11月の裏磐梯・さっそく雪中バックパックソロキャンプを楽しんできた!

11月末、裏磐梯はまとまった雪が降り、すっかり銀世界となりました。

いよいよ冬キャンプのシーズン到来です。

僕はといえば、引っ越しは終わったものの依然として片付かぬ自室の荷物に悪戦苦闘中。

行方不明になる持ち物が多数発生。

なんかもう、いろいろ面倒になってきました・・・。

キャンプもずいぶん行けておりません。

そんな中、降ってきたこの雪に、心はもうソワソワですよ。

行きつけの『みちのくキャンプ場』も、車が入っていけない位に積もったようです。

気づけば僕は、道具をバックパックに詰め込んで、裏磐梯に向かって車を走らせておりました。

イヤッホーーー!

さっそく、今季初の雪中キャンプを楽しんできましたよ。

目次

無暖房ですごす、雪中バックパックソロキャンプ

天気は見事なまでの晴れ。

日中の気温は4~5度、風は無し。

これを絶好のキャンプ日和と言わずして、なんと言おう。

裏磐梯の主要道路に雪はありませんが、道を外れると30~40cmくらいは積もっているみたい。

『みちのくキャンプ場』の場内も、すっかり雪原になっている。

除雪はしていないので、車は入っていけません。

入り口付近に駐車して、あとは徒歩で雪原に踏み込んでいきます。

久しぶりのスノーシューの感覚が楽しい!

テントを張る場所が決まったら、雪を踏み固めて設営地を作る。

一気にやろうとすると汗だくになって、身体を冷やしてしまうので、焦らずゆっくりと。

疲れを覚える前に休むのがコツ。

天気が悪いとそうも言ってられないけど、今日は崩れようがないほどの、雲一つない快晴っぷり。

やっぱり晴れがイチバン。

出来上がったテントの入り口に座ってコーヒーを飲むと、

「キャンプ来たなぁ」

って実感がわいてきて、ちょっとテンション上がります。

久しぶりに出したテントはシワだらけでした。

あとはもう、過ごし方はいつもと同じ。

本を読んだり、ラジオを聴いたり、ひたすらノンビリするのがぼくのキャンプスタイル。

夏でも冬でも変わりません。

飽きないんだなぁこれが。

お湯は、あらかじめ沸かして水筒に入れておけば、コーヒー飲むときラク。

寝袋に足を突っ込んだままでも、危なげなく淹れられます。

下が不安定な雪上のテント内で湯を沸かすのは、出来るだけ避けたいからね。

そして、EPIのエクスペディションガスが安定の火力で頼もしい!

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キャンプ中にカメラを持って、ブラブラと散歩するのが好きなんだけど、スノーシューを履いた冬の散歩はとくに楽しい!

見慣れた景色でも目線が変わるし、森の中にも入って行けるし。

日が沈むと気温がぐんぐん下がります。

撮影するとき以外はキャップをしておかないと、レンズが凍ってしまう。

しまった。

カメラのストラップを手首に着けるハンドストラップにしたんだけど、冬は向かないなコレ。

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手をポケットに入れられなくてツライ!

ネックタイプなら、カメラを首から下げて上着の中にしまっておけるし、両手もポケットで暖められる。

冬の間はネックストラップに戻そうか。

ブラブラしているうちにすっかり日が暮れた。

テントに帰って酒と夕食にしよう。

冬のバックパックキャンプの場合、ぼくは大抵、鍋を食べています。

暖まるのはモチロンなんだけど、なにより調理が簡単だから。

肉も野菜も凍っちゃってるから、鍋にぶち込んで煮るのがイチバン簡単で確実なのです。

相変わらず、映え的要素いっさいナシのキャンプ風景だなぁ・・・、我ながら。

まぁ、自分が楽しむためだけにキャンプしてるんだし、いいよね。

と、酔っ払って片付かないだけなのを言い訳してみる。

ホントは、映えさせた写真も撮ってみたいってチョット思ったり。

結局いつもやらんけど・・・。

依然として空は雲一つない。

冬は星がよく見える。

もう少し上手に撮れるようになりたいなぁ。

朝方、気温はマイナス8度まで下がったみたい。

ハクキンカイロを入れた寝袋の中が快適すぎて、なかなか起きられない。

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こうやってゴロゴロしてるのも冬キャンプの醍醐味だよねー。

7時半ころになって外に出てみると、辺りはいろいろ凍ってた。

すっかり冬の朝だ。

凍ってしまわないよう、水筒に移しておいた水でコーヒーを淹れて目を覚まし、活動開始です。

前日に引き続き快晴の極み。

まずはバリンバリンに凍り付いたテントのフライを外します。

このままだと、日射しで氷がとけてビシャビシャになってしまう。

凍っているうちに外しておくと、撤収時にすごく楽なのです。

朝、ブラブラ散歩するのはキャンプでのルーティーン。

冬は冬にしか見れない自然の表情があって、とくに楽しい。

張り詰めた空気感と、コントラストの強い澄んだ色味がたまらない魅力の、冬の朝。

本当なら日の出まえに起きだして堪能したいところだけれど、ヌクヌクな寝袋の誘惑を振り払うのはかなり難しい。

意志の弱いぼくにはムリムリ。

成功するのは3回に1回くらいかな。

朝食はやっぱり、うどん。

凍り付いた野菜と肉をクッカーにぶち込んで煮るだけなので、冬の朝にぴったりのメニューです。

まぁ、一年中食べてるけど。

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最近は麻辣香油をがっつり入れて、火鍋風にして食べるのがお気に入り。

体が超あったまる!

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食後は仰向けになって青空を堪能し、今回のキャンプは終了です。

終わってみればいつも通り、食べて飲んで、ブラブラしただけのソロキャンプでした。

結局、こういうのが好きなんだなぁ。

やっぱり雪中は楽しい。

さて、次はどこ行こう?

また、磐梯熱海で遊ばせてもらおうかな。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • shizuwaさん、こんにちは。

    いきなりの雪中キャンプですね!
    すごい雪。
    こちらではお目にかかれない景色です。

    雪中ならではの設営の技が色々あるんですね。
    さすがです。

    テントの氷っぷりがすごい!
    そして、そして。
    天ぷらガードが、雪ガードに変わってる!!笑

    冬キャンプ、こちらの寒さはshizuwaさんからしてみたら
    秋キャンプくらいかもしれませんが、やっぱり鍋になりますね。
    そして、朝はその鍋の残りにうどんをぶち込んでます。笑

    寒くて動きたくないので、手軽で温まるものが良いですよね。

    今月、行けるといいなぁ・・・。

  • さめじろうさん、こんにちは。

    部屋の片づけ、放り出して行ってしまいました。
    やっぱり雪中は楽しいです。

    ちなみに天ぷらガードは、引っ越しのさい捨てられてしまったのです。
    もうボロボロだったので仕方なし。
    雪ガードは風除けにはなるけど、あんまり暖かくありませんでした。笑

    寒い時期のキャンプ飯は鍋になっちゃいますよね。
    そして朝うどんまでが定番コースです。笑

    でも先日行ってきたキャンプでは、飯盒でカレーを作ってみたらビックリするほど美味でした!
    飯盒、ハマりそう。

    今月行けるといいですね。
    ぼくは今年はもう、おそらく終わり。
    つぎは来年の雪中です!

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