雨のキャンプは、慣れると結構たのしいものです。
タープの下で、降りしきる雨をぼうっと眺めながら飲むビールは、何とも言えない贅沢さ。
急に強くなったり、一瞬やんでみたり、ふと陽が射してきたりして。
頑丈な家の中にいると雨はただの雨ですが、あえて外で過ごしてみると、そこにはいろんなリズムや表情があることに気づきます。
刻一刻と変化する大きな流れの中にいるようで、それを感じるられるのも雨キャンプの醍醐味だと思っています。
雨のキャンプを楽しむ3つの道具
快適な雨のキャンプを過ごすなら、いつもとはちょっとだけ違う装備が必要になります。
雨具や水濡れに強い靴など「当たり前の雨対策」以外の、ぼくが雨キャンプを「快適に楽しむ」ために使っている装備3つ+αを紹介します。
大きめのタープ
雨のキャンプを楽しむなら、大きめのタープは欠かせません。
ずぶ濡れになってしまっては、元も子もありませんからね。
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小型タープでも雨をやり過ごすだけなら問題ありませんが、あまり身動きは取れません。
テントにこもって呑んだくれるくらいしか、する事がなくなってしまいます。
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やはり、ある程度の活動スペースは欲しいところ。
ソロの雨キャンプには3×3mくらいのタープがオススメ
このサイズならチェアにテーブル、小物などを置いても余裕があり程々に動き回れるので、充分に雨を楽しめます。
ただ、荒天になって横殴りに降ってくると、防ぎきれない事も。
タープ下にテントも入れる場合は、1人用なら問題ありませんが2人用となると少し手狭かもしれません。
4×3mだと、かなり安心
ぼくが雨キャンプ用に使っているのも、このサイズのタープです。
![](https://shizuwa-camper.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC_1713.jpg)
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このくらいの大きさになれば、存分に雨のアウトドアを満喫できることでしょう。
2人用テントでも濡らすことなく、タープの下に入ります。
たとえ天気が荒れたとしても、タープを低く張ってAフレームのようにしてやれば、雨が吹き込むこともない鉄壁の陣が出来上がります。
![](https://shizuwa-camper.com/wp-content/uploads/2020/08/DSCN3057_00001-1024x768.jpg)
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穴ぐらから雨の世界を望むのは楽しい。
どしゃ降りになると
「人類がまだ洞窟に住んでいた頃の、雨宿りを追体験するアトラクションかっ?」
って気分です。
チェア
チェアも、快適な雨のキャンプでは重要です。
ただでさえ動く機会の少ない雨キャンプ。
チェアがあれば
- イスに座る
- 地べたに座る
- 寝転ぶ
と、過ごし方にバリエーションが出てきます。
ずっと同じ姿勢でいるのはしんどいですからね。
ゆったりと寛ぐことのできるチェアも、雨のキャンプを快適にしてくれる道具です。
![](https://shizuwa-camper.com/wp-content/uploads/2020/06/DSC_1340_00001-1024x680.jpg)
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普段よりも座っている時間が長くなるので、積載より快適性重視のものを持って行きましょう。
娯楽
大きめのタープで居住空間をつくり、快適なイスに座ったら、あとは娯楽。
ぼくの場合は、本や動画です。
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屋外で雨の音を聞きながらの読書は、なかなかに非日常的な風情があって堪らなく素敵です。
アマゾンのプライム会員だと、手軽に本・動画・音楽を持ち出せて、快適な雨キャンプが捗りますよ。
スマホでも見れますが、タブレットだとなお快適。
ただ、雨音でなにも聞こえないからイヤホンは必須です。
さらに追加したい道具3つ
ぼくの雨キャンプでは上記3つが最重要アイテムです。
それ以外に、これもあると「さらに便利」なのがこの3つ。
防水ランタン
今どきのLEDランタンなら多少濡れたくらいではビクともしないでしょう。
それでも、雨ざらしにしておく訳にはいきません。
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そこで完全防水ランタンなら、雨でも気を使わなくてよいのでとても楽です。
ぼくはいつも、存在を忘れるほどにほったらかし。
フィールドラック
雨が想像以上に激しかった。
テント周りが水たまりになった。
そんなとき、地面に直置きでは道具が濡れてしまいます。
なので、雨キャンプでは道具を置けるラックがあると心強いです。
![](https://shizuwa-camper.com/wp-content/uploads/2020/08/DSCN3038_00001-1024x768.jpg)
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降水量の多い予報の時や、夕立がありそうな日などは、ユニフレームのフィールドラックが大活躍。
大きなゴミ袋
びちゃびちゃになったテントやタープは畳むのも大変です。
適当にまるめて、まとめてゴミ袋に入れ持ち帰るのがベスト。
忘れると結構めんどうな事になる、意外と重要なアイテムです。
道具のメンテナンスは忘れずに
雨のキャンプ後は、濡れた道具のメンテナンスは大切です。
ちゃんと乾燥させないとテントやタープなどはカビるし、金属はサビが出てしまいます。
面倒な作業ですが、頑張りましょう!
まとめ
楽しみにしていたキャンプも雨だとテンションが落ちがちですが、せっかくなので雨のキャンプを楽しんでみてはどうでしょう?
コツさえ分かれば難しいことはありません。
ぼくの楽しみ方は「雨の中、外でのんびり過ごす非日常感」を満喫すること。
あまり動きがとれない分、普段のキャンプよりチカラを込めてのんびりします。
過ごし方は人それぞれで、「レインウェアを着て散歩する」でもいいし「凝った料理を作る」も面白そう。
自分の心地良い過ごし方を見つけ、雨キャンプを満喫しましょう。
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