【セリア】オイルボトルはアルコール燃料入れとしてどうなのか?レビュー

こんにちは、アルコール(飲料)は大好きなシズワです。

もちろんキャンプには欠かさず持って行きますよ。

久しぶりにアルコールストーブを使うため、燃料を入れる容器を100均から購入してきました。

セリアのオイルボトルです。

『アルコール燃料入れに使える』との情報があったので、さっそく試してみました。

結果、場面によっては漏れることもあるため、扱いに気を使います。
ただ、注ぎやすさはとっても良い!
100円ですから、とりあえず買って試してみるのも大アリです。

目次

アルコールストーブに必須!アルコール燃料入れ

3年ぶりくらいに、収納の奥から姿をみせた我がアルコールストーブ。

あまり自分のスタイルには合わず一度はお蔵入りしたアイテムですが、せっかく久しぶりの再会なので、ちょっと使ってみることにしました。

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アルコールストーブは不便? キャンプで使わなくなった理由4つ アルコールストーブを使わなくなってしまいました。その理由は、結局ガスのほうが便利なのと、極低温下では火力が足りなくて役に立たなかったから。それに、風防や五徳を合わせると、思ったほどコンパクトでもない。

アルコールストーブを使うには、他に3つ道具を準備する必要があります。

『燃料』のアルコール

何はなくとも絶対に必要です。言うまでもなし!

これがないと、アルストなんてただの小さな壺ですからね。

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一応リンク張りますが、だいたいドラッグストア等で買った方が安いです。

200円台ならアマゾンで買っても良いかな。

アルコール燃料を持ち運ぶための『容器』

何でも良いという訳ではなく、アルコール耐性のある素材でないといけません。一見『アルコール可』との記載があっても、よく見ると『高濃度は不可』とか書いてあったりするから注意。

プラスチック製ならPE(ポリエチレン)かPP(ポリプロピレン)がアルコール耐性を持っています。

重さを気にしないなら、ステンレスやガラスが安心。

クッカーを乗せる『五徳』

湯を沸かすにしても調理するにしても、五徳は必須の装備です。

アルコールストーブは風に弱いので、風防も兼ねているとベスト。

定番で有名なのはやはりバーゴ。

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バーゴ
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今回は、今月購入したBE-PALの付録が丁度良さそうなので、それを使います。

ナイスタイミング!

セリア【オイルボトル】レビュー

容量100ml
材質ポリエチレン(PE)
値段100円(税別)
売っている場所セリア

アウトドアコーナーにありました。

アルコール耐性のあるポリエチレン製

アルコール燃料は高濃度アルコールなので、入れる容器は耐性のある素材でないと、最悪溶けてしまいます。

セリア【オイルボトル】の材質は、蓋をふくめ全てポリエチレンなので、アルコールを入れても大丈夫なハズです。

樹脂系の素材だと、ポリエチレン(PE)ポリプロピレン(PP)にアルコール耐性があります

実際使っていても、今のところ溶けたり穴が空いたりといったトラブルはありません。

コンパクトな100ml

100mlという容量もサブ火器としての使用であれば十分。

焚き火やガスなど、調理に使うメインの火元があるなら、とくに不足は感じません。

多すぎず少なすぎず、程よくコンパクトなので、同じくコンパクトなギアであるアルコールストーブの相棒としてはバッチリ。

デイキャンプなどにも使いやすいです。

ただ、もしアルコールストーブをメイン火器として考えているのであれば、少し心許ないかな?

その場合は、使い勝手もふくめ専用品がオススメです。

100mlでどのくらい使えるか?

