こんにちは!shizuwaです。
早いものでもう年の瀬。
良くも悪くも、一年を振り返る日がやってまいりました。
年末恒例ってやつですね。
振り返ったところで大したモノも出てこないような生き様のぼくですが、ブログ的に、ちょいとギアの購入履歴を振り返ってみたいと思います。
数えてみたら総数14点と、多くも少なくもない微妙な数のギアがポチられていました。
いちおう、どれも吟味を重ねて選んでいますから、おおむね現在も使用中です。
では、今年購入して良かったギア【ベスト3】からいってみます!
【ベスト1】キャプテンスタッグ・たためるミニパン16cm
買ってよかった1位に輝いたのは、キャプテンスタッグの格安フッ素加工フライパン。
『たためるミニパン16cm』です。
いずれ必ず駄目になるからと、これまで頑なに拒んできたフッ素加工クッカー。
使ってみたら、とっても良かったです(笑)
駄目になっても気軽に買い替えできるお値段と、ちゃんと使える品質が魅力。
バーナーでサッと調理するのに重宝しています。
キャンプ場に着いてすぐ、テントを張る前に手早く昼食を作ったり。
夕食時にお惣菜を一品かるく温めたり。
朝のカレーメシのお供にソーセージ&タマゴを炒めたり。
取り回しの良いサイズと、油なしで使える手軽さが、ソロのキャンプシーンでとにかく便利。
ぼくのキャンプ食バリエーションが、劇的に増えました。
おかげで今年のキャンプは冷凍チャーハンばっかり食べていて、やたら詳しくなりました。
ただ欠点もいろいろありますので、安さにこだわりがなければ、他を選んだ方が良いかも知れません。
【ベスト2】ゴーバイト・クリック
コンパクトに畳めるプラ製カトラリーです。
スノーピークの『スクー』を使い始めてから、「もう変わることはないだろう」と思っていたマイベストカトラリーを塗り替えたギア。
チタン製より口当たりが優しくて良い。
プラ製でも十分すぎる強度。
手にしてわかる使いやすさ。
良いカトラリーは、食事の質も上がったように感じてしまう!
それに、やっぱり2本あるのは便利です。
【ベスト3】ジェントス・充電式ヘッドライト
とても軽量コンパクトな、USB充電式のヘッドライト。
明るさだってじゅうぶん。
Highモード | Midモード | Ecoモード |
260ルーメン | 110ルーメン | 24ルーメン |
2時間 | 6時間 | 15時間 |
点滅モードもあり。
電源ONにすると、ちゃんと前回のOFF時のモードで点灯するのも有難い。
もともと使っていたヘッドライトのベルトが10年目にしてすっかり伸び、ダルダルになってしまったため購入。
ずっと欲しかったUSB充電式にしました。
軽くて小さくて取り回し良好。
点灯時間も1泊なら問題ないし、連泊でもモバイルバッテリーから充電できるしホント便利。
キャンプでランタンを併用するなら、これはかなり良いですよ。
惜しくもベスト3以外の購入ギア(順不同)
ベルモント・TABI専用収納ケース
チタン製軽量焚き火台、ベルモント・TABIの収納ケース。
純正オプションと言っていい製品です。
もともとの付属ケースはペラッペラで、使用3年目にして破れてしまいました。
それを機に購入。
約3,000円と安くはありませんが、とても頑丈&機能的で、購入を決意した自分を褒めてあげたい。
TABI本体以外もいろいろ入るし、ベルトでギュッと締められるから、それほど厚みも出ない。
ループが多数付いていて、バックパックへの外付けがやりやすい。
頑丈で型崩れしないから、収納したTABIの出し入れもしやすい。
もう言うコトないですよ!
TABIユーザーにはぜひオススメしたいです。
TRIWONDER・ウイングータープ
320×250cmのコンパクトなウイングタープ。
アマゾンで約2,000円と格安でした。
現在、購入したサイズは売り切れのようですが、ひとつ上の【360×290cm】は残っています。
役目は冬キャンプでの雪の吹き込み防止。降雪時でもテントの入り口を開けていられるよう、覆うように低く張っています。
ウイングタープはペグ4本で済むから楽で好き。
こいつのおかげで、降る雪を眺めながらテントの中でコーヒーが楽しめるようになりました。
ドームテントの前室代わりにぴったりのコンパクトサイズで、なかなか気に入っています。
安かったわりに作りは結構しっかり。
問題なく使えています。
ニーモ・ソニック-20
ニーモの厳冬期用寝袋。
下限温度は-29℃まで対応しています。
冬キャンプの寝袋はイスカのニルギリEXを愛用していましたが、とある理由から、もうちょっと内部広めのモノが欲しくなった。
いろいろ検討していたちょうどその時、最後の1個で安くなってたソニック-20(前モデル)を発見!
