
  • 鉄の鍛造ペグの代わりになる強度をもった【鍛造ペグタイプ】

それぞれ一長一短があり、好みや用途によって選び分けると良いです。

ピンペグタイプ

とにかく軽量化に特化したタイプ。重さはわずか5.5グラムしかありません。

身近なもので例えると、

  • 5グラム:A4用紙1枚
  • 6グラム:ハガキ2枚

だそうです。驚くべき軽さ!

ただその分、強度はイマイチで『使う場面が限られる』等のレビューが見られました。

軽さ特化なので、そこは仕方ありません。

軽量化を最優先させたいときは良いですね。

ネイルペグタイプ

『ネイル』とは英語で『釘』の意味です。

ネイルペグはその名の通り、釘状の形をしています。

重さは1本約15グラムと、ジュラルミン製のペグと比べても少し軽い程度ですが、その分、強度があります。

貫通力も高く、重さと強さのバランスが良いです。

欠点は、ロープ等を掛けるフックがないので、ペグの角度でロープを保持するしかないこと。打ち込む角度に気を使います。

タープのようにバタつくものには、あまり向きません。

鍛造ペグタイプ

とにかく強度に特化したタイプ。

重量は、20cmのサイズで約38.5グラム。

鍛造ペグ並みの強さがありながら、重さは約半分となっています。

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最強と名高い『スノーピークのソリッドステーク』に代表される鍛造ペグは、ほぼどんな地面にも刺さり、ペグ界の最終兵器とも呼ばれ(?)とても頼りになる存在ですが、唯一の欠点はその『重さ』でした。

そこに登場したのがこのチタンペグで、鍛造ペグの代替として人気があります。

ただ、鍛造ペグから見れば半分の重さですが、普通のアルミペグと比べたらまだ重い。

そもそも、軽量化を意識したコンパクトなスタイルのソロキャンパーなら、鍛造ペグ自体ほとんど出番がないので、このタイプのチタンペグも必要ありません。


以上の3種類の中からぼくが選んだのは、ネイルタイプのチタンペグ。

その理由は単純で、

  • ピンペグタイプは使う場面が限られる
  • 鍛造ペグタイプは重い

と、消去法です。

しかしこれが、なかなかに良い製品でした。

チタンペグ【ネイルタイプ】レビュー

購入したのは【Boundless Voyage】という中国メーカーのもの。

このメーカーはチタン製品を多く扱っており、評価も悪くありません。

このペグのスペックは、

  • 長さ:16.8cm
  • 直径:0.5cm
  • 重さ:約15g

素材はもちろん、チタン合金です。

収納袋がついていました。

とても質素なものですが、あると嬉しいですね。

他のペグと比べてみます。

上から、

  • ユニフレーム:ジュラパワーペグ
  • エリッゼ:エリッゼステーク18cm
  • チタンペグ

チタンペグが圧倒的にコンパクトです。

それぞれを比較してみると、

   長さ(約)    直径(約)     重さ(約)  
ジュラパワーペグ20cm6mm17g
エリッゼステーク18cm18.4cm6×7mm77g
チタンペグ16.8cm5mm15.8g

じつは、ジュラルミン製(アルミの一種)のジュラパワーペグと、サイズ・重さとも大差ないことが分かります。

でも使ってみると、チタンペグは貫通力(刺しやすさ)と強度、収納性が優れています

使い心地

肝心の使い心地ですが、想像以上に良好です。

刺しやすい

細身なので抵抗が少なく、手だけで刺せる場面も多い。足で踏んでやれば、大概だいじょうぶです。

石混じりでも、少しずつ位置をずらしてやれば、すき間をぬって『スッ』と入っていきます。

頑丈

さすがチタン。丈夫です。

ジュラパワーペグより約1mm細いけど、頑丈さは上だと感じます。

タープには不向き

ロープをかけるフックがないので、タープを留めるには向きません。

風でバタついているうちに、外れてしまう可能性があります。

ネイルタイプ・チタンペグの使いかた

ズバリ、ぼくはテントに使うために購入しました。

テントなら、多少の風でもタープのようにバタつかないし、フックも必要ありません。

細身の形状とオレンジのロープが目立つおかげで、つまずくことも少なくなりました。

保持力は、ソロで使うような小型のテントなら十分です。

手持ちのペグの半分近くをコレに変えたら、ずいぶんとコンパクトになりました。

タープには使えないのでジュラパワーペグと併用していこうと思っています。

まとめ

キャンプの荷物を軽量化しようと思ったら、ペグは取り掛かりやすく、かつ、効果が分かりやすいアイテムです。

チタンペグは、他のペグにくらべ値段は少し高いですが、丈夫だしサビないので長く使っていけます。

ユニフレームのジュラパワーペグがぼくにとってNo.1なのは変わりませんが、コレも同じくらいお気に入りになりそうです。

軽量化の取っ掛かりに、まず、手軽なペグから始めてはいかがでしょう!


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