こんにちは、shizuwaです。
寒くなればなるほど外で寝たくなる病に侵されています。
不治の病かもしれません。
冬キャンプの寝袋をより快適に
『外で』とは言っても、震えながら寝るのが好きなわけではありません。やっぱり睡眠は、ポカポカと心地よいのが一番です。
冬キャンプの睡眠でもっとも重要なアイテムは寝袋でしょう。快適な夜を過ごせるかどうかはココに掛かっています。
ですが、それが全てという訳でもありません。
寝袋をサポートする色々なアイテムを使うことで、快適性を格段に上げることが出来ます。
その中でも、もっとも効果を実感できるのは、湯たんぽ。
どんなに暖かい寝袋でも、寒い夜は入った瞬間ヒヤッとしますよね。
あれが苦手な人も多いのでは?
そこで、あらかじめ湯たんぽを仕込んでおけば寝袋の中はポカポカです。入った瞬間から暖かいのは感動もの。
カイロでも良いのですが、お湯の暖かさは柔らかくて、やさしく、心地いい。
コンパクトなソロキャンプでの湯たんぽ
湯たんぽといえば、どんなものをイメージしますか?
ぼくはあれですね、銀色で波打ってる金属の容器。THE 湯たんぽ!って感じのアレです。
昭和が懐かしいお年頃です。
ウォーターボトルを湯たんぽに
ネットやお店を見ると、最近はホントにいろんな種類の湯たんぽが売っています。
樹脂製の扱いやすいものだったり、かわいいものだったり。
でも、どれもそれなりの体積で、コンパクトに行きたいソロキャンプにはちょっと荷物。
そこでよく知られているのが、ウォーターボトルを使う方法。やり方は簡単。ボトルにお湯を入れ、タオル等で巻くだけです。
使うボトルはナルゲンが有名ですが、ぼくはモンベルをおすすめします。

ナルゲンとモンベル ボトルの違い
同じ1ℓのボトルだと、
- ナルゲン トライタンボトル
縦21cm×径9cm
耐熱温度 : 本体100℃/キャップ120℃
耐冷温度 : 本体-20℃/キャップ0℃ - モンベル クリアボトル
縦25cm×径8cm
耐熱温度 : 本体90℃ / キャップ 100℃
耐冷温度 : 本体0℃ / キャップ 0℃
『ナルゲンは短く太い』
『モンベルは長く細い』
という違いがあります。
モンベルの方が細長い形状のため、狭い寝袋の中でも邪魔になりません。
ウォーターボトルとして使う場合はどちらでもよいのですが、湯たんぽとしてなら、ぼくはモンベルが断然使いやすいと感じます。
ナルゲンのほうが耐熱温度が100度とより高く良さそうに感じますが、沸き立ての熱湯を使うわけではない(後述)ので、モンベルの90度でも問題はありません。
ウォーターボトル湯たんぽの作り方
お湯を沸かし、ボトルに入れます。1ℓの容器なら800mlくらいが良いです。
焚き火のついでに沸かしましょう。

熱いお湯を入れすぐに蓋をしてしまうと、蒸気で内圧が高まり、ボトルを傾けた時に漏れることがあります。少し冷ましてから入れましょう。
蓋を閉めたらタオル等で包みます。さらにビニール袋やジップロックに入れると万が一のときも安心です。
あとは寝袋に入れて準備はOKです。

1ℓなら翌朝までほのかな暖かさが残ります。ボトルのお湯は再度沸かし、コーヒーを淹れたり朝食を作るのに使えます。
氷点下の朝は水が凍っていることが多いので、すぐに使える湯たんぽのお湯が便利です。
まとめ
ぼくは、冬のキャンプをするまでは、湯たんぽって使ったことありませんでした。
なんなら「古くさいなぁ~」なんて思っていたくらい。「古の知恵だろ?」みたいな。
でも使ってみたら、その快適さは素晴らしい!のひとことです。
ぜひやってみて下さい!目からウロコの気持ち良さですよ。
くれぐれも、寝袋は濡らさないよう、気を付けて!
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