ポチッた次第でございます。
独創的なギアで知られるニーモの寝袋。モンベル・ナンガ・イスカの日本勢とはまた違った使い心地で面白い。
ぼくのは前モデルですが、いま購入できるのは現行モデルのみです。
かなりお高いので、もし購入の際はくれぐれも計画的に。
特別ニーモにこだわりがなければ、個人的には日本メーカーを選んだほうが幸せになれると思います(笑)
ただ、寝袋ですらカッコイイのはさすがニーモ。テンション激上がります。
誤解のないように言いますが、ちゃんと作られた良い寝袋ですよ。ただ細部の作り込みは日本メーカーに分があるかなぁという個人的な見解です。
シートゥサミット・エアチェア
エアマットを座椅子にしてしまうギアです。
畳んだ状態のサイズは【長さ45cm 径約5cm、重さは230g】
コンパクトなポール程度の大きさなので、バックパックでも難なく持っていけます。
雪中キャンプでは、脚が埋まるからチェアは使えません。
でもゆったりとリラックスした姿勢で本が読みたい。
そこで購入したのがエアチェア。
同様のギアがサーマレストにもありますが、ぼくは後発のシートゥーサミットを選びました。
荷物は減らしたい、けどチェアは欲しいって場合にはぴったり。
肝心の座り心地はとても良く、身体をホールドする面積がかなり広いのでゆったり座れます。
それはもはや、ソファといっても過言ではないほど。
ただ、セッティングにひと手間かかるのが欠点かな。
キャプテンスタッグ・カマドダイ
カマドダイは、同じくキャプテンスタッグの焚火台『スマートグリルB6』を乗せるための土台です。
使用することで、『地面への輻射熱を防げる』『チェアでも使いやすい高さになる』等の利点があります。
ただそれだけのモノです。
ですがこれを購入してからは、しばらくお蔵入りしていたスマートグリルを再び使うようになりまして、「やっぱり良い焚き火台だよなぁ」って再認識しております。
値段も安いですし、スマートグリルをお持ちならぜひ一緒にそろえて、一度使ってみることをオススメします。
無くても問題ないけれど、あれば微妙に有難いという、まさに微妙な良品です。
雲の図鑑
「これキャンプギアなの?」
という意見はごもっともな、ただのポケットサイズ図鑑です。
ですがこれをキャンプに持ち出し、チェアでくつろぎながらパラパラと開いて、「あの雲はたぶんコレかなぁ」なんて空を眺めているとけっこう楽しいです。
ぼくはこれをキャンプのためだけに購入したし、キャンプの時以外は見ないので、個人的には立派なキャンプギア。
欠点は、一日に浮かぶ雲の種類なんてそんなにないので、キャンプ中に1~2回調べたらあと終わりなこと。
Lixada・三角薪ストーブ
アルストのゴトクに使おうと購入したギア。
レビューでの評価はそこそこ良かったのですが、使ってみたらイマイチでした。
まぁもともとアルスト用ではないので、それで文句を言うのはお門違いなんですけどね。
けど、本来の焚き火用途でも、ちょっと厳しいんじゃないかなぁ。
すこし剛性が足りません。
今はお蔵入りしています。
オレゴニアンキャンパー・グランドシートMハーフ
- サイズ:140×50cm
- 素材:600Dポリエステル 裏面PCVコーティング(防水)
オレゴニアンキャンパーのグランドシートは良いです!