トランギアのアルコールストーブ【TBR25】は、約70mlで約25分燃焼します。

ただ、火力の調整でも変わりますし、気温や風などの環境でも違ってくるので、あくまで目安。

その前提で100mlの燃焼時間を考えると、だいたい35分くらいといったところ。

もしこれがガスであれば、1泊のキャンプなら十分な時間です。

しかしアルストだと、メイン火元としてはちょっと足りない。

というのも、アルストはガスほど火力がないので、調理でも湯沸かしでも、必然的に火にかける時間が長くなるから。

100mlは、やはりサブ火器向きの量です。

キャンプスタイルの違いなど、個人差もありますよ!

とても注ぎやすい

ぼくが、セリア【オイルボトル】を気に入っている最大の理由がココ!

口が細長いから注ぎやすいんです。

「どういうコトだってばよ?」

と思った皆さん、これを見て下さい。

アルコールストーブをゴトクや風防にセットしたまま、簡単にアルコールを注げるんです!

ホントにちょっとしたコトなんですが、個人的にはこれがたいへん便利で気に入っています。

以前は小型のナルゲンボトルを使っていましたが、同じようにセットしたままアルコールを注ごうとすると、狙いが外れたり周りにハネたりで、少々不満だったんです。

このオイルボトルだと、それが解消されて満足です♪

先端のキャップは取り外しではなく、緩めると出る仕組み。無くす心配がなくて助かります。

ただ、緩めて逆さにすると、本体を押さなくても少し中身が出てしまうのがちょっと不便かな。いや、これは『少ししか出ない』ことを褒めるべきか?

なんにせよ、使い勝手は上々です。

ハードボトルほど丈夫ではない

先日に行ったソロキャンプで、さっそく試してみました。

アルコール燃料を、オイルボトルのだいたい7割位まで入れ、さらにジップロック系の密閉袋で封をします。

あとはザックの中へ適当に放り込んでキャンプ地へ!

いつもの裏磐梯に行ってきました。

荷造りしてから約3時間後、オイルボトルを取り出してみたところ・・・

う~ん、ちょっと漏れてますね。

それほど多くはありませんが、滴がどうこうではなく、確実に『漏れた』量だと思います。

製品の個体差もあるかもしれませんが、『過信は出来ない』といったトコロでしょうか。

圧迫に注意

さて、少しばかり漏れはしましたが、だからと言って残念な製品とするつもりはありません。

これは使い方の問題かと思います。

ザックの中で荷物に押され、圧が掛かったのでしょう。

使用前に水を入れ、手でギュッと握って大丈夫なことを確認してはいましたが、今回は長時間にわたり圧が掛かったことで漏れたのだと思います。

ソフトボトルの性質上、これは仕方ない。

『過度な圧が掛からないように運び』

『念のため袋に入れ密閉する』

などして扱えば良いかと思います。

普通に使っている分には漏れなかったのですから、今回のは、荷物の中に押し込んだ自分のやり方が悪かっただけ。

無造作に扱いたければ、ハードボトルにするべきでした。

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手軽なアルコール燃料入れとしてオススメ!

というわけで、ソフトボトルなので扱い方が悪ければ漏れる可能性もありますけど、その部分を理解していれば、とても良い製品だと思います。

ソフトボトルでも頑丈なのはありますが、そもそも100円の商品と比べるものじゃないでしょう。

セリアのオイルボトルも普通に使っている分には漏れたりしないのですから、ぼくは十分だと思います。

アルコールストーブは時々しか使わないから、高いお金をだして燃料の専用容器を買うのも「なんだかもったいないなぁ」と感じている人には丁度いいんじゃないかな。

どうしても『漏れが気になる』『雑に扱いたい』という人は、ダイソーやセリアに【調味料入れ】として売っているボトルをオススメします。

上の写真はダイソーのモノです。

容量は125ml、材質は本体がポリエチレン、蓋がポリプロピレンとアルコール耐性あり。

おおざっぱながらメモリが付いているのも、アルコール燃料入れとしては有難い。

こちらもソロキャンプで使いやすい、非常にコスパの高いと感じる製品です。

どちらにせよ100円で済んでしまう。

良い時代になったものだ。


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