【ソロキャンレポ】沼沢湖畔キャンプ場・夏の終わりの完ソロを満喫

静かな湖畔キャンプがしたくなって、沼沢湖へ行ってきました。

会津若松市から車で1時間ちょっとの道のりです。

山に囲まれたカルデラ湖のほとり。沼沢湖畔キャンプ場は夏休みの賑わいも終わり、ひっそりとした雰囲気。

いいね~、やっぱり平日は最高。

湖面から吹く風はサラリとして、秋の気配がします。

日射しはあるものの、そんなに暑くもない。

静まり返った湖を眺めながらの、優雅な完ソロ湖畔キャンプをのんびり楽しんできました。

目次

平日、静かな沼沢湖畔キャンプ場

前回来たのが昨年の8月だったから、ほぼ1年ぶりの沼沢湖畔キャンプ場です。

あわせて読みたい
【沼沢湖畔キャンプ場】湖畔の木陰で夏キャンプ キャンプは夏!みたいなイメージがあるけど、実はいちばん過酷なシーズン。 防寒具でなんとなかる寒さと違って、暑いのはどうしようもない。 日陰に入るくらいしか対策...

時期も同じなら装備もほぼ同じ。

まぁそもそも目的からして、

「湖を眺めながらのんびり読書して、うたた寝でもするか」

という具合に毎回一緒なんだから、同じような道具選びにもなるってもんだ。

テントは寝るだけのストームブレーク1。

あわせて読みたい
軽量なソロ用テント!ノースフェイス・ストームブレーク1 暖かい時期をメインに使っているテント、ノースフェイスのストームブレーク1。 軽量コンパクトで設営が簡単、安くてカッコイイとお気に入りなのですが、ネットを見ても...

小さなソロ用テントは布面積が少なくて、設営・撤収、その後の後始末がすこぶる楽チン

そこがお気に入り。

寝床は棺桶だけど、どうせ夜は酔っ払ってるし無問題。

タープはノアズタープ9フィート。

あわせて読みたい
ノアズタープ9フィート 小さく美しいウイングタープ ケルティの「ノアズタープ・9フィート」を導入しました。 2020年カラーです。 ヘキサ、レクタと共に、代表的なタープのひとつであるウイングタープ。 さほど広い居住ス...

手持ちのタープの中でいちばんコンパクトなのはUSTのヘキサだけど、うたた寝するにはチト狭い。

そんな時はノアズ9。

なんと言ってもウイングタープは張るのが楽で、そこがイイ。

自分、ものぐさなモンですから。

イスは、脚をぶった切って無理やりロースタイルに適応させたハイバックチェア。

あわせて読みたい
高いなら切ってしまえ!ハイバックチェアをロースタイルにプチ改造 アマゾンのセールで、いわゆる「パチノックス」のハイバックチェアが安く買えた。 けど座ってみたら、普段ロースタイルの自分には少し座面が高いかな。 このままでも問...