そう言い切ってしまえるほど良いです。
厚く重いですが、その分しっかりして風でもめくれないし、防水もばっちり。
とても使いやすい。
もともとMサイズをずっと愛用していて、このたび、気になっていたMハーフサイズを購入しました。
1人用テントの前室部分にちょうど良い大きさです。
ユニフレーム・山フライパン12cm
直径12cmのフッ素加工フライパン。
もっとも出番の多い900ml深型クッカーとスタッキングできるのが、最大の利点。
もう、その為だけに買いました。
小さいながらも使ってみると意外と便利で、一品作るのにちょうど良いです。
【レトルトのハンバーグ+目玉焼き】とか【ソーセージ+目玉焼】きとか。
『たためるミニパン16cm』でもそうなんだけど、フッ素加工フライパンを使い始めたら、目玉焼き率が異常に上昇しました。
ユニフレームのカタログにはもう載ってないので、いま売っているのは在庫のみだと思われます。
コフラン・ポケットシエラソー
コンパクトなポケットノコギリです。
キャンプでノコギリと言ったら、切るのは薪。
ですがコイツで薪は切れません。
完全に力不足。
じゃあ何を切るかというと、それは枝。
『手では折れないけど、ノコギリを持ち出すほどじゃない』ってサイズの枝を切るとき重宝します。
具体的には、焚き火台ではなく小型のウッドストーブなど、枝を主燃料とするギアを使う際の枝探しに持ち歩くと便利。
- ウッドストーブしか使わない
- できるだけ軽量化したい。
というピンポイントなキャンプの時には役立ちます。
でもそれだけなんだよなぁ・・・。
ワークマン・グリルパン
ワークマンで購入した、鉄の深型フライパンです。
- 内径:18cm
- 重量:595g(蓋・ハンドル含む)
- 容量:1.2リットル
- 価格:2,500円(税込)
鍋にもフライパンにもなり、ファイバーライン加工で焦げ付きにくい。
焚火にピッタリの鉄製で、スキレットと比べ軽量。
ソロにちょうど良いサイズ。
と、なかなかいい具合です。
とくに焚き火で調理するときの雰囲気がとても良くて、
「あれ、オレいま映えてるんじゃない?!」
とオジサンも勘違いしてしまうほど。
けれど、同時期に買った『たためるミニパン16cm』にすべて持っていかれてしまい、まだ数える程しか使ってないです。
NANGA・噛み込み軽減パーツ
『雲の図鑑』と同様にギアと言っていいのか微妙なとこですが、ぼくはこれをギアと呼んでしまいます。
なぜならとても良かったから。
主な使い道は、寝袋です。
ファスナーを噛まなくする。
ただそれだけの役目なんですが、得られる快適性はとても大きい。
でも最近の寝袋のファスナーは優秀で、ほとんど噛まないんですよね。
昔は噛み噛みの代名詞だったモンベルの寝袋も、今はこの『噛み込み軽減パーツ』が標準装備だし、イスカは無くても噛まないし。
ぼくはニーモの寝袋に使いましたが、見た目がとっても良くなりましたw
荷運び用ソリ
雪中キャンプでの荷物運び用に購入しました。
普通の雪遊び用のソリと比べ大型で頑丈、がっしりしています。
ぼくの雪中キャンプは車から離れ、スノーシューで少し歩くスタイルなので、主に薪を運ぶのに使っています。
「そんなの、普通のソリで良いじゃない」
って思うかもですが、全力で否定します!
普通の雪遊び用ソリは、荷物を載せて引くとすぐひっくり返ります。
安定するのは平地だけ。
ちょっとした斜面や轍、さらには自分の付けた足跡で無残にもひっくり返り、なかなか思うように後をついて来てくれません。
でもコレは、どんな雪面でも安定して走行します。
いちいち後ろを確認しなくても、確実に付いてくるのですごく楽。
さらに夜間は、シートをかぶせて荷物置きにもなる。
雪中キャンプで焚火をする場合、欠かせない存在です。
もちろん、乗って遊ぶのも可。
大人でも余裕で乗れるサイズです。
まとめ
以上14点。2023年に購入したギアでした。
100均は除いてあります。
1位のフライパンは、とくに珍しくもないありふれたギアかも知れませんが、キャンプでフッ素加工クッカーを初めて使ったぼくとしては、手軽さに衝撃を受けました。
『駄目になったら買い換えられる値段』と『意外(?)にもちゃんとした品質』のバランスがすごい。
その他も、だいたい良い買い物でした。
いったん沼にはまるとキリのないキャンプギア。
計画性が肝心ですね。
と、自分に言い聞かせて、2023年は終わりです。
お付き合い頂きありがとうございました。
2024年もよろしくお願いいたします。
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