安かったワリに、壊れることもなく未だ健在。座り心地もなかなかのモノ。

オットマン代わりのコンパクトチェアに足をのせれば、もう、うたた寝からは逃れられない。

こいつらをバックパックに詰めこんで、駐車場からテクテク歩く。

車横付けも手軽で良いけど、このちょっとした距離感もけっこう好きです。

湖を正面に、左右へキャンプ地が伸びています。

さて、どこに張ろうか。

山間のカルデラ湖がもつ雰囲気は、解放感というより、ひっそりとした秘境の空気。

週末だとそれなりに賑わってしまうので、来るならやっぱり平日だなぁ。

場内には、日帰りと見受けられるファミリーが一組と、ソロが一人。

思う存分、場所えらび放題。やっぱり平日だなぁ。

沼沢湖畔キャンプ場は心地良い日陰が多くて、日射しがあっても設営場所には困りません。

適当なところに陣取って、道中で買ったコンビニのパンで遅めの昼食。

缶コーヒーで流し込みながら、ダラダラとテントサイトを組み立てていきます。

頑張ると汗出ちゃうからね。

それでも、30分もしないで出来上がりです。

この手軽さがコンパクトな道具の魅力だよなぁ。

湖の浮島では、地元の中学生?たちが水柱を立てて、過ぎ行く夏を満喫していました。

「せーのっ!」

で、バク転しながら次々と飛び込んでいく。

その楽しそうな姿を遠目に眺め、おっさんの擦れたこころも癒された。

キャンプのすごし方はいつもと一緒です。

本とコーヒーでダラダラと。

たまにお菓子を食べて、適度にさんぽ。

我ながら「よく飽きないな?」と思うけど、こんなテンポが自分には合っているみたいだ。

天気は良いけど、適度に風があって暑くはない。

コントラストはまだ夏の色。

焚き火用にぼっくり回収。

樹に立てかけられたままの、夏の忘れ形見。

おっさんの心に染み入るぞ。

坂の上に続く道の先は、オートサイト。

たいして広い訳でもないし、展望もない。

利点は、きっちり場所が確保できるくらいかな。

ソロなら断然、湖畔のフリーサイトがオススメです。

湖水浴が楽しめるくらいだから、水も透き通ってキレイ。

ぶらぶら・・・ぶらぶら・・・

散歩ついでに、砂浜で薪を集めて・・・

蚊取り線香に火を着けて・・・

さあ夕食の準備だ!!

重たい思いをして持ってきたビール4本を解放するぜ!

準備と言っても、具材をぜんぶクッカーにぶち込んで完成だけどね。

日が傾いてきた・・・。

夏の忘れ形見・第2弾を発見。

しんみりしちゃう。

夏の猛威に晒され続けて、それでも存在を諦めない灯りを目に、ちょいと勇気を頂きました!

・・・オレ疲れてんのかな?

良い頃合いの暗さになってきた。

気が付けば、まわりはもう誰もいません。

やった!

ひさしぶりの完ソロだ!

いつの間にか、空に雲が広がってきた。

天気はこのさき下り坂。

星空は無理かなぁ?

・・・とりあえず夕食にしよう。

寒くもないので、焚き火台は小さなやつを。

新しく導入したヤエイワーカーズのチタンウッドストーブは、コンパクトなんだけど焚き火もそれなりに楽しめる絶妙サイズ。

「拾った枝で調理して、食後はちょっと火を愛でようか」って使い方にピッタリです。

あわせて読みたい
ヤエイワーカーズ『Titanium mini fire stand』 使いやすい絶妙サイズのチタン製ウッドストーブ Yaei Workers(ヤエイワーカーズ)のチタン製ウッドストーブ『Titanium mini fire stand』を購入しました。 アマゾン等でよく見かける中華製チタンウッドストーブと形は...

ビールも3本をすぎてヘロヘロになってきたけど、夕食は茹でるだけだから問題なしっ!

そう言って失敗したこと、何度もあるけどね。

ひっくり返したり、具材がラップに包まれたまま入っていたり・・・。

その度に、

「人は過ちを繰り返す生き物だなぁ」

と思い知るのだけれど、反省する気など微塵もない。

何故ならば、酒に酔っていれば大概のものは美味しく頂けるのだから。

結果オーライの精神ですよ。

・・・その後いつ寝たのか覚えていない。

目が覚めると、テント内のランタンが点けっぱなしになっていたので、酒の勢いで寝たのだと推測される。

それでも、キチンと新しいパンツとTシャツを身に着けているあたり、体に染み付いたキャンプの手順は、無意識のぼくを正しい方向へと導いてくれている。

けっして、ダメな大人じゃないんだからね!

やっぱり完ソロはイイ!

1年ぶりの沼沢湖畔キャンプ場、今回は平日ということもあり、完ソロを満喫してきました。

インターからも離れ辺鄙な場所にあるキャンプ場ですが、ロケーションの良さもあり、週末や連休中はワリと混むトコロです。

その分、平日は空いていることが多いので、のんびり過ごしたい人はシーズンオフの日曜~金曜がオススメ。

なお水曜は定休日です。

カルデラ湖の雰囲気は、普通の開けた湖畔とはまた違った厳かさがあって、猪苗代湖や裏磐梯との対比が面白いキャンプ場ですよ。

本当にひさしぶりの完ソロに癒された、夏の終わりのキャンプでした。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (2件)

  • いいな!完ソロキャンプ!

    こちらは緊急事態宣言9月末までとなり、我慢継続中。
    shizuwaさんのblogで癒されております。

    夏の終わりって不思議と感傷的になります。
    子どもの頃の、夏休みの思い出とか、休みが終わっちゃう焦燥感とか、ひぐらしの声とか。

    そんな雰囲気を漂わせる回。

  • やっぱりソロ好きとしては、完ソロの静まり返った夜は格別です。

    夏の終わりの、まだ寒くもなり切らないこの時期は、独特の空気感がありますよね。
    今回のキャンプ中ぼくの頭のなかでは、フジファブリックの「若者のすべて」がずっと流れていました(笑

    緊急事態宣言、仕方がないとはいえ、さすがにシンドくなってきますね。
    こちらでも、なんとなく会津地方から出ずらいです。

